多摩美術大学大学院美術研究科 博士前期課程芸術学専攻では、環境教育団体マザーアース・エデュケーション主宰の松木正氏をお招きし、トークイベントを開催します。
【イベント概要】
2024年度 多摩美術大学大学院美術研究科 博士前期課程芸術学専攻 トークイベント
「神話的に”いま”生まれる生命のアート」
日時:2024年10月19日(土) 14:00~17:00
第一部 松木 正 氏による講演
第二部 松木 正 氏と 安藤 礼二 教授との対話
※事前予約あり、Google formにてお申し込みください
※一般の方来場可、会場に直接お越しください
会場:多摩美術大学八王子キャンパス 情報デザイン・芸術学棟3階25-312教室
【開催趣旨】
「人は誰もが創造する力を持っている」アメリカ先住民たちとともに暮らして学んだ智恵を礎に、シャーマニックに生命と向き合い続けてきた実践者が、私たちの創造の可能性をいまここで開くためのヒントを語る。
【ゲスト紹介】
松木 正
キャンプカウンセラー、YMCA職員を経て、1989年に渡米し、アメリカ先住民ラコタ族の居留区で彼らの自然観、生き方、伝統儀式などを学ぶ。帰国後は“自分をとりまく様々な生命(いのち)との関係教育=環境教育”をテーマとして、神戸で環境教育団体マザーアース・エデュケーションを主宰。企業に対してのチームビルディング研修や、公立高校での人間関係のトレーニング、子どもたちのためのキャンプなどの幅広い活動を展開している。また、長年にわたりラコタ族の伝統儀式を執り行っており、彼らの知恵を日本において伝え続けている。
【対談】
安藤 礼二
文芸評論家、多摩美術大学教授、同図書館情報センター長。1967年東京生まれ。早稲田大学第一文学部考古学専修卒業。出版社の編集者を経て、2002年、「神々の闘争——折口信夫論」が群像新人文学賞優秀作となり、批評家としての表現活動をはじめる。主な著書に『神々の闘争 折口信夫論』(講談社、2004年、芸術選奨文部科学大臣新人賞)、『光の曼荼羅 日本文学論』(講談社、2008年、大江健三郎賞・伊藤整文学賞)、『折口信夫』(講談社、2014年、サントリー学芸賞・角川財団学芸賞)、監訳書に井筒俊彦『言語と芸術』(慶應義塾大学出版会、2018年)。
【お問合せ】
多摩美術大学大学院美術研究科 博士前期課程芸術学専攻
Email: tamabi.geigaku.master.student.2024@gmail.com