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Feb 08, 2012

第十四回折口信夫会 折口信夫の在り処

第十四回「折口信夫会」のご案内を申し上げます。  今回は、「折口信夫の在り処」をテーマとします。  著書『小林秀雄の昭和』(思潮社、2010・10)にて第二回鮎川信夫賞〈評論集部門〉受賞し新著『大審問官の政治学』を刊行した神山睦美氏と、安藤礼二氏の対談から、ドストエフスキーの「大審問官」と折口信夫の「マレビト」の重なり合いについて新たに捉えていきたいとの思いです。さらに、来年度の会においては、安藤氏の『折口信夫天皇論集』にも、本格的に向き合うことを試みる予定です。  また、藤井貞和氏の新著『折口信夫古典詩歌論集』が、1月に刊行されました。同書所収の古典詩歌論を軸に、藤井氏と長谷川政春氏の対談により、折口信夫の学問と創作の問題について探ります。  ご参加をお待ちいたしております。

◎日時 2月25日(土) 14時00分より (※参加申込は不要。直接お越し下さい)

◎会場 東京理科大学神楽坂キャンパス 2号館223教室 (東京都新宿区神楽坂1-3)       ▲前回と異なります。下記交通案内または地図のリンクをご参照下さい。 地図はこちら

◎テーマ「折口信夫の在り処」(司会 長谷川政春氏)  イ、神山睦美氏×安藤礼二氏 対談「マレビトと大審問官」  ロ、藤井貞和氏×長谷川政春氏 対談    「『折口信夫古典詩歌論集』をめぐって」

◎交通 飯田橋駅(JR総武線)西口、及び地下鉄各線B3出口から徒歩3分  1.神楽坂を少し上り、花屋と鰻屋「志満金」の間の路地に入るよう左折。  2.直進し、キャンパス内へ。会場(2号館)は右手の二つ目にある建物。

※次回(第十五回)は、5月後半の土曜日に開催(会場未定)。 ※折口信夫にご興味をお持ちの方等、お誘い下さい。

【参考文献―会の予習にお役立てください】  ★神山睦美氏   『大審問官の政治学』(響文社、2011・10)  ★安藤礼二氏   神山睦美+安藤礼二「(鮎川信夫賞インタビュー 2)    善悪の矛盾を受けとめる―小林秀雄と折口信夫―」(「現代詩手帖」2011・6月号)   『折口信夫天皇論集』(講談社(講談社文芸文庫)、2011・5) http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2901234&x=B  ★藤井貞和氏   『折口信夫古典詩歌論集』(岩波書店(岩波文庫)、2012・1) http://www.iwanami.co.jp/hensyu/bun/

【お知らせ】  会誌「折口信夫研究」創刊号(頒価1000円)を、刊行いたしました。  第十四回開催日に、会場にて販売・受付を予定いたしております。  「折口信夫研究」創刊号内容の詳細は、以下をご参照ください。 http://www2.tamabi.ac.jp/cgi-bin/iaa/article.php?id=440

本件問い合わせ先 折口信夫会連絡先:orikuchi★live.jp(★は@に変えてください)

ポスト @ 2012/02/08 17:21 | お知らせ,折口信夫,安藤礼二

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