「東野芳明記念・芸術学科優秀修了/卒業論文賞」とは
芸術学科の学生にとって、もっとも大きな課題は卒業論文です。
毎年、多彩なテーマのもと、優れた論文がたくさん書かれていますが、
その中でも特に優秀なものに対して贈られるのが、「東野芳明記念・芸術学科優秀卒業論文賞」です。
芸術学科創設時の教授で、高名な美術評論家でもあった故・東野芳明先生のご功績に因んだもの。
大学院生、学部生それぞれに対して授与され、また、本賞のほか、それに準ずる奨励賞も準備されています。
2018年度の「東野芳明記念・芸術学科優秀修了論文賞」、及び「東野芳明記念・芸術学科優秀卒業論文賞」は下記の通りです。
《修士論文》
・青山真理恵 太宰治『人間失格』論
《卒業論文》
・該当者なし
また、次点である「芸術学科優秀修了論文奨励賞」、「芸術学科優秀卒業論文奨励賞」は、下記の論文が受賞しました。
《修士論文》
・該当者なし
《卒業論文》
・今尾日和子 童話における郵便配達人――“Pohádka pošťácká”分析によるカレル・チャペック研究――
・島田萌 明治・大正時代における博物館教育の受容と形成――棚橋源太郎と東京教育博物館――
・鈴木尚子 「青」その深遠と神秘性の究明 祈りの場であるキジル石窟と、金峯山寺の蔵王権現、シャガールのステンドグラスから考察する
・鳥越雛子 『Tommy トミー』の革新性――ミュージック・ビデオ的表現とは何か――
・野田美紗子 ジム・ジャームッシュ『パターソン』の日常の詩――現代における退屈
以上6名の受賞は、3月23日(土)に行なわれた学位授与式で発表されました。