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Jan 16, 2010

藤枝守 X 鶴岡真弓 「いのちの文様」

鶴岡真弓所員が、2月20日(土)に金沢21世紀美術館で開催される「二十一世紀塾」において、 作曲家の藤枝守氏と「いのちの文様」と題して対談講演を行います。 同イベントでは、ハープ奏者西山まりえ氏の演奏も合せて行われます。

日時:2月20日(土)16時開演 場所:金沢21世紀美術館 入場料:前売1,500円、当日2,000円(全席自由・1ドリンク付) プログラム:  第1部トーク 藤枝守X鶴岡真弓  第2部コンサート 西山まりえによる<ゴシックハープの植物文様>

詳細は金沢21世紀美術館のホームページをご覧下さい。 http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=24&d=744

藤枝守氏による本企画の説明を上記サイトから引用します; 植物のなかの電位変化からメロディックなパターンを生みだす。このような作曲を十数年も続けている。《植物文様》というその音楽に与えたタイトルは、私の机の傍らにあった鶴岡真弓さんの『ケルト/装飾的思考』からみいだしたもの。そのタイトルのとおり、この音楽は増殖を繰り返しながら、いまでも無限に変容している。なぜ、人間は「いのち」から文様をみいだし、その文様があらたな「いのち」として蘇っていったのか。「いのち」と「文様」との絡み合いや反転の繰り返しが、人間のもつ想像と悦楽に縁のない領域を与えていった。今回の鶴岡真弓さんとのトークでは、「いのち」と「文様」の始原を辿りながら、文様世界に照合するような音楽の行方もさぐってみたい。西山まりえさんの演奏は、ゴシック・ハープによって《植物文様》をあらたに紡ぎ出す初めての試み。近代が失った音の記憶を内包するハープ。その弦にふれる細やかな指の先から、どのような響きの植物文様が編み込まれていくのだろうか。 (以上引用終わり)

ちなみに、藤枝守氏の著作『増補 響きの考古学』平凡社ライブラリー版において、 中沢新一所長による解説「ラジカルな音楽的思考の探求」が掲載されています。

ポスト @ 2010/01/16 18:35 | お知らせ

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