芸術学科主催の年末祝いとして、「クラ交換」をテーマにしたクリスマス会を開催します!
芸学の学部生から院生、教員や助手さん含め全員参加可能な交流の場です。ぜひ贈り物を作りご参加ください!
資本主義社会から少し離れて、「クラ交換」をしてみませんか? お金で買えないものを贈り物として物々交換をし、クリスマス会を兼ねた芸学独自の年末祝いを初開催します!
自分が作ったものを誰かに贈り、相手が一年間贈り物の所有権を持つ。 翌年のクラ交換で贈り物を再び循環させることも、自分の記念として手元に残すことも可能。「クラ交換の貝殻」が年々増え、芸学の島々のなかで漂流、循環されることによって新たな価値が生み出し…芸学一年生から四年生まで全員、そして教員も含めて参加者となり、教授からの贈り物ももらえるかも?!
【イベント概要】
テーマ:「クラ交換」とクリスマスを楽しもう!
日時:12月12日 (木) 18:00~20:00
場所:八王子キャンパス 芸術学棟 3階ラウンジ
対象:芸術学科の学部生・院生、教授、講師、助手など
定員:なし(自由参加)
【クラ交換とは?】
「クラ*交換&Kula exchange」というのはニューギニア近くのトロブリアンド諸島で行われてきた儀礼的な交易の仕組みです。島民は、他の島々に贈り物を送り合うパートナーを持っており、ソウラヴァと呼ばれる赤い貝の首飾りと、ムワリと呼ばれる白い貝の腕輪を交換します。島民は隣の島から贈り物を受け取ると、しばらく経った後に反対側の隣の島にそれを渡します。ソウラヴァは時計回りに、ムワリは反時計回りに交換され、贈り物は島々を循環していきます。
要するに、贈り物自体に経済的価値がない、長期間の保有ができない、そして贈り物が循環し続けること。
*クラ:贈り物自体に経済的な価値は無いからこそ交換行為の社会的価値が高まる/note記事抜粋)
【お申し込み方法】
- 芸術学棟3階の作品展示区で封筒を取り、QRコードあるいは下記のリンクで申し込みください。https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScDihy9dKxoNrYrRnPAk79e4l0X_Tvt2f4QLBWhVfkjm4OSpQ/viewform?usp=sf_link
クラ交換への参加が難しい場合でも、イベントの雰囲気を楽しむだけの参加も歓迎です!(申し込み不要)
他にもポスターや小冊子用の説明文がありますので、必要であれば併せてご確認ください。
【贈り物のルール】
★手作り、または自分の思想を形にしたもの
- A4サイズ以内の絵画(原本提出、模写やコピーは不可)
- 写真、詩、短歌、漫画、小説、論考など(手書きまたは印刷したもの)
- 立体作品(生物や腐りやすい素材は不可)
- 封筒に収まるサイズの古本(前提として読み終えたもので、おすすめ理由もちゃんと書くこと)
参加する方は一人につき贈り物を一点用意する必要があります。
(一点以上入れたくても同じ封筒を使ってください)
芸術学棟 3階ラウンジに用意した封筒や紙などは自由に使ってください。書き間違えたらまだ使い分の紙やカードを持ち帰ってください。紙物の作品作りや写真をプリントしたいなら芸術学棟407教室の後ろの棚にある紙も自由に使えるので、各自活用してください。
【封筒の使い方】
- 封筒本体:作品が入るサイズを選びます。封筒本体は来年も使いたいので、何も書かないでください。
- ポストカードサイズの紙:作品を受け取る相手に伝えたいメッセージや注意事項を記入します。
- ミニカード名札:くじ引き用として名前(匿名したい場合はペンネーム)を書きます。
- 封筒の上部の名札:先のミニカードと同じ名前と作品の簡単な説明や制作理由を記入し、クリップで留めてください。
- 麻紐:活動当日、贈り物を階段に吊るす際に使用します。
※注意:重いもの、破れやすいもの、吊るせないものは階段下の箱に置いてください。封筒に入れないものは無地の包装をしっかり行い、当日ミニカードを付けて持参してください。
【当日スケジュール】
- 贈り物を封筒に入れて当日持参(封筒は芸術学棟 3階の作品展示区の箱にある)。
- 麻紐を使って作品を芸学三階の階段に吊るし&地面に置き、飾ります。
- 自分の名前を書いた名札を指定された箱に入れます。
- 食べ物飲み物などの持ち込み自由!
- 自分の作品が誰の手に渡るのか探したり、作り手と話したりして、趣味や作品について語り合いましょう。