神奈川県出身。東京大学文学部美学芸術学科卒業。
美術史家/多摩美術大学美術学部芸術学科客員教授
活動紹介
主な専門領域は、日本とフランスの近現代美術。
1976年に神奈川県立近代美術館に学芸員として着任、2004年には同館の館長に就任し、その後も2011年には国立国際美術館館長に就任する(2021年に退任)などして、数多くの展覧会を企画・監修。また、各展覧会に合わせて講演活動も行っている。
現在、地方独立行政法人大阪市博物館機構理事、社団法人全国美術館会議事務局長。
主な単著
『絵画の身振り』(1990年、昭森社)(第2回倫雅美術奨励賞)(改訂版、2018年、ブリュッケ)
『風の絵』(1994年、スカイドア)
『絵画を読み解く10のキーワード』(1996年、小学館)
『現代絵画入門』(1999年、中央公論社)
『描かれた歴史』(2005年、ブリュッケ)
『風景画考 全3巻』(2016年、ブリュッケ)(第67回芸術選奨文科大臣賞)
『絵画逍遙』(2020年、水声社)
共編著書
『世界美術大全集第27巻 ダダとシュルレアリズム』(1996年、小学館)
『テーマで見る世界の名画・風景画』(2017年、集英社)など。
主な展覧会企画・担当・監修
「火と炎の絵画—鎌倉時代から現代まで」(神奈川県立近代美術館、1992年)
「描かれた歴史 近代日本美術にみる伝説と歴史」(神奈川県立近代美術館、1993年)
「ミケル・バルセロ展」(国立国際美術館、2021年)など、企画、担当した日本、欧米の近現代美術の展覧会は無数。
受賞歴
第2回倫雅美術奨励賞(1990年)
第67回芸術選奨文部科学大臣賞(2016年)