新着素材のお知らせです。
株式会社杉原商店さんより手作り越前和紙のサンプルを提供していただきました!
●越前和紙とは
福井県越前市より生産される越前和紙の主な特徴は、豊富な種類と、高技術、高品質、そして伝統工芸でありながらたくさんの新しい技法を生み出していることです。
越前和紙は梱包などに使用される薄様紙、ふすまや内装用の鳥の子紙、その他にも奉書紙、檀紙、書画用紙、局紙などさまざまな形でわたしたちの生活に根付いています。
日本初の紙幣としても使用された越前和紙は高品質であるため、古くから用いられており、現在は文化財の修復や保存にも使われています。高技術、高品質でありながら、時代に合った様々な技法も生み出され、和紙の新たな可能性を広げています。
CMTELでは実際に、越前和紙を使用した製品を展示しています。
こちらは漆和紙のペンケース、メモ帳と筆入れです。和紙でありながら漆加工が施されているので、丈夫でとても上品な仕上がりです。
写真用和紙コレクションはとても発色がよく、雰囲気のあるサンプル集となっています。
手漉きちぎり和紙は透かし和紙技術により、輪郭線が薄くなっているので、ちぎりやすく、ふわふわなのが特徴です。雲、ペンギンや猫など様々な形がつくられており、使い方はさまざまです。
その他にも原料となる楮、麻、三椏、雁皮も展示しています。それらをもとにできた和紙のサンプルもありますので是非触ってみて下さい。
株式会社杉原商店さんは和紙を用いて様々な内装展示、製品作りを行っているので、今までにない、新しい和紙の可能性を感じさせてくれます。みなさんにとっても制作のアイデアにつながると思いますので、是非ご覧になってみて下さい!