【刊行物】中尾拓哉先生編集『SUPER OPEN STUDIO──制作と生活の集合体』刊行のお知らせ

美術館やギャラリーをめぐる人たちのなかで、
スタジオを訪れたことがある人はどれくらいいるだろうか。

本学科非常勤講師の中尾拓哉先生が編集をご担当された、SUPER OPEN STUDIO開催10周年記念書籍が刊行いたしました。

 


 

SUPER OPEN STUDIOとは?
相模原と町田・八王子の周辺には、女子美術大学や多摩美術大学、東京造形大学などの美術系大学が複数あり、卒業したアーティストたちが倉庫や空き家を借りて多くのスタジオ(作品制作場)を構える、国内有数の「アートの生産地」として知られています。そのアーティストたちが主体となり、20軒にも及ぶスタジオを一斉に公開するのが「SUPER OPEN STUDIO(以下、S.O.S.)」です。

 

『SUPER OPEN STUDIO──制作と生活の集合体』

 

編者:中尾拓哉 / デザイン:松田洋和
発行:SUPER OPEN STUDIO 2023 実行委員会
定価:本体 3,000 円 + 税 / 版型など:四六判 576 ページ
ISBN:978-4-9913488-0-8 C0070

 

内容
本書はこれまでの「S.O.S.」の刊行物を再構成し、新たな一冊の書物として出版するものです。有識者による論集、参加アーティストによる対談、そしてスタジオで活動するアーティストへのアンケートなどが掲載されています。また、英語のみで刊行されたテキストを翻訳したものや、2023年の参加スタジオに対して行った「共同スタジオとは何か」という問いに対する回答も新たに収録しました。過去に参加した41軒のスタジオ情報、毎年趣向を凝らした各イベントの活動、さらにコロナ禍に実施したオープンスタジオの様子など、10年分のアーカイブ資料としても参照頂けます。

 

執筆者(参加アーティスト、国内外の美術関係者)
天野太郎、井出賢嗣、ケント・ウィルソン、内山聡、内海仁、大平歩、小川希、奥澤翔、尾山久之助、加藤慶、神山亜希子、久野真明、藏原藍子、栗原一成、COBRA、佐藤純也、施井泰平、マット・ジェイ、シャフィアトゥディナ、高橋ひかり、ジュリア・タラシュク、千葉正也、中尾拓哉、中村史子、服部浩之、花坂陽朗、万代洋輔、平倉圭、藤田直哉、丸橋伴晃、水上愛美、光藤雄介、柳川雅史、山根一晃、吉岡知秋、吉田拓也、吉田有里、ブランカ・ビクトリア・ロペス

 


 

取り扱い情報
Super Open Studio NETWORK HP
NADiff、 くまざわ書店橋本店で取り扱い

 

お問い合わせ
アートラボはしもと・水曜休館
(SUPER OPEN STUDIO 2023 実行委員会 事務局)
TEL:042-703-4654 / FAX :042-703-4659