芸術基礎・制作-1 油画コース レクチャー

こんにちは、芸術学科研究室です。

芸術学科では新年度が始まり、授業も本格的に始まりました!

今回は、1年生の必修科目「芸術基礎・制作-1」(油画コース)の授業の様子を少し紹介します。
この授業では、油画コース・日本画コースに分かれて、それぞれ油彩画、日本画を制作します。
制作体験を通じて、作品の成り立ちや素材を理解することを目標としています。

「芸術基礎・制作-1」油画コースでは、
担当の非常勤講師である髙木大地先生から油彩画を制作するための、画材道具のレクチャーがありました。

ほとんどの学生が、油彩に触れたこと、制作をしたことがないため、どのような素材であるか、用具の特性などを学んでから制作に取り組みます。
油絵具を構成する材料や使用する油などの違いについて、大まかな制作の流れについて教えていただきました。
また、実際にどのようにして描いていくのか簡単なデモンストレーションをしていただきました。
学生が使用する道具と同じものを使用していきます。
12色の絵の具と筆、ペインティングナイフを駆使して豊かな画面づくりを展開します。

レクチャーを踏まえ、その後は各自制作に移りました。
デモンストレーションで使用したキャンバスは試し書き用として、その後学生が絵の具の質感やできる表現を確かめていました。

油画コースでは、2課題、2作品制作します。
1課題目は「風景」、2課題目は「抽象」です。
今は1課題目の「風景」課題に取り組んでいます。

「風景」の課題では、多摩美構内の風景を制作します。
それぞれが好きな場所を多摩美内を歩き回って見つけ、実際に選んだ場所で制作します。
どんな風景がそれぞれのキャンバスに繰り広げられるのか楽しみです…!