【映画】七里圭先生(非常勤講師)監督作品『ピアニストを待ちながら』10/12より劇場公開、特別講義のお知らせ

私たちは、いつも不在の相手につながれて、待たされて、くたびれている。

本学科開講「映像表現」の授業を担当している七里圭先生が監督を務めた映画『ピアニストを待ちながら』が10月12日よりシアター・イメージフォーラム他、全国順次公開されます。

*シアター・イメージフォーラム
住所:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2丁目10−2
電話番号:03-5766-0114
ウェブサイト:http://www.imageforum.co.jp/theatre


『ピアニストを待ちながら』
2024年/61分/日本

【ストーリ】
目覚めるとそこは真夜中の図書館だった。瞬介(井之脇海)が倒れていた階段の両側には、吹き抜けの天井まで高く伸びた本棚がそびえ、あちこちの段に小さなヒトガタが潜んでいる。扉という扉を開けて外に出てみるが、なぜか館内に戻ってしまう。途方に暮れた瞬介は、導かれるようにして一台のグランドピアノを見つけ、そっと鍵盤を鳴らす。

やがて瞬介は、旧友の行人(大友一生)とその彼女だった貴織(木竜麻生)に再会する。三人は大学時代の演劇仲間だった。行人と貴織はもう随分前からここにいるらしい。他にも、見知らぬ中年男の出目(斉藤陽一郎)や謎の女絵美(澁谷麻美)もいる。行人は、この状況を逆手にとって、かつて上演できなかった芝居の稽古を始める。それは、行人が作・演するはずだった「ピアニストを待ちながら」。しかし、瞬介には気になることがあった。確か、行人は死んだはずでは……?

【プロデューサー】熊野雅恵【企画】土田環
【ラインプロデューサー】佛木雅彦【撮影】渡邉寿岳
【照明】高橋哲也【録音】松野泉 黄 永昌【助監督】鳥井雄人
【ヘアメイク】永江三千子【スタイリスト】小笠原吉恵
【スチール】本多晃子【劇中戯曲】鈴木一平
【原案協力】山本浩貴【振付指導】神村 恵
【音楽】宇波拓【編集】宮島竜治 山田佑介
【宣伝】平井万里子【宣伝デザイン】鈴木規子
【予告編制作】日景明夫
【HP制作】植田智道【WEB宣伝】ガブリシャス本田
【宣伝協力】株式会社BOTA
【協賛】行政書士法人東京国際経営法務事務所
【配給協力】チャーム・ポイント
【製作】合同会社インディペンデントフィルム/早稲田大学国際文学館

 

公式サイト|https://keishichiri.com/pianist/
公式SNS|https://twitter.com/pianistmovie

 

【予告編】


本学科「映像文化設計ゼミ」では、七里先生の旧作『ホッテントットエプロン – スケッチ』(2006年、70分)の上映会や特別講義を行いますので併せてご参照ください。

「映像文化設計」特別講義
日時:2024年10月25日(金) 13:10〜16:20(3・4限)
場所:芸術学棟 25-311教室
入場:無料