26 9月 

HP掲載用

こんにちは!CMTELでは10月にワークショップ「透明樹脂を始めよう!」開催致します!

今回のワークショップでは「透明樹脂」をテーマに行います。成型用や注型用に用いられる透明樹脂には様々な種類がありますが、その中でも透明度の高いエポキシ樹脂の「クリスタルレジン」とやわらかいグミのようなポリウレタン樹脂の「グミーキャスト透明」の2種類を使用します。これらの樹脂についての実演、講義、実習を行い、さらに着色剤の「NRクリアカラー」を使用してグミーキャストの調色から着色も行います。触れたことがなくても樹脂をもっと制作に繋げられるワークショップです!

クリスタルレジンとグミーキャストの詳しい説明はこちら
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【開催概要】
日時:10月24日(木) 第一回 14:40~16:40 第二回 16:50~18:50
場所:メディアセンター2F CMTEL
講師:日新レジン株式会社 戸丸氏、目黒氏、山本氏
対象:多摩美術大学全学生
定員:1回につき36名 ※先着順/定員になり次第、募集を締め切ります。
持ち物:クリスタルレジンの中に封入するもの
(乾燥しているもの: 高さ60mm 幅40mm 厚み3mm以内 例)ビーズやプリント等)

※実習で使用します、当日必ず持参して参加して下さい。

【応募方法】

●八王子校舎の希望学生は、メディアセンター2F CMTELにて直接申し込み手続きをしてください。
※来館の際には、学生証を持参してください。

●上野毛校舎の学生は、メールにて受け付けます。
cmtel@tamabi.ac.jpまで、ワークショップ参加希望と明記の上、学部/学科/学年/氏名を記入し、送信してください。

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是非この機会に透明樹脂を体験してみて下さい。皆さんの参加をお待ちしてます!!

日新レジン (1)

17 9月 

9月休館日のお知らせ

Posted by CMTEL  |  2013/09/17 11:13

9月の休館日をお知らせします。

土曜:21日、28日

日曜:22日、29日

祝日:9月23日(月)は授業調整日のため、開館致します。

また、10月2日(水)にワークショップ「ワックス素材を体験しよう!」を開催します!
詳しくはこちら

05 9月 

HP掲載用イメージSDWAX

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こんにちは!CMTELでは10月に「ワックス素材を体験しよう!」と題した原型制作ワークショップを行います。

造形用ワックスとは、蝋(ろう)の一種で、室温では固体ですが、加熱すると比較的低い温度で溶けるという特性がある素材です。簡単に切削でき、また溶かしたワックスを盛りつけられるので、複雑な形状を素早く作ることができます。主にジュエリーやフィギュアなどの原型に使用されている素材です。
今回はこの造形用ワックスの中でも特に扱いやすい「SDWAX」を用いたワークショップです。
SDWAXの詳しい説明はこちら

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【開催概要】
日時:10月2日(水) 16:20より 2時間
場所:メディアセンター2F CMTEL
講師:SOLID DESIGN 長村氏
対象:多摩美術大学全学生
定員:20名 ※先着順/定員になり次第、募集を締め切ります。
持ち物:30度カッター×1 ※実習で使用します、当日必ず持参して参加下さい。

【内容】
プロの原型師にお越し頂き、ワックスの扱い方を講義して頂きます。また、実際にワックスを使ってジュエリーなどの小さな原型モデリングの実習を行います。

【応募方法】
●八王子校舎の希望学生は、メディアセンター2F CMTELにて直接申し込み手続きをしてください。
※来館の際には、学生証を持参してください。

●上野毛校舎の学生は、メールにて受け付けます。
cmtel@tamabi.ac.jpまで、ワークショップ参加希望と明記の上、学部/学科/学年/氏名を記入し、送信してください。

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是非この機会にワックス素材を体験してみて下さい。皆さんの参加をお待ちしてます!!

今回ご紹介したSDWAXのウェブサイト
http://www.soliddesign.biz/cn62/SDWAX1.html
その他WAX関連機材やジュエリーを扱うSOLIDDESIGNのウェブサイトサイト
http://www.soliddesign.biz/cn62/SDWAX1.html

06 8月 

EVENT REPORT @ MATERIAL FACTORY

Posted by CMTEL  |  2013/08/06 15:45

2013年7月20日と21日に開催されたオープンキャンパスにて、
CMTELでは「CMTEL MATERIAL FACTORY」と題したイベントを行いました。

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「CMTEL MATERIAL FACTORY」とは、いろいろな素材を、見て、触れて、遊んで、体感することができるワークショップスペースです。「マテリアル展示」ブースと「実演+体験」ブース、ワークショップ「マテリアル・ネックレスを作ろう!」の3つのイベントを開催し、オープンキャンパスの2日間でなんと約1000名の方々にご参加いただきました!
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・マテリアル展示
いろいろな素材に触れたり、素材に関する技術を見ることができるブースです。
それでは展示した素材を紹介していきます。

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こちらは、ジュエリーの原型を作るための「ジュエリーワックス」と、ゴム型などに射出する「インジェクションワックス」です。ジュエリーワックスとは、指輪などの原型をつくるための素材で、簡単に切削できる点や、熱でかたちを変形させることができる点などが特徴です。また、切削加工機などデジタルツールでの加工も可能です。ワックスの熱で溶ける点を利用し、射出成型用につくられたものがインジェクションワックスです。この素材は、細部の再現性、硬化速度、収縮の少なさや、優れた流動性などの特徴を持ち、加工目的に合わせてさまざまな種類のものがあります。

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3Dデータを実際の形状に切削加工してくれる「3D切削加工機」を展示し、実際に切削の実演をしました。3D切削加工機とは、コンピュータ制御による切削加工機です。3DCADソフトなどを使ってモデリングし、そのデータを切削機に送ることで、3次元の立体物を得ることができます。加工素材は、ケミカルウッド、モデリングワックス、アクリル樹脂などの材料です。このようにコンピュータを通して加工を行う機械のことを、デジタルクラフティングツールと呼びます。現在では個人で扱えるのも増えており、デジタルクラフティングツールは今後ますます広がっていくと思います。

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こちらは、高い寸法精度と寸法安定性のある快削性樹脂「サイコウッド」です。サイコウッドとはABS樹脂をベースにした特殊なプラスチックで、機械加工に最適な造形材料です。写真の龍の切削物のような細かな形状の切削に向いており、主に精密なマスターモデルなどに使用されます。均一で高密度な材質なので、簡単な塗装をするだけで艶やかな表面となる点も特徴で、加工性や剛性別に3つの種類が用意されています。

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こちらは、デザインモデル、マスターモデル、試作用素材などに適している、ウレタンなどを主原料にした「ケミカルウッド」です。ケミカルウッドは木材のような性質を持った人工素材で、硬度に応じていろいろな種類があります。軽い、加工性が良い、接着性が良い、着色性が良い、経年変化がほとんどないなどの特性があり、モデルづくり初心者にもおすすめできる使い勝手の良い造形材料です。また、械加工用素材としても使用できます。

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こちらでは、金属の型抜き加工品、曲げ加工品など、アルミニウムと真鍮の加工品を展示しました。アルミニウムは、耐食性、熱伝導性、電気伝導性に優れた素材で、金属の中でも加工性が良いのが特徴です。真鍮とは銅と亜鉛の合金のことを指し、アルミニウムと同じく加工性の良い金属の代表です。こちらも日用品から工芸品に至るまで幅広く使用されている金属です。また、これらの金属加工技術を使って制作されたiPhone Trick Coverも展示しました。

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鋳造(ちゅうぞう)という技術を紹介する展示です。鋳造の工程モデルや、鋳造品、鋳造機器を展示しました。鋳造とは、金属を高温で熱して液体状にしたものを型に流し込み、冷やして目的の形状に固める加工方法です。鋳造に使用する型のことを鋳型(いがた)、鋳造でできた製品のことを鋳物(いもの)と呼びます。そしてこの鋳造技術を使って多摩美マークのペンダントトップを制作していただきました。3DソフトRinocerosでモデリングし、ワックスのブロックを3D切削機で加工して原型をつくり、それを型取りしたものを真鍮で鋳造して制作しました。

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「インダストリアルクレイ」を始めとするモデリング材料や、その他デザインツールを展示しました。
インダストリアルクレイとは、プロダクトデザイン(主にカーデザイン)やフィギュアの原型、特殊メイクなどの立体造形の開発・検討に使用される専用の粘土です。専用のオーブンやウォーマーで指定温度まで温めると、柔らかくなり造形がしやすくなります。常温に冷めると適度な硬度を保ち、ツール類を使用してサクサクとかたちを削り出せます。試行錯誤をしながらのデザイン開発・検討に最適な素材です。
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・実演+体験
プロの技術の実演を見ることができるブースです。
またプロの道具を使っての体験型ワークショップも行いました。

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こちらでは、プロのモデラーさんによるクレイモデリングの実演を行いました。カーモデルにクレイを盛ったり、特殊なヘラを使い、キレイにカーモデルを削っていく方法など、実際のデザインの現場と同じ工程でクレイモデリングをしていただきました。クレイモデルは樹脂や石膏等に比べてスケッチの立体化に適しているため、寸法精度よりもイメージを重視した。ねらい通りの表現ができる点が特徴です。

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また、実際にインダストリアルクレイの造形体験も行い、クレイの盛り方や削り方、道具の使い方など、さまざまな方にクレイモデリングを体験していただきました。

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こちらでは100%自然素材の漆喰壁塗り体験を行いました。漆喰(しっくい)とは、瓦や石材の接着や目地の充填、壁の上塗りなどに使われる、水酸化カルシウム(消石灰)を主成分とした建材です。調湿機能に優れている点や、難燃性であること、消臭効果がある点などが特徴です。

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漆喰壁塗り体験では、「コテ」という漆喰を塗る道具と、誰でも簡単に扱える「チューブタイプ本格漆喰」を使った体験を行いました。コテ使いの微妙な変化でさまざなま模様を生み出せる壁塗りのコツや、道具の詳しい使い方を紹介しました。こちらのチューブタイプ漆喰はたくさんのカラーバリエーションがあるので、それを活かして絵を描く方や、初めてでもきちっと均一に塗る方などさまざまな使い方で楽しんでいただきました。
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・ワークショップ「マテリアル・ネックレスを作ろう!」
展示している素材のパーツを組み合わせてネックレスをつくるワークショップです。

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まずは受付でネックレスのもとになるヒモを選びます。

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いろいろな素材の中から好きなパーツを選んでいきます。

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素材を自由に加工し、自分だけのネックレスを作っていきます。

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素材の中には、吉田キャスト工業さんに制作していただいた多摩美マークのペンダントトップもあり、研磨して金属をピカピカに仕上げる加工も体験できました。

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また、メッキ加工の実演も行いました。ペンダントトップの仕上げとしてメッキ加工を施すことで艶やかな表面が保たれます。

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普段あまり触れる機会のない工業用材料を前に、みなさん真剣に加工に取り組んでいます。

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企業の方々も真剣です!

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最後に出来上がったパーツにヒモを通せば完成です。

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たくさんのオリジナリティーあふれるネックレスができました。
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「CMTEL MATERIAL FACTORY」は以下のサポート企業の方々にご協力頂き開催しました。

日本フリーマン株式会社
株式会社ミナロ
株式会社ソニックス
株式会社シノダ
吉田キャスト工業株式会社
株式会社ニットー
有限会社 辻建材
富士重工株式会社
株式会社トゥールズインターナショナル

イベントは、多くの方々のご協力により両日ともに大盛況のうちに終わりました。展示した素材は、引き続きCMTELにて紹介しますので、素材の詳しい内容や使い方、企業情報などが知りたい方はぜひ一度CMTELにお越し下さい。

25 7月 

2013年7月20日(土)21日(日)のオープンキャンパスにてワークショップ「多摩美リングをつくろう!」を開催しました。2日間で300人以上の方にご来場頂き、大盛況となりました。

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このワークショップは多摩美リングをウレタン樹脂で成型するものです。樹脂の取り扱いが初めての方でも簡単に樹脂成型を体験できるものとなっています。リングは多摩美のマークをモチーフにデザインされているので、記念品にもぴったりです。今回も日新レジン株式会社さんにご協力頂き開催しました。
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それではまず手袋、マスク、エプロンを装着して体験スタートです!
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各テーブルには事前に計量された液体状の主剤と硬化剤の入ったカップが用意されています。また、主剤はあらかじめ多摩美のシンボルカラーの青色に着色されています。主剤のカップに硬化剤を入れ、攪拌します。攪拌を始めてから90秒以内、硬化が始まるまでにシリコン型に流し込みます。

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15分程硬化時間を置いた後、シリコン型をゆっくり外すと流し込んだ樹脂がリングの形に固まっています。取り出したリングについている余分なところをニッパーなどで取り除けば完成です!
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今回ご協力頂いた日新レジン株式会社さんは数多くの樹脂を扱っており、今回使用した注型用ウレタン樹脂「ホビーキャスト」以外にも透明樹脂の「クリスタルレジン」、スポンジの様な「発泡ウレタン」、グミのような触感の「グミーキャスト」や、低融点の合成金属「クラフトアロイ」等を取り扱っています。これらの注型用樹脂製品はホビーショップやホームセンター等で市販されており、どなたでも手軽に樹脂の作品を作ることができます。CMTELではこれらのサンプルや資料も展示していますので、制作の参考にチェックしてみて下さい!

また、今年のワークショップもお子様から大人の方まで幅広い方々に体験して頂きました。
今回参加できなかった皆さんもまた来年、ぜひ参加してみて下さいね!

クラフトレジンウェブサイト↓↓↓
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