表現研究(実技講座) 日本画専攻での授業

こんにちは、芸術学科研究室の齋藤です。

今日は、先日行われた2年生の選択必修科目「表現研究(実技講座)」の紹介をしたいと思います!

この授業は2年生から受講できるものですが、日本画、油画、版画、テキスタイルなど、実技を行っている学科にお邪魔させていただき、作品を制作する授業です。

6月23日の授業は、日本画専攻の「和紙漉き工房」にて行われました。

初めに和紙漉き職人の講師の方から説明があり、その後制作に入りました。
最初は数時間煮込まれた楮(こうぞ)の皮から、小さなゴミを取る作業。
触った事のない感触や、嗅いだ事のない不思議な匂いに少し緊張する学生たち、、、
その作業の後、近くにある楮の畑へ行き、和紙の素材についての説明がありました。

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最初の課題説明で「これから扱う素材に対して、尊敬の気持ちを持って扱ってください。」と語っていた講師の方。
畑に生えている大きさの楮一株で、葉書20枚分ほどしか作れないと教えてくださいました。素材の貴重さを感じさせるお話でした。

さて、これから無事に和紙は出来上がるのでしょうか!
来月は漉いた和紙に彩色をし、作品を制作して行きます。
またそのレポートも報告したいと思います。