2015年度「東野芳明記念・芸術学科優秀修了/卒業論文賞」決定!

「東野芳明記念・芸術学科優秀修了/卒業論文賞」とは

芸術学科の学生にとって、もっとも大きな課題は卒業論文です。
毎年、多彩なテーマのもと、優れた論文がたくさん書かれていますが、
その中でも特に優秀なものに対して贈られるのが、「東野芳明記念・芸術学科優秀卒業論文賞」です。

芸術学科創設時の教授で、高名な美術評論家でもあった故・東野芳明先生のご功績に因んだもの。
大学院生、学部生それぞれに対して授与され、また、本賞のほか、それに準ずる奨励賞も準備されています。

2015年度の「東野芳明記念・芸術学科優秀修了論文賞」、及び「東野芳明記念・芸術学科優秀卒業論文賞」は下記の通りです。

《修士論文》
・該当者なし
《卒業論文》
・該当者なし

また、次点である「芸術学科優秀修了論文奨励賞」、「芸術学科優秀卒業論文奨励賞」は、下記の論文が受賞しました。

《修士論文》
・栗田眞知子 日本の現代写実絵画に見られる特徴とその意義
・細道航   日本におけるマルセル・デュシャンに関する言説の変遷

《卒業論文》
・韓松鈴   現代中国の「山寨」文化――模倣をめぐる文化論的考察――
・小林紗由里 奈良原一高の『人間の土地』と『王国』に潜む自己表現
・杉本美友  私の作品論
・古屋こずえ 鏡背に広がる文様と象徴――「月夜木賊刈柄鏡」に見る物語性と和鏡の誕生――
・小山望実  叛骨の作家アントニ・タピエスの芸術思想とその背景

以上7名の受賞は、3月23日(水)に行なわれた学位授与式で発表されました。