埼玉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程(表象文化論)単位取得満期退学。
多摩美術大学美術学部芸術学科助手。
活動紹介
日本・韓国を中心とした、東アジア現代美術史研究。現在は、第二次世界大戦後の東アジアにおけるモダニズム概念の受容と展開について研究しています。西洋で培われたモダニズム美術を、東アジアの美術家たちがどのように捉え、再解釈してきたのかということを考えています。
論文
「長谷川三郎の伝統解釈:戦後日本における伝統再評価の戦略」(『Phantastopia』1号、1–22頁、2022年2月)
「安谷屋正義における近代性の獲得と伝統の再解釈」(『美学』257号、61–72頁、2020年3月)
「回帰するモダニズム——単色画と韓国美術の展開」(『超域文化科学紀要』23号、99–121頁、2018年10月)
「李禹煥の1970 年代絵画——韓国単色画と日本美術の絵画回帰をめぐって」(東京大学大学院修士学位論文、2017年)
共著書
『모노하와 태도들』Gallery Shilla、2023년