「東野芳明記念・芸術学科優秀修了/卒業論文賞」とは
芸術学専攻/学科の学生にとって、もっとも大きな課題は修了/卒業論文です。
毎年、多彩なテーマのもと、優れた論文がたくさん書かれていますが、その中でも特に優秀なものに対して贈られるのが、「東野芳明記念・芸術学科優秀修了/卒業論文賞」です。
この賞は、芸術学科創設時の教授で、高名な美術評論家でもあった故・東野芳明先生のご功績に因んだものです。大学院生、学部生それぞれに対して授与され、また、本賞のほか、それに準ずる奨励賞も準備されています。
2023年度の「東野芳明記念・芸術学科優秀修了論文賞」、及び「東野芳明記念・芸術学科優秀卒業論文賞」は下記の通りです。
《修士論文》
- 石田彩 1970年前後のジェームズ・タレル:制作の転換期とその背景——外部へと開かれる作品を巡って
- 小倉達郎 1950年代における河原温の実践とその展開についての調査研究
《卒業論文》
- 相嵜颯 舞踊家厚木凡人の初期作品群における“環境”
また、次点である「芸術学科優秀修了論文奨励賞」、「芸術学科優秀卒業論文奨励賞」は、下記の論文が受賞しました。
《修士論文》該当者なし
《卒業論文》
- 加藤理子 2000年代における女性の「美しさ」の提唱変遷 『VOGUE US』と『VOGUE JAPAN』を比較して
- 岩渕夏樹 組織化された絵画——1970年代の高松次郎「平面上の空間」シリーズについて——