[title] Institute for Art Anthropology INFORMATION

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Oct 17, 2008

折口信夫シンポジウムのインターネット公開開始

今年5月24日に行われた、研究所と折口信夫会の共催による シンポジウム「折口信夫、戦争と平和」の模様が、 本日よりインターネットサイト「tamabi.tv」で公開されます。 http://www.tamabi.tv/research/iaa-orikuchi.php

4時間を越えた講演・討議を、約1ヶ月かけて以下の通り順次掲載します。どうぞお楽しみに。

2008/10/17(本日)  研究趣旨について(安藤礼二)  岡野弘彦:『神道概論』をめぐって、折口の神について 2008/10/21  中沢新一:「神道宗教化の意義」をめぐって、折口の新しい宗教論について 2008/10/24  藤井貞和:『現代襤褸集』をめぐって、折口の詩について 2008/10/28  平出隆:折口の詩論、言語論をめぐって 2008/10/31  成瀬有:『倭をぐな』をめぐって、折口最晩年の短歌について 2008/11/04  持田叙子:「死者の書 続篇」をめぐって、折口晩年の散文作品について 2008/11/07  長谷川政春:「源氏物語における男女両主人公」をめぐって、折口の源氏物語論について 2008/11/11  安藤礼二:「民族史観における他界観念」について、問題提起のまとめ  『倭をぐな』朗読:畠山英治・篠崎央子 2008/11/14  質疑応答(1)  質疑応答(2)

2008/10/17 15:49 | お知らせ,イベント報告,ダウンズタウン・プロジェクト,展覧会情報 | Permalink | Trackback

Sep 05, 2008

コラボレーションプロジェクト Homicevalo 完成

芸術人類学研究所と高木正勝氏(IAA客員研究員)とのコラボレーション映像作品 「Homicevalo ホミチェヴァロ」が完成しました。

この作品では、芸術人類学研究所が進めている「人間と動物」の関係を根本から見直す研究プロジェクトの一環として、世界中の神話が語っている「人間と動物の対称的関係」を、実際の映像をつかって表現することが試みられています。

26歳になる白馬ベイヤードと、フランスの曲馬サーカス「ジンガロ」への出演経験もある騎手の大淵靖子さんがプロジェクトに参加、2007年夏の北海道・足寄湖畔にて撮影が行われました。

馬と娘の悲劇的な恋愛を物語る「馬娘婚姻譚」(日本では『オシラサマ』として知られています)を参照しながら、独自の解釈による馬と人間の関係についての新しい神話を映像作品で表現しようとしました。それが人間(ラテン語で "homi")と馬(エスペラント語で"cevalo")の融合をあらわす、Homicevaloという作品タイトルの由来となっています。結果的にほぼ無声映像となった本作品は、かえって観る人を引き込み、それぞれの神話を観る人の心の中に生み出すかのようです。本作品は、今後多摩美術大学内での上映会、映画館での上映等を予定しています。

Homicevalo ホミチェヴァロ
2008年 12分

映像 : 高木正勝 出演 : ベイヤード (堀井厩舎), 大淵靖子 (多摩美術大学芸術人類学研究所) 企画 : 中沢新一, 多摩美術大学芸術人類学研究所, エピファニーワークス 参照 : 馬娘婚姻神話

スタッフ : ベイヤード・カンパニー, 大淵靖子 (多摩美術大学芸術人類学研究所) , 石倉敏明 (多摩美術大学芸術人類学研究所), 金子雅是 (多摩美術大学芸術人類学研究所), 林口砂里 (エピファニーワークス), 津村多恵, 遠藤知美  協力 : 堀井武俊 (堀井厩舎), 堀井博之 (堀井厩舎) 助成 : 財団法人 セゾン文化財団

なお、高木正勝さんの個展「イタコ」は 8/30(土)〜9/27(土)まで白金高輪の山本現代で開催中です。 ぜひご覧下さい。

2008/09/05 21:02 | お知らせ,展覧会情報 | Permalink | Trackback

Jun 26, 2008

エミリー・ウングワレー展

六本木の国立新美術館に行ってきました。 「アボリジニが生んだ天才画家 エミリー・ウングワレー展」 5.28(火)- 7.28(月)国立新美術館

78歳から逝去するまでの8年間に3,000点の作品を制作したアボリジニの画家。 すばらしい作品群です。ぜひ、間近でご覧になって下さい。

点描や格子柄を多用したウングワレーのアボリジニ芸術は、 環太平洋地域の思想と芸術の粋を極めています。

2008/06/26 15:50 | 展覧会情報 | Permalink | Trackback