30 5月 

NEW MATERIAL ! 「 和紙 」アワガミファクトリー

Posted by CMTEL  |  2012/05/30 09:00

新着素材のお知らせです。

アワガミファクトリーさんより和紙のサンプルを提供していただきました!

photo-10

●アワガミファクトリーとは
富士製紙企業組合を母体とした、1300年の歴史を持つ阿波和紙ブランドの総称で、
機械梳き紙、手漉き紙、後染めによる加工和紙製品を製造販売しています。

CMTELでは、今回初めて和紙製品を紹介するということで、まず簡単な和紙の説明をしたいと思います。
和紙製品は、機械でつくる「機械漉き紙」と、職人が一枚一枚つくる「手漉き紙」の大きく二つに分けられます。

●手漉き
昔ながらの技法である手漉きの製品は、「溜め漉き」という技法を使って厚く紙を漉くことが可能です。
また、手漉き和紙独特の紙の四方の「耳」を生かした製品、特注の和紙などをつくる場合も手漉きで行われます。

●機械漉き
機械漉きの製品は、手漉きと違い一度に大量に生産できます。そのためコストも比較的安価になります。
その他に、和紙であっても、均一の品質で商品をつくることができることも大きな利点です。

今回ご紹介するアワガミファクトリーさんでは、手漉き、機械漉き、両方の製造法を扱ってます。
中でも注目したいのは、伝統的な製法である「流し漉き」を機械に置き換えて製造している機械漉きの手法です。
この機械漉きの手法は、昔ながらの原料を、ゆっくりとしたスピードで漉くことで 、
手漉き和紙と同じように、天然原料の持つ光沢や風合いを活かした製品に仕上がるのが特徴です。

また、オフセット印刷やインクジェット印刷できる和紙(A.I.J.P)、インテリア用の和紙など、
現在のスタイルや、制作環境に合った和紙も充実しており、
単品からオンラインストアで購入できます。(オンラインストアは学割ありです!)
オンラインストアでは紙すき用の道具や材料も取り揃えています。自分で漉いた和紙を、作品づくりに
活かすのも 面白いかもしれません。

実際の和紙を触って試して欲しいということで、アワガミファクトリーさんから大量のサンプルを頂いてます。

photo-5

こちらはインテリア用壁紙サンプルです。たくさんあります。
かなり厚みのあるものもあるので、室内模型や、この厚みを活かした提案なんかも面白いかもしれません。

photo-7

こちらは後染めのサンプルです。グラデーションが本当にきれいです。

photo-4

これも後染めのサンプル集です。製品見本ではありますが綴じ方も素敵で参考になりますね。

photo-9

こちらはロール紙の見本帳です。大判の版画用紙や、ラッピング、パッケージデザインにも使えそうです。

上でも少し触れましたが、アワガミファクトリーさんのご好意で、たくさんの試供品を用意していただきました。
インクジェット和紙(A.I.J.P)や、版画用紙(白峰,竹和紙)、水彩画用紙(白鳳)などがあり、
制作物に合わせたものを選んで、ぜひ試してみてください。和紙作品の可能性が広がると思います。
試供品を試したい方は、CMTELスタッフまで声をかけてください。

photo-2

(現在の展示は、入り口すぐ右側に展示しています)
アワガミファクトリーさんの見本帳は、ほとんどが和紙でできていて、どれも素敵な質のものばかりです。
優しい風合いのサンプルを直に手で触れながら、
制作のアイディアを見つけて欲しいとCMTELでは考えていますので、ぜひ一度お越し下さい。

アワガミファクトリーさんのHPはこちら
↓↓
awagami logo

オンラインストアはこちら
↓↓
阿波和紙の製造直売オンラインストア