12月10日水曜日、CMTELでカッティングマシンの使い方を学ぶミニワークショップを開催しました!
今回のワークショップでは、Craft ROBO Proというカッティングマシンの使い方を紹介し、体験してもらいました。こちらがそのマシンです。
●Craft ROBO Pro (クラフトロボ・プロ)とは?
はさみやナイフを使わずに、紙やフィルムを自由に切ることができるカッティングマシンです。
デジタルデータ(イラストレータデータ等)を使ってカットしますので、複雑なカットでも簡単に切ることができます。※使用例:ステッカー制作、ペーパークラフト、カード制作など
★マシン詳細はこちらから→ Craft ROBO ホームページ
綺麗な円や複雑な曲線をフリーハンドで切り抜くのは大変だな…同じ形をいくつも切るのは大変だな…誰もがそんなことを思いながら、はさみやカッターを使ったことがあると思います。このCraft ROBOは、イラストレータで作ったデータをもとに、それらを簡単に行ってくれるマシンなのです。
通常は個人に向けてその都度行っているレクチャーを、今回はより詳しくカッティングマシンの使い方を知り、
制作に活かしてもらうために、ミニワークショップとして行いました。
* * * * * * * * * * * *
まずは基本の操作説明。刃やボタン操作、データ上での注意点を説明していきました。たくさんの情報があるので、メモを取るのはとても大切ですね。
途中、失敗例を含め、用意したいくつかの素材のカットサンプルも見てもらいました。工夫次第で、ちょっと厚めのケント紙や、塩化ビニルのシートなども切ることができます。
しかし、身近に手に入るイラストボードや黄ボール紙は難しく、うまく切れないことも分かりました。
実際に使うときには、それぞれ工夫をこらして、いろんなカッティングに挑戦してみてもらいたいと思います。
百聞は一見に如かず、ということで、実習に移ります。
まずはそれぞれ基本操作をおさらいしながら、実際に紙を切ってもらいます。今回はこんなボックスのデータを用意して、カットしてもらいました。
動作をひとつひとつ確認しながら、はじめてのカッティングマシンの操作。
簡単そうに見えて、覚えることがたくさんありました。クラフトロボは、使えば使うほどコツがつかめてくる、
奥の深いマシンです。実際の制作に限らず、ぜひ練習しに来てくださいね。
実習を終えて今度は応用編の説明です。
1つ目に、素材を切りたい位置にあわせてカットする方法をお伝えしました。それがトンボを使用したカッティング方法です。あらかじめ4つの角に設置したトンボを、クラフトロボが光センサーで読み取ります。
素材によってはトンボをうまく読み取らない場合があります。そんなときに使える工夫の一例も紹介しました。
そして2つ目。クラフトロボは、ロール状のカッティングシートも切ることができます。
わざわざ台紙の大きさにカットしなくても、ロールを選択することが可能です。
カッティングシートで長いデータを切りたいときや、一気にたくさん切りたいとき、2m以上にも対応しているので、ぜひ制作に活用してみてください。
応用編が終わったあとは、皆さんに自由にクラフトロボを使用してもらいました。
持参した紙を切る人や、どれくらい小さな文字が切れるのか実験する姿もありました。
これを機会に、いろんな工夫をこらしてどんどん制作に活用していってもらえると嬉しいです。
Craft ROBO は、CMTELに常時展示していますが、見るだけではなく、
データと材料があれば、自由に使用することができます。
また、レクチャーの予約も随時CMTELにて受け付けていますので、
今回ワークショップに参加出来なかった方も、ぜひご利用ください!
Craft ROBOについては、こちらでも紹介しています。参考にしてみてください。
___________________________________________________
※Craft ROBOは、サポート企業・グラフテック株式会社 様にご協力いただいて展示しております。