「東野芳明記念・芸術学科優秀修了/卒業論文賞」とは
芸術学専攻/学科の学生にとって、もっとも大きな課題は修了/卒業論文です。
毎年、多彩なテーマのもと、優れた論文がたくさん書かれていますが、
その中でも特に優秀なものに対して贈られるのが、「東野芳明記念・芸術学科優秀修了/卒業論文賞」です。
芸術学科創設時の教授で、高名な美術評論家でもあった故・東野芳明先生のご功績に因んだもの。
大学院生、学部生それぞれに対して授与され、また、本賞のほか、それに準ずる奨励賞も準備されています。
2019年度の「東野芳明記念・芸術学科優秀修了論文賞」、及び「東野芳明記念・芸術学科優秀卒業論文賞」は下記の通りです。
《修士論文》
・LI Peizhi 『瀟湘八景図屏風』と狩野尚信――東京国立博物館蔵狩野尚信筆「瀟湘八景図屏風」を中心に――
《卒業論文》
・ZHONG Xinying ロバート・アーウィンの不明瞭性における現象的な表現をめぐって
・若林花南 萬鐵五郎の南画――「内的必然性」から読み解く心的風景の表出――
また、次点である「芸術学科優秀修了論文奨励賞」、「芸術学科優秀卒業論文奨励賞」は、下記の論文が受賞しました。
《修士論文》
該当者なし
《卒業論文》
・PERNG Shin-Wen n個の少年という欲望――稲垣足穂と長野まゆみとのあいだに――
以上4名の受賞は学位授与式の中止に伴い、芸術学科のWebサイトでの発表のみとなります。
受賞者には、賞状と合わせて副賞を郵送いたします。