【イベント】大学院芸術学専攻主催イベント開催のお知らせ

多摩美術大学大学院美術研究科 博士前期課程芸術学専攻では、舞踏家の上杉満代氏と高松真樹子氏をお招きし、ワークショップ&トークイベントを開催します。


【イベント概要】

2023年度 多摩美術大学大学院美術研究科 博士前期課程芸術学専攻 舞踏ワークショップ&トークイベント

「白と黒 目に映る光線、身体に映る影」

日時:2023年9月22日(金)
第一部 ワークショップ 13:00~14:40
※事前申し込み必須、Google Formにてお申し込みください(多摩美生のみ、定員10名)
第二部 対談 15:00~17:00(開場14:50)
※申し込み不要、一般の方来場可、会場に直接お越しください
会場:多摩美術大学八王子キャンパス 芸術学棟3階25-312教室

【開催趣旨】
近年、土方巽や大野一雄らによって創設された「舞踏」は「映像」という新たな表現方法に直面している。肉体と肉体が—肉体と魂が—そして時にそれらによって生み出される日常と非日常の交差とはどのようなものなのだろうか?映像と舞踏のあり方に着目する2人の舞踏家・上杉満代氏と高松真樹子氏をゲストに招き、ワークショップと対談を通してその側面を探究する。

【ゲスト紹介】

上杉満代氏

1950年福岡に生まれる。幼少よりクラシックバレエを学ぶ。68年谷桃子バレエ団に在籍後71年より舞踏家大野一雄氏に師事。映画「O氏の死者の書」に参加。75年上杉満代舞踏ソロ「紅蓮夜曲」にてデビュー。その後、現在に至るまで極私的舞踏ソロの公演を主流として活動を続ける。1987年~1990年渡仏。カトリーヌ・デュベレス、ベルナルド・モンテのスタジオD.Mに参加。パリ国立市民劇場などにて3作品に出演。帰国後はソロ作品「彼女」から「マダムメランコリア」「マドモアゼルメランコリア」「ベイビーメランコリア」などメランコリアシリーズ作品発表。大野一雄フェスティバル他欧州、米国等に招聘多数。2009年連続舞踏公演「ベイビーメランコリア夢六夜」にて第41回舞踊批評家 協会賞を受賞。(http://www.art-c.keio.ac.jp/news-events/event-archive/happ-2023-05-24/より)

高松真樹子氏

舞踏家/映像作家。多摩美術大学芸術学科映像コース卒業。16mm映像作品『Discontinuity -非連続-』でキリンアートアワード2001奨励賞を受賞。その後身体表現への興味からショークラブダンサーを経て、舞踏に出会い2002年より舞踏家・上杉満代に師事。ショーダンサー時代の【ラヴィ】という名で活動。「ラビィ solo -私の中のひとりを救出せよ-」「休息日-Holy Day-」「かえる」「ド・ド・ド・カエル」「未来のイヴ」 等のソロ作品を発表。2017年ソロ作品「sign」より名前を【ラヴィ】から本名である 【高松真樹子】に改名。師・上杉満代氏と共に映像作品を撮り始め、2018年「映像と体のドキュメント」と題した上杉満代企画公演で映像を担当する。舞踏における影像身体を追求する。2023年新作ソロ作品「★ネイキッド・ラビット★」上演(https://lit.link/nakedrabbit)。

【お問合せ】
多摩美術大学大学院美術研究科 博士前期課程芸術学専攻
Email: tamabi.geigaku.masuter.student.2023@gmail.com