「装飾デザイン調査設計」(担当:金沢先生)では、講師の方を招き、これまでに「テンペラ実習」「モザイク実習」「羊皮紙実習」と行ってきました。
今回は「カリグラフィー実習」を行いましたので、実習の様子を簡単に紹介します。
講師はカリグラファーの白谷泉先生(http://izumi-shiratani.com/)です。
実習は、始めに先生よりカリグラフィーの歴史や書体名、現代の作品などについてご紹介いただき、その後3種類の字体を習いながら、最後には様々な道具を使って書くことをしました。
下記は実習の様子です。
「o」(アルファベットの「オー」)の文字の左下を書いているところ。「o」は左下と右上の二つに分けて書き表します。
「o」を覚えると、他のアルファベットにも応用ができます。真ん中の文字は「o」の書き方を応用して書いた「n」です。
元々寝かせやすい形で作られている特殊な烏口*を使用して文字を書いている様子。
*インクを注入して使用する製図用の特殊なペン
アルミで作ったペン先を使用して文字を書いている様子。
他にも、平筆・木材など様々な道具を使って、現代のカリグラファーは文字を書くとのことです。
様々な美しい線に、学生たちも魅入っていました。
また、最後には様々な道具を使って書くことも体験しました。