芸術学科出身者のさまざまな分野での活躍ぶりを紹介します。
今やりたいと思っていない仕事こそ重要
多摩美術大学の芸術学専攻で修士号を取り、世田谷区美術館や目黒区美術館を経て愛知県美術館で学芸員として活動している。
大学院に在学していた当時は、…
「大学での学びとのギャップに苦しみながら見つけ出した道
もともと美術が好きというわけではなかった。
だからこそ、「公正な目で商品として美術品を…
「文字のない展示空間」をつくったのはなぜか?
芸術学科修士課程出身の荒井保洋さんは、2021年にリニューアルオープンした滋賀県立美術館で学芸員を務めている。「肩の力をぬいて美術を楽しんで…
紙媒体を通し、自分の仕事が社会の一部に
DTPオペレーターとして、顧客のニーズに応えながら、印刷データの作成や写真の色味補正などを手掛ける。在学…
学生時代に「美学」に目覚める
本学科十期生として当時の「スタディ系」コースで現代美術を学ぶ中で、「美学」に目覚めた。鑑賞者の感動のありようは、時代によって…
“美のありか”を探ることに終わりなどない
廣江泰孝さんは、岐阜県美術館(岐阜市)で日本の近・現代美術の研究や保存を専門とするなど、多岐に渡る活躍をしている。「流動的な社会の中で…
在学中は東野芳明ゼミで企画展運営を学ぶ
写真に関して世界有数のコレクションを誇る東京都写真美術館。
関次和子さんは学芸員として展覧会…
作家も評論家も架空の美術作品とは?
本学芸術学科を卒業後、イタリア・ミラノに留学したアーティストの駒形克哉さんは、フィクションと実在をつなぐ作品をこれまで多く制作してきた。
イタリアで制作したある画集には、作…
「何がどのような形で役に立つかわからない」
本学芸術学科を数年前に卒業した今井楓さんが勤めているのは、編集プロダクションという職場だ…
「多くの人の幸せ」を願って仕事に臨む
本学科の大学院修士課程を修了後、フリーランスでPRコーディネーターとして活躍してきた。美術館の広報も経験し、現在は地方自治体のPRも…
「非常階段」でスクリーマーとしてデビュー
ヨーロッパではソロ活動を展開
本学芸術学科の芸術学科の第二期生として、在学中の講義では先端の現代…
展覧会を一過性の“パフォーマンス”として捉える
多摩美術大学大学院在学中から“記録”と“表現”の関係と向き合い、
思考を深めて来た三輪健仁さん…
作品が持つ“感情”をそのまま展示する
多摩美術大学に芸術学科が創設された時期に在学生だった中井康之さん。現在は国立国際美術館で学芸課長を務めている。長年にわたって数多くの展覧会を手がけてきた中井さんは、キュ…
ことばとイメージの関係を追求し、パウル・クレーにたどり着く
本学科の大学院修士課程を修了した後、スイス・チューリヒに留学した。パウル・クレーの研究に本腰を入れ…
海外での経験を国内の芸術祭で生かす
本学科を卒業した後、国内の美術館に11年勤め、海外へ。
飯田志保子さんは、特定の美術館に所属していないインディペンデント・…
多摩美のクラブ棟から巣立つ
「楽さん」の愛称で今も学生から親しまれる写真家、荻原楽太郎さん。
原点は、多摩美の最奥にひっそりと佇む「クラブ棟」にあるという。楽さんが写真に切り取った風景は、どこま…
街なかにアートを届ける
プロジェクトを運営する人材を育成
美術を街なかで展開するアートプロジェクトが盛んになってきた。
ところが、マネジメントをする人材が足りないという。そのための支援を…
前例のない教育プログラムをヨコハマトリエンナーレで実践
本学芸術学科出身の端山聡子さんが『ヨコハマトリエンナーレ2014』で担当した「中高生のためのヨコトリ教室」は、それまで美術館ではほとん…
モダニズムの芸術を研究する中で新たな境地に
日々美術作品を間近に見ながら、欧…
展示の手伝いが人生の道筋を変えた
運送会社の中でも特殊な、美術作品の輸送を専門に行う部署に所属している杉山哲司さん。
多くの展覧会は、美術品輸送なくし…
学生時代の趣味がいつの間にか仕事に
着ぐるみの世界に惹かれて自ら制作し、身につけて様々なキャラクターを演じる露木妙さん。
高校、大学と趣味で着ぐるみにかかわり続けてきた…
戦後の書を現代美術の枠組みで捉える
「書」の世界に引き込まれ、現代芸術の枠組みで戦後の書を研究する栗本高行さん。
それは、一人の前衛書家、井上有一との出会いから始まった…
倉石信乃(Theater Company ARICA/テクスト・コンセプト)
藤田康城(同/演出・美術)
Theater Company ARICA
都心のカフェから海外の演劇祭まで多彩な場を舞台に
シアターカンパニー・アリカは、メンバーに本学芸術学科の出身者が多数在籍する劇団だ。
演出と美術を担当している藤田康城さんと、テキスト・コンセプトを担当している倉…