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Mar 31, 2009
鶴岡真弓新刊 阿修羅のジュエリー
鶴岡所員の新刊『阿修羅のジュエリー』が理論社「よりみち!パンセ」 シリーズの1冊として3月27日に発刊されました。
詳しい内容紹介は記事末尾を参照頂くとして、今回注目は 鶴岡所員自筆のイラストが何点か掲載されています。一例をご紹介します。
ちなみに本書は、今日から東京国立博物館で始まった「国宝阿修羅展」の 会場でも販売されています。
<内容紹介> 「輝きをデザイン」できる人間の力。 「国宝・阿修羅」像のネックレス、ブレスレットなど「装飾デザイン」から読み解く!
神秘の国宝「阿修羅」。 人気最高のその仏像なら、だれもがよく知っている。
しかし、そこには見逃されてきた「ジュエリー」の世界があった。「装飾の魂」があった! よく見れば、阿修羅像は、「金色の胸飾り」に「花柄の巻きスカート」をはじめ、 1300年前の国際的ファッションをまとう、きらきらしい鬼神でもあるのだ。
本書は、「国宝・阿修羅」像のネックレス、ブレスレットなど「装飾デザイン」 から始め、聖母マリア、ルネサンスの貴婦人、近代名画のサロメ、シュリーマン発見の財宝などを 東西に訪ねて、聖なるフィギュアを飾った、ジュエリーから携帯ストラップまでを、 豊富なカラー図版や楽しいイラストとともに、 「輝きをデザイン」できる人間の力を読み解きます。 これまでのシルクロードを超え、日本、西域、インド、ペルシア、トルコ、イタリア・・・筆者が踏破した「ジュエリーロード」を旅しながら、宝石と装飾から発見される、常識をくつがえす魂の文明史! 「国宝・阿修羅」像の見方が360度変貌する、待望の書。「中学生以上のすべての人に」の好評「よりみち!パンセ」シリーズの最新刊!
<目次> キラキラへのイントロダクション 「輝き」をデザインできる人間の力 第1章 阿修羅ジュエリーの発見 「飾る」デザイン力 第2章 シルクロードからジュエリーロードへ 宝石の道と王妃たち 第3章 「花」と「星」のアシュラ ペルシアから奈良へ 第4章 マリア様と貴婦人の真珠の髪飾り イタリア・ルネサンスと東方貿易 第5章 サロメと仏像のストラップ 祈りのジュエリー 結びのことば さらなる旅に向かって
関連情報 : 阿修羅展情報 2009年3月31日-6月7日 東京国立博物館 公式サイトはこちらです。 2009年7月14日-9月27日 九州国立博物館
平出隆所員の、新たな「本」のかたちを提唱する造本のシリーズ、 via wwalnuts叢書の刊行が開始されました。
〈出版社による内容紹介〉 詩人としての活動とともに、その装幀家としての活動が一体化する平出隆が、本の最小にして最終の形態のひとつを作り出した画期的造本のシリーズ第1弾。加納光於との詩画集『雷滴 その研究』の補遺として書かれた詩篇集。 その繊細きわまりない造本は、発売前から、第一線のグラフィックデザイナーの注目を集めている。 via wwalnuts 叢書 01 平出隆『雷滴 その拾遺』 定価777円(740円+税) 送料無料
なお、初版は40部となっています。 注文はこちらからどうぞ。
通常の書籍と同じくamazonで購入できるほか、上記サイトでは、 封筒状の表紙に、切手とお宛名のシールを貼り、著者の署名入りで、 直接、版元からお手許へ郵送するという、メールアートのようなかたちでの購入を選択できます。
繊細な造本の様子もご覧ください。