21 5月 

NEW MATERIAL!「エコ・クレヨン」and more!

Posted by CMTEL  |  2015/05/21 17:49

こんにちは。
今回は自然素材のみで作られたアートツール「エコ・クレヨン」「エコ・フィンガーペイント」「エコ・ドゥ」をご紹介します。
現在展示中のサンプルはアメリカの子ども用アートツールブランド『eco-kids』の製品になります。
eco-kids』は、“自分たちの子どもに安全なアートツールを与えたい”と考えた夫婦が、幼少時代に彼らの祖母が考案し与えてくれたオリジナルのアートツール作りのレシピを自然素材で復刻させたのが始まりでした。
集合

初めにエコクレヨンをご紹介します。
エコ・クレヨン
エコクレヨン

●エコ・クレヨンとは?
一般的なクレヨンは石油由来の原料を含んでいますが、エコ・クレヨンは天然の蝋と海のミネラルといった自然素材のみで作られたクレヨンになります。
そのため、エコ・クレヨンは一般的なクレヨンに比べ、特有のべとつきや臭いも抑えられています。
エコクレヨン05

●きれいな発色
海のミネラル色素を使用しているので、人体に無害でありながらも優しい色あいがエコ・クレヨンの魅力の1つです。
カラーバリエーションは8色と多くはありません。しかし一般的なクレヨンは紙に1色目を塗った上から、別の2色目を重ねての混色が難しいのに比べ、エコ・クレヨンは混色が可能で少ない色数でも広い色調の幅を表現することができます。
エコクレヨン06

●握りやすい形状
エコ・クレヨンは握力の弱い人にも握りやすいように、石ころのような形をしています。常にどこかに角があるため、描き易さも逸品です。ごつごつとした見た目ですが、描き心地はさらさらとしており、クレヨン特有の描きカスもでません。
スティック状のクレヨンとは違い、エコ・クレヨンは持ち方に決まりはなく描き方は自由です。持ち方によっては一度に複数の線を引くことや面で塗ることもできます。まるで幼い頃、道路に落ちている石で落書きしたことを想起させるような、創造力をかき立てられる形状となっています。
エコクレヨン03


次に「エコ・フィンガーペイント」をご紹介します。
エコ・フィンガーペイント
エコフェンガーペイント05

●エコ・フィンガーペイントとは?
植物・野菜・果物・米粉・コンスターチ等で作られた水彩絵具です。
こちらも全て自然素材でできているため、指や手を使ってペイントをしても肌が荒れにくい点が特徴です。
エコフェンガーペイント03

●自然の色素
エコ・フィンガーペイントに用いられている色素は、スパイスのクチナシ(下画像参照)・ベニノキの種・紫イモ・赤キャベツ等から抽出されています。クチナシは着色料としてたくあんにも一般的に用いられるスパイスです。
発色は一般的な絵具よりも深みのある色合いで、カラーバリエーションは5色です。
くちなし
エコフェンガーペイント04

●使いやすいパウダー状
パウダー状になっているので必要な分だけ出し、水と混ぜ合わせて使用します。色の濃さはパウダーの量で調節することができ、混色ももちろん可能です。紙の上に直接パウダーをのせて描けば、パレットも必要なく片付けも簡単です。もちろん筆を使ってもよいですが、指や手を使って描いて楽しむ事もできます。
絵具以外の使い道としては、着色剤として何か他の材料に混ぜて使用してみてもいいかもしれません。
エコフェンガーペイント02

最後に「エコ・ドゥ」をご紹介します。
エコ・ドゥ
エコドゥ

●エコ・ドゥとは?
野菜と植物と果物のみで作られた5色セットの小麦粘土です。着色剤にはクチナシや 紫イモを使用しており、優しい色合いをしています。
通常の粘土には防腐剤・保存剤・乳化剤・硬化剤が多く含まれていますが、全て自然素材で作られているため人体にも優しくアレルギーも出にくい粘土です。
乾いてしまっても、オリーブオイルを足し、練る事で柔らかくなります。
エコドゥ03

●弱い握力でも造形可能
柔らかく、ふんわりした触感の粘土で、粘土を触っているというよりお菓子の生地を触っているような感覚です。
手にも付きにくく、扱いやすい粘土です。
エコドゥ02

●優しい匂い
一般的な小麦粉粘土には含まれないオーガニック・ローズマリー油や大豆油を使用しているので、匂いも気になりません。
食材

 

これらのアートツールはアレルギーをお持ちの方でも安心して制作を行えるツールです。身体にも自然にも優しく制作を行えるのは素敵ですね。今回は食材を原料にした着色剤を用いた製品の一例としてご紹介しました。今後のものづくりにおいても食材の可能性と汎用性の高さからは目が離せません。
実際にエコ・クレヨンは試し書きが行えますので、是非CMTELにお越しください。
皆様のご来館お待ちしております。


logo
http://www.ecokidsusa.com/index.html

Cast Japan

 

16 4月 

MATERIAL INFORMATION「スタンピングリーフ」

Posted by CMTEL  |  2015/04/16 11:30

こんにちは。
今回は「スタンピングリーフ」をご紹介します。
現在展示中の印刷サンプルは『吉田金糸店』さんにご協力いただいています。
スタンピングリーフ3


「スタンピングリーフ」とは?
吉田金糸店さんから発売されている、箔の転写が自分で簡単にできるフィルムのことです。カラーバリエーションも24色と豊富です。通常の箔押しは特殊印刷と呼ばれ、印刷屋に外注をする必要があります。また専用の金型を作成する必要があるため時間もコストもかかります。一方スタンピングリーフは原稿と家庭用アイロンさえあれば、かなり手軽に箔押し風の表面加工をすることができます。ただし原稿の印刷をする際に大切な注意点がいくつかありますので、以下で詳しく説明していきます。
スタンピングリーフ2


●スタンピングリーフの仕組み
スタンピングリーフは熱によって印刷物のトナーとスタンピングリーフの裏面(白色)の接着剤が反応し、金箔が紙に張り付く仕組みとなっています。ただし反応するのはレーザープリンターかトナー式コピー機(オイルレストナー)で出力したものに限られます。インクジェットプリンターのインクには反応しないので注意が必要です。
スタンピングリーフ裏2


●スタンピングリーフの使い方

必要な道具は下記の5つです。

・スタンピングリーフ
・原稿
・家庭用アイロン
・下敷きとなるようなノートや電話帳など
・乾いた布
必要なもの02

次にスタンピングリーフを原稿に圧着する方法について説明します。
1.箔をのせたい図案をスミ(黒のベタぬり)にした、モノクロの原稿を制作します。今回はCMTELの文字に箔をのせたいので、以下の様なデータを作ります。スクショ

2.繰り返しの説明になりますが、印刷は必ずレーザープリンター又はオイルレストナーを使用したコピー機で行います。インクジェットプリンター・乾熱・インクリボン電話FAX付きコピー・オイル入りトナーで印刷したものは使用できません。以上のことに気をつけて印刷をすれば原稿の出来上がりです。
原稿2

3.原稿の図案を覆うようにスタンピングリーフの表(色がついている面)を上にして重ねます。
この場合は金色の面を上にします。原稿の下には、ノートや電話帳など固いものを敷いて台にします。アイロン台では柔らかすぎるため、下敷きには不向きです。(下の画像は解説用にスタンピングリーフを原稿の図案からずらしていますが、実際に行う際は図案の全面をスタンピングリーフで覆ってください。)
ノート原稿フィルム

4.アイロンの温度を約140°〜150°に設定します。設定温度が高・中・低のみの場合は低から始めてください。温度が高いと、シワが入ったり変色するので注意が必要です。アイロンが温まったら、アイロンをしっかり押え前に滑らせます。3〜4回繰り返し当てます。
アイロンがけ

5.スタンピングリーフをゆっくりとはがすと、金箔の転写された図案が出来上がります。余分についた金箔は布で軽く拭き取ります。以上で完成です。
剥がし過程
出来上がり

●箔押し可能な素材
紙以外にも木材や革に使用することが可能です。その際には別途必要な材料があります。詳細は以下のURLでご覧ください。
URL: http://www.yoshida-leaf.com/tukai.html

木材の加工例
木

革の加工例
革

このように手軽に箔押しする事が可能なので、ポートフォリオや名刺、パッケージの制作等に利用できそうですね。CMTELではスタンピングリーフの加工方法をさらに分かりやすく説明したDVDもご覧いただけます。
気になった方は是非CMTELへお越しください。

吉田金糸店

04 4月 

NEW MATERIAL!「レトロ印刷」

Posted by CMTEL  |  2015/04/04 10:00

こんにちは。
今回は「レトロ印刷」をご紹介します。
現在展示中の印刷サンプルは『株式会社JAM』さんにご協力いただいています。RetroPrint01


「レトロ印刷」
とは、株式会社JAMさんから提供されている、
孔版印刷を利用した一種のスクリーン印刷です。
従来のフルカラー印刷とは根本的に考え方も違い、入稿データの作り方や印刷の原理も、シルクスクリーンや版画に近い作り方です。そのためランダムに版ズレが起き、インクの色ムラやかすれが起こりますが、印刷の風合いがまさにレトロな、雰囲気のあるモノに仕上がります。
まるで現代の版画のような印刷が、この『レトロ印刷』なのです。

●孔版印刷とは?
スクリーン状の版に細かい穴を開け、そこからインクを紙に押し出す印刷技法です。新聞の折り込みチラシや、学校でのプリントなどでも使用されており、もっとも簡易的な印刷のひとつです。

RetroPrint22


●レトロ印刷の特徴
1) ランダムに起こる版ズレ

レトロ印刷の大きな特徴として、版ズレがあります。シルクスクリーンのように1色ごとに色を重ねていくため、予想外のランダムな版ズレが起こります。そのため、1枚1枚違った風合いに仕上がります。
RetroPrint05

2) 混色するインク
レトロ印刷インクは半水性のため、色を重ねたときに混色します。PhotoshopやIllustratorなどで色を乗算したような感覚で、濃度設定やインクの組み合わせを行うことができます。
RetroPrint06

3) かすれるインク
レトロ印刷はインクがかすれやすく、手描き感が出ます。木炭画やパステル、鉛筆のかすれ具合を表現しやすく、木炭画などの絵をスキャンして刷っても同じような仕上がりになります。
RetroPrint11

4) インクの色ムラやグラデーション
色によってムラが出やすかったり、出にくかったりする場合があります。
また、薄い色や細かいものはグラデーションが出にくい場合もあります。RetroPrint21


●レトロ印刷の原理

版の小さな孔の密度で濃淡を表現するため、濃度の薄い部分は密度が荒くなります。
RetroPrint20


●オフセット印刷とレトロ印刷の違い
雑誌やポスターなど、よく目にするフルカラーの印刷物のオフセット印刷と、レトロ印刷は大きく異なります。水と油が反発することを利用して印刷を行っているオフセット印刷に対し、レトロ印刷は版に細かい孔を開け、インクを紙に押し出します。

また、インクにも大きな違いがあります。オフセット印刷では油性のインクを使用しますが、レトロ印刷では半水性(エマルジョン)インクを使用しています。紙に直接インクがのったような仕上がりになることも、レトロ印刷の特徴になります。オフセット印刷では特色扱いになる蛍光色も、レトロ印刷では通常インクと同じ扱いになります。
RetroPrint19


●紙、インクの種類
株式会社JAMさんでは様々な種類の紙、色のインクを使用することができます。印刷がチラシやフライヤーといった薄い紙のための『ペラ紙印刷』と、ポストカードのような厚紙のための『厚紙印刷』に分かれており、それぞれインクに合わせて選ばれたこだわりの紙が揃えられています。さらに29色のインクを組み合わせて、自分のアイディアを表現していくことができます。
RetroPrint10_2RetroPrint24

CMTELでは、新色のパステルカラーのサンプルも展示しています。
RetroPrint25


●ツヤプリ印刷

ツヤプリ印刷とは、米国・バーコ社が開発した隆起効果をだす特殊印刷(バーコ印刷)になります。発泡性の樹脂パウダーを印刷面に定着させ、加熱させて樹脂パウダーを溶解、膨張させ印刷面を立体的に仕上げます。
レトロ印刷の味わいをそのままに、ぷっくりツヤツヤした印刷面を生み出してくれます。また、ツヤプリ印刷をしたインクは色落ちする事はなく、丈夫で長持ちです。
RetroPrint14

ツヤプリ印刷でも、レトロ印刷の特徴であるズレの表現が可能です。
RetroPrint02 


こちらで紹介した印刷以外にも、金インク印刷や、製本、断裁加工、折り加工など様々な加工も行っています。

WEBや郵送での入稿も可能なので、個展やイベントでのフライヤー、ポートフォリオの表紙、名刺作りなど様々な場面で活用できそうですね。
また、大阪にある実店舗ではワークショップや、孔版印刷、シルクスクリーンを使った印刷や制作をすることができるワークスペースの提供も行っています。

こちらに紹介しきれなかった印刷サンプルが、まだまだたくさん展示されています。
制作意欲をとても刺激される印刷サンプルですので、是非CMTELに来館して実物をご覧ください。
皆様のご来館をお待ちしております。

 

 

logo

上記のHPでは実際に印刷されたフライヤーの見本や、紙・印刷の種類がより詳しく紹介されています。
サイズ別の価格表も掲載されているので、是非参考にしてみてください。

24 10月 

NEW MATERIAL!「PlaRain®」

Posted by CMTEL  |  2014/10/24 14:54

こんにちは。
今回は「PlaRain®」をご紹介します。
現在展示中のPlaRain®は『有限会社 和晃プラスチック』さんにご協力いただいています。

PlaRain®

●PlaRain®(プラレイン®)とは
プラスチックを糸状に射出し複雑に絡み合わせてつくられた、立体三次元プラスチックです。
ポリプロピレン・ポリエチレンを主原料に、特殊な製造方法でつくられており、独特な模様を成しています。
PlaRain®を開発した和晃プラスチックの技術は、水処理・浄化の用途で活躍するフィルターを作成する技術を応用して開発されました。軽量(例:500mm x 500mm 厚さ30mmで約500g)で水洗いができる素材です。
PlaRain®

PlaRain®

特長としては、光との相性が良く、無着色のPlaRain®は光源を優しくします。
また密度のあるものは目隠しにもなるので、これらを活かしてインテリア素材やパーティションとしても使用されています。
PlaRain

PlaRain

PlaRain®


PlaRain®は、密度や硬度にもバリエーションがあるので、制作に合わせて、形成する糸の太さ、柔らかいもの硬いもの、厚いもの薄いものを選ぶことができます。
PlaRain®
密度や糸の太さ、着色によって、見た印象も変わります。

柔らかくつくられたものを見てみると、細かい繊維で厚みのあるものは ふかふかとクッションのようです。
PlaRain
薄いシート状のものは柔軟に折り曲げることができます。PlaRain

硬度をもたせたものも、着色の有無や透明/不透明によって 違った素材感に感じられます。
PlaRain

また、PlaRain®はハサミでカットでき、熱溶着や曲げ等二次加工が可能です。着色の他、抗菌、耐候等の機能を追加することもできるので、様々な活用方法がありそうですね。

CMTELではいろいろな触感のPlaRain®を展示しているので、ぜひ実際に触り比べてみてください!

 

plarain

上記のHPでは実際にPlaRain®を使用した製品を閲覧することができるので、
参考にしてみてくださいね。

09 10月 

NEW MATERIAL!「Powertex」

Posted by CMTEL  |  2014/10/09 10:00

こんにちは。
今回はペイント素材「Powertex(パワーテックス)」と粉末素材「Stone art(ストーンアート)」を紹介します。
こちらの展示は「Powertex Create Japan」さんにご協力いただいています。

Powertex02

●Powertex
Powertexとは、紙や布といった吸水性のある物質を硬化させられるペイント素材です。乾燥させると防水性質があり、暑さや寒さにも強くなります。
またPowertexは「REACH」に認定されている、人や環境に安全な素材です。全て天然素材を使用しており、法的な実験の上でも安心が保障されています。誤って口に入れても問題ありません。
ベルギー・オランダを中心に約24カ国で楽しまれており、ベルギーでは一部の小学校の教材としてオランダでは医療セラピーとしても活躍しています。どのような世代でも気軽に始められる素材で、世界各国で親しまれています。

※REACH
REACH法とは、欧州連合における人の健康や環境の保護のために、化学物質とその安全な使用・取扱・用途に関する新しい欧州連合の法律です。
Powertex11


布にPowertexを塗って染み込ませると、このような特徴的な風合いになります。
powertex01
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布だけでなく、吸水性のある素材でしたら何でも使用可能なので制作の幅も広がります。
Powertex を含ませたものへ更に色や質感を加えたい場合は、Powertex 専用顔料を使用します。

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顔料は全て粉末状です。そのためとても繊細で、質感の良い発色です。
粉末状の顔料はEasy Vanish(イージーファニッシュ)という、うすめ液と混ぜて使用します。これを塗ることで、さらに特徴的な色合いと質感を生み出すことができます。
Powertex05
Powertex12

 

●Stone art
Stone artとは、紙を利用し作られた粉末状の素材です。
Stone artとPowertexを組み合わせることにより、まるで石のような質感を作り出すことができます。
また、2つを混ぜ合わせることで、粘土のような素材にもなり、自由に形を作り上げることができます。
Stone artは見た目は石のような質感にも関わらず、とても軽量な素材のためアクセサリーや、ピアスなども制作できます。もちろん着色も可能なため、自分の好みの色に仕上げることができます。

Powertex07Powertex03

Powertexで制作した作品のサンプルや詳しい資料も展示しています。
その他にもパワーコットンやネットなど、Powertex と一緒に使うことができる関連素材も展示していますので、興味のある方はぜひご覧ください。

ホームページでは、使用例や作品の写真もたくさん掲載されていますので、あわせてご覧ください
またPowertex Create Japanさんにてワークショップも開催しておりますので、是非お問い合わせ下さい。

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