多摩美術大学芸術学科フィールドワーク設計ゼミは、アート誌「Whooops!」Vol.36(無料)を発行しました。
巻頭は「モネ 連作の情景」。開催されている上野の森美術館には連日多くの人が訪れているようですが、事前に記事を読んで行くと楽しみ方が広がるかもしれません。鑑賞後に自分の感想と照らし合わせるのも一興です。「自然光で日高理恵子の「空」を見る」は、ゼミ生有志で鑑賞し、各自がどのように展示を見たかについて記した記事です。多様な視点が存在しうるものだという気づきを与えてくれました。
カフェで陶器の絵付けができる「ぽたかふぇ。」、人形作家の田辺ヒデキさんの「人を幸せにするアート」は、読むと幸せになる記事です。舞台美術家の秋山光洋さんが語る2.5次元舞台「弱虫ペダル」の記事では、スロープの力を語っています。
スタートバーン代表取締役の施井泰平さんの講義を取材した「アーティストに利益を還元するシステムを作る」は、ブロックチェーン技術の重要性を確認することができます。刺青師の恭維さんのインタビューでは、芸術としての刺青を語る中で「社会の偏見と立ち向かう」ことについての言及があり、興味深く読んでいただけると思います。
本誌は、本学八王子キャンパス(芸術学棟ほか各棟)、上野毛キャンパス、青山ブックセンター青山本店、東京のギャラリー椿、不忍画廊、Gallery YUKI-SIS、ギャラリーαM、千葉県佐倉市のDIC川村記念美術館、大阪のテヅカヤマギャラリー、京都の京都芸術センター、北九州市のギャラリーSOAPなどで配布しています。
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電子版も発行しました。PDF版もダウンロードできます。下記のリンクからぜひご高覧ください。
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