現代のデザインは、先史や古代から、地球上の様々な民族が表現してきた意匠を引き継いでいる。
タマビ芸術学科の授業は、数千年にわたる人類のデザイン史を学ぶことができる。
たとえばケルト文化が残るヨーロッパの極西の島国アイルランド音楽ので伝統楽器のひとつ、太鼓「バウロン」には、中世ケルト美術で聖書や金工の装飾に用いられた「組紐文様」が、しばしば再現され、パブの看板や、CDジャケットにも表されている。
千年以上の時を越えて「オーナメント=文様・意匠・デザイン」は 、さらなる未来に向う。ほかでは聴けない授業が、芸術学科には満載なのである。