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Jun 14, 2013
安藤礼二編『折口信夫対話集』
安藤礼二所員の最新編著のご紹介です。
■『折口信夫対話集』折口信夫著/安藤礼二編 2013年6月10日発行 講談社文芸文庫 定価1,600円(税別)
生涯に膨大な対談、鼎談を残した折口の対話を3章で構成した安藤礼二のオリジナル編集。
北原白秋、室生犀星、西脇順三郎、谷崎潤一郎、川端康成、小林秀雄達と文芸を語り合った第1章。
第2章は師・柳田国男と民俗学について。
鈴木大拙等との宗教をめぐる第3章は、全集未収録で資料としても貴重な座談会である。(本書カバーより)
折口信夫は、生涯を通じて数多くの対談を行い、座談の席に連なった。その主要なものは新版の『折口信夫全集』別巻3(中央公論社、1999年)に収録された。結果として、全集のこの巻は700頁近くに膨れ上がり、しかも折口が参加した対談・座談のすべてを収めることはかなわなかった。今回、全集に収録されなかった貴重な座談も含め、さまざまな機会に、さまざまな相手に向かって、折口信夫が残した生の声をそのまま耳にすることができる1冊の対話集を編んでみた。(安藤礼二「解説」より)
May 14, 2013
【重要なお知らせ】研究会「『井筒俊彦』入門」会場変更のお知らせ
先日お知らせしておりました研究会「『井筒俊彦』入門」ですが、会場収容人数の都合上、急遽教室を下記の通り変更いたします。なお、日程等に変更はありません。
研究会「『井筒俊彦』入門」
この研究会では本年(2013年)に没後20年を、来年(2014年)に生誕100年を迎える『コーラン』の邦訳者にして東洋哲学の巨人の残した業績の全貌を概観します。ゲストに批評家の若松英輔氏をお迎えし、民俗学、宗教学、哲学を一つに総合し、そこに未来を拓いた井筒俊彦の学の可能性を論じます。
日 時:第1回2013年5月18日(土)神秘哲学――井筒俊彦の始原
第2回2013年6月8日 (土)イスラーム哲学――井筒俊彦の頂点
第3回2013年7月13日(土)東洋哲学――井筒俊彦の未来
※各回15時より
対談者:若松英輔氏(批評家)
安藤礼二(多摩美術大学 芸術人類学研究所 所員)
入場料:無料
会 場:多摩美術大学八王子キャンパス 芸術学棟25-312教室 ※以前の告知より変更しています
会場までのアクセス情報はこちらをご覧ください。
芸術学棟は、以下の地図のQの建物です。
http://www.tamabi.ac.jp/prof/facilities/h_facility.htm
※参加自由・予約不要
※満席(80名程度)の場合は入場をお断りする場合がございます。予めご了承ください。
お問い合わせ先:多摩美術大学芸術人類学研究所 Tel:042-679-5697
Apr 25, 2013
研究会「『井筒俊彦』入門」
先ほどお知らせした「『野生の思考』再興」研究会に引き続き、安藤所員主宰の研究会のご案内です。
この研究会では本年(2013年)に没後20年を、来年(2014年)に生誕100年を迎える『コーラン』の邦訳者にして東洋哲学の巨人の残した業績の全貌を概観します。ゲストに批評家の若松英輔氏をお迎えし、民俗学、宗教学、哲学を一つに総合し、そこに未来を拓いた井筒俊彦の学の可能性を論じます。
日 時:第1回2013年5月18日(土)神秘哲学――井筒俊彦の始原
第2回2013年6月8日 (土)イスラーム哲学――井筒俊彦の頂点
第3回2013年7月13日(土)東洋哲学――井筒俊彦の未来
※各回15時より
対談者:若松英輔氏(批評家)
安藤礼二(多摩美術大学 芸術人類学研究所 所員)
入場料:無料
会 場:多摩美術大学八王子キャンパス 芸術学棟25-312教室 ※以前の告知より変更しています
会場までのアクセス情報はこちらをご覧ください。
芸術学棟は、以下の地図のQの建物です。
http://www.tamabi.ac.jp/prof/facilities/h_facility.htm
※参加自由・予約不要
※満席(80名程度)の場合は入場をお断りする場合がございます。予めご了承ください。
お問い合わせ先:多摩美術大学芸術人類学研究所 Tel:042-679-5697
研究会「『野生の思考』再興 フレイザー・モース・レヴィ=ストロース」
研究会のお知らせです。
昨年より継続的に開催してきました「宗教学、社会学、民俗学の起源」シリーズ。今年は宗教学者の江川純一氏をお迎えし、安藤礼二所員と対談形式で「野生の思考」をキーワードにJ・Gフレイザー『金枝篇』、M・モース『呪術論』、レヴィ=ストロース『野生の思考』を読んでいきます。
日 時:第1回2013年5月10日(金)フレイザー『金枝篇』を読む
第2回2013年6月7日 (金)モース『呪術論』を読む
第3回2013年7月5日 (金)レヴィ=ストロース『野生の思考』諸事情により延期します。
※各回14時40分より
※第3回延期日程は、決定次第告知いたしますが、7月5日(金)は予定内容を変更しての研究会開催と
いたします。変更内容詳細等についてはこちらをご覧ください。
メディアセンターは、以下の地図のKの建物です。
http://www.tamabi.ac.jp/prof/facilities/h_facility.htm
※参加自由・予約不要
※満席(30名程度)の場合は入場をお断りする場合がございます。予めご了承ください。
お問い合わせ先:多摩美術大学芸術人類学研究所 Tel:042-679-5697
Feb 01, 2013
霊性と曼陀羅−安藤礼二が語る映画『死者の書』の世界
安藤礼二所員が、映画『死者の書』(監督:川本喜八郎)の上映にあわせ、折口信夫『死者の書』の世界について語ります。
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3・11以降、あらためて日本人の死生観が問われているが、折口信夫『死者の書』は大きな示唆に富んでいる。このテーマを生涯をかけて探求した折口信夫の集大成とも言われる作品だからである。川本喜八郎監督によって人形アニメーションとして新たな生命を吹き込まれた映画『死者の書』を、気鋭の評論家・安藤礼二とともに読みとく。(東京自由大学ホームページより)
■日時: 2013年3月9日(土) 14:00〜17:00
■内容: 映画『ひさかたの天二上』(2005年、14分、総監督:川本喜八郎、監督:村山正実)上映
映画『死者の書』(2005年、70分、監督:川本喜八郎)上映
トーク: 安藤礼二(文芸評論家、多摩美術大学芸術学科准教授・同芸術人類学研究所所員)
対談: 鎌田東二(京都大学こころの未来研究センター教授)
■場所: 東京自由大学
〒101-0035 東京都千代田区神田紺屋町5 T.M ビル2階
TEL/FAX: 03-3253-9870
■料金: 一般 2800円 会員 2500円 学生・大学院生・ユースクーポン 1000円
Jan 18, 2013
神楽調査報告会のお知らせ
神楽研究会として昨年度より継続的に行っている神楽調査の報告会を開催します。
今回は、神々に湯を献上し参会者もその湯を浴びることで「生まれ清まり」の意義を持つ、
湯立神楽の系統に属する下記二箇所での神楽調査を取り上げます。
現地での映像も交えながら、講師による報告および参加者との討議を行い、
安藤礼二所員がコメンテイターとして討議に参加します。
1. 遠山霜月神楽調査(長野県飯田市上村下栗地区、程野地区)2012年12月
2. 奥三河・御園の花祭り調査(愛知県北設楽郡東栄町)2012年及び2011年11月
日時:1月24日(木)15:00-18:00
講師:三上敏視特別研究員
コメンテイター:安藤礼二所員
入場料:無料
会場:多摩美術大学八王子キャンパス メディアセンター4階 芸術人類学研究所
会場までのアクセス情報はこちらをご覧ください。
メディアセンターは、以下の地図のKの建物です。
http://www.tamabi.ac.jp/prof/facilities/h_facility.htm
※参加自由・予約不要
※満席の場合は入場をお断りする場合がございます。予めご了承ください。
お問い合わせ先:多摩美術大学芸術人類学研究所
Tel:042-679-5697
<講師プロフィール>
音楽家、神楽・伝承音楽研究家。多摩美術大学美術学部非常勤講師。1953年愛知県半田市生まれ、武蔵野育ち。93年に別冊宝島EX「アイヌの本」を企画編集。95年より奉納即興演奏グループである細野晴臣&環太平洋モンゴロイドユニットに参加。日本のルーツミュージックとネイティブカルチャーを探していて里神楽に出会い、その多彩さと深さに衝撃を受け、これを広く知ってもらいたいと 01年9月に別冊太陽『お神楽』としてまとめる。その後も辺境の神楽を中心にフィールドワークを続け、 09年10月に単行本『神楽と出会う本』(アルテスパブリッシング)を出版、初の神楽ガイドブックとして各方面から注目を集める。 神楽の国内外公演のコーディネイトも多い。映像を使って神楽を紹介する「神楽ビデオジョッキー」の活動も全国各地で行っている。現在は神楽太鼓の繊細で呪術的な響きを大切にしたモダンルーツ音楽を中心に多様な音楽を制作、ライブ活動も奉納演奏からソロ、ユニット活動まで多岐にわたる。また気功音楽家として『気舞』『香功』などの作品もあり、気功・ヨガ愛好者にBGMとしてひろく使われている。
続けて6月21日に発刊される安藤礼二所員の新刊をご紹介します。
富岡多惠子さんとの共著です。
書名:『折口信夫の青春』
著者:富岡多惠子・安藤礼二
出版社:ぷねうま舎
価格:2700円(税抜)
■ 言語学者・国文学者にして草創期の民俗学者、歌人にして詩人……折口信夫 = 釋迢空とは何者か。ホントーを外さない作家修練の直観と、気鋭の批評家の犀利な論理とで、例外的な個性を育んだ形成期の謎を、多角的に読み解く。
■ 折口信夫の秘密──その背後には創造的にして破壊的な思想のるつぼが、明治期の知られざる一つの精神圏が、そして混沌のエネルギーに満ちた近代日本の「青春」がひそんでいた。
■ 藤無染、本荘幽蘭、鈴木大拙、金沢庄三郎、マックス・ミュラー……柳田國男と出会う以前の、折口の青春を彩った人びと。これらの関係のネットワークから、その時代の革命的な宗教思想・言語思想の糸をたぐり出す。(ぷねうま舎HPより)