フレスコ実習でレンガに絵を描いてみよう

金沢百枝先生ご担当ゼミ「装飾デザイン調査設計」では、5月25日、フレスコ実習を行いました⛪️

フレスコとは、漆喰の支持体に顔料を用いて描く技法。
漆喰が生乾きの間にしか描画が出来ないという難しさがある反面、乾いたものは半永久的に保存することが可能です。
ミケランジェロ作、バチカン・システィーナ礼拝堂の『最後の審判』など、神殿や教会に描かれた壁画が有名です。

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まずは支持体作り。
砂と石灰を混ぜてマルタ(漆喰)を作り、水に浸したレンガに塗ります。

下地が整ったら、描画に入ります。
マルタが乾かないうちに、素早く筆をのせなければいけません。

描画が済んだら、よく乾かして完成!
並べてみると、マルタの白さを生かしたものや、何度も色が重なり奥行きのあるもの、淡い風合いのものや、コントラストの強いものなど、それぞれ違いがあり、どれも素敵です。

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今回は、今年の装飾デザイン調査設計ではじめての実習授業でした。
装飾デザイン調査設計では、フレスコだけでなく、今後もさまざまな実習を予定しています!