【上映会】21世紀の伊藤高志

「映像文化設計ゼミ」(担当:金子遊准教授)の授業にて、対面とオンラインのハイブリッドで上映会を開催します。

 伊藤高志さんは、処女作『SPACY』(1981)が世界中で高く評価され、それ以降も、コマ撮り、バルブ撮影、写真アニメーションの方法を駆使して、数々のアヴァンギャルドな作品を発表してきた日本を代表する実験映画作家です。
上映会では、伊藤さんの代表的な作品と、21世紀に入ってからのデジタル作品やマルチプロジェクション作品など近年の展開に注目します。上映後には作家によるオンライン・トークもおこないます。


「21世紀の伊藤高志」
講師:伊藤高志氏(実験映画作家/九州産業大学教授)

日時:2020年10月9日 (金) 14:50〜17:00
場所:芸術学科棟312教室、Zoomによるオンライン同時開催
入場料無料・事前予約無し
お問い合わせ:芸術学科研究室 042-679-5627
※芸術学科生や学内の方もご覧いただけます。


上映プログラム
『THUNDER』(1982/5分)
『DRILL』(1983/6分)
『ミイラの夢』(1989/6分)
『ZONE』(1995/13分)
『C.E』(2014/2分)
『最後の天使』(2014/33分)
『三人の女』の記録映像(2016/4分) 計69分

16:20〜伊藤高志さんトーク

 
伊藤高志氏プロフィール
1956年福岡生まれ。九州芸術工科大学在学中、松本俊夫ゼミで発表した実験映画『SPACY』(81)で一躍世界の注目を浴びる。以後実験映画をコンスタントに作りながらも、83年に劇作家・如月小春とのコラボをきっかけに舞台空間における映像表現の可能性を追求。00年代より舞台人やダンサーとのコラボで数々の実験的な舞台やインスタレーションを演出。山田せつ子との「Double」(01)は松本俊夫が絶賛。4面マルチスクリーン映画『三人の女』(16)はあいちトリエンナーレで上演。現在、九州産業大学芸術学部教授。