映像文化設計ゼミ主催のイベントが行われます。
・日時 : 2019年9月13日(金)開場16:40 開演17:00(約90分予定)
・会場 : 多摩美術大学八王子キャンパス レクチャーBホール
・主催 : 芸術学科 映像文化設計ゼミ
入場無料。予約不要。学外の一般の方も入場可。
・ゲスト : 田口トモロヲ
以下、映像文化設計ゼミ学生による挨拶─
田口トモロヲ。
1957年、東京で彼は生まれた。
仕事は選ばず手は抜かず─ その活動は多岐に渡り、『劇画アリス』での漫画家デビュー、ばちかぶりでの伝説的ライブパフォーマンス、身体を鉄に蝕まれてゆく男をエキセントリックに演じた『鉄男』、淡々とした落ち着きと本質を突くような鋭さのある声で務めた『プロジェクトX~挑戦者たち~』のナレーション、監督作品『アイデン&ティティ』『色即ぜねれいしょん』『ピース オブ ケイク』、そして多数の出演作品・・・その表現活動に境界線など存在しない。
時は流れ2019年。
『鉄男』生誕30周年のこの年に、多摩美術大学 芸術学科 映像文化設計ゼミの企画会議にて、ふと『田口トモロヲ』の名があがった。
芸術の道を志し、アートという言葉を指針に生きている多摩美術大学の学生の中には、それを突き詰めるあまり自らの進むべき道を見失い、人生に惑う者も少なくない。いや多い。いや、そんな奴しかいない。
そこで、映像文化設計ゼミの学生はこう考えた。
「トモロヲさんなら、多摩美の学生になんて言うかな?」
表現活動に境界線をつくらない、仕事は選ばない、手は抜かない。誰よりもエキセントリックであり、だれよりも真面目でもある。そんな彼の生き様は、もしかしたら多摩美の学生が今後芸術と向き合う上での、何かヒントになるかもしれない。
「トモロヲさんなら、こう言うね」
美大だから美術家の話しかきかないなんてナンセンス。自分で定めた境界線を越えた先にこそ、新たな発見がある。
映像文化設計ゼミの学生によるインタビュー形式の田口トモロヲ トークイベント。
入場無料・一般公開。学生以外の一般の方もご参加いただけます。