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Jun 11, 2012
記事掲載のご案内
2012/06/11 12:02 | お知らせ,雑誌記事掲載,鶴岡真弓 | Permalink | TrackbackSep 21, 2010
「山のシューレ2010 in 那須」/『ecocolo』no.52
雑誌『ecocolo』9月18日発売号に、今年7月に行なわれた「山のシューレ」 オープニングシンポジウム、伊藤俊治氏と中沢新一所長の対談、 さらに港千尋所員を交えた鼎談の模様が掲載されています。
■『ecocolo』no.52 http://ecocolo.com/blog/c16/121/ 2010年11月号 特集「夜のこと」¥980 ・Report:山のシューレ2010 in 那須 「森に集い、学ぶ」
Apr 03, 2009
中沢新一×池野紀×沼野充義・鼎談掲載 『をちこち』4月号
国際交流基金の発行誌(隔月発行)、『をちこち』No.28 4月号に、 池内紀氏×沼野充義氏×中沢所長の鼎談が掲載されています。
鼎談タイトルは「ドナウ河は多様さを結びつける知恵を育んだ」。 ドイツ文学専門の池内氏の視点、ロシア・ポーランド文学専門の沼野氏の視点、 中沢所長のアジアから見た視点をまじえて、 東欧=中欧(1989年の東欧革命以降、「東欧」ではなく「中欧」とよばれるようになる) の文化のもつ多様性について、14pに渡って語られています。
本文では中沢所長の著作『東方的』や、先月まで開催していたジンガロのスペクタトル 『BATTUTA(バトゥータ)』にも話が触れられています。 この『バトゥータ』は、ハンガリーの音楽文化を取り入れたロマの世界の精神構造を テーマにした舞台です。
ドナウ河流域に暮らすひとびとの知恵の豊かさや未来性について、 沼野氏が作家のミラン・クンデラの言葉、 「東欧という地域は最小限の地理的な広がりのなかに最大限の多様性がある」を文中で 紹介しており、中沢所長は文中で、 「そもそもヨーロッパとは中欧のことを言ったのだと思います。パリやロンドンは、むしろ 周辺だった。」 と、もともと堅固な穀倉地帯であったヨーロッパの構造について、言及しています。
私たちの認識しているヨーロッパの姿と、この鼎談を通して見えてくるヨーロッパの姿は、 どこでひっくり返っているのでしょうか。 距離は日本から決して近くない中欧ですが、彼らが抱えている普遍性や問題点は、 私たちとそう遠くない場所にあることを感じさせます。
※『をちこち』2008年10月号では、長谷川祐子所員×五十嵐太郎氏×水沢勉氏の鼎談が掲載されています。 →『をちこち』の購読方法はこちら
Mar 11, 2009
港千尋評論「琥珀の心─消滅をめぐる美術のごく小さな歴史」
季刊『ART IT』(No.23、2009 Spring)での特集、「記憶のアート/消滅のアート」 に、港所員が寄稿しています。
「琥珀の心─消滅をめぐる美術のごく小さな歴史」と題された文中では、 太古の時代の樹脂が地中で石化した琥珀の中に、まれに一緒に閉じ込められた昆虫や植物があること を切り口に、記録や記憶について、それらに絡んだ美術作品を挙げて考察しています。
『写真とは、いずれあるときに不在になるということを、先回りして記録してしまう技術である。』 『消滅も記録も、ひとつのプロセスである。』 という語り口には、一人の写真家・映像人類学者として、被写体のみならず、 記録として保存された写真そのもの、記憶そのものがいずれ消滅することを余儀なく されている存在だということをみつめ、その視点にたって、 それでも記録や記憶することについて考える姿勢がうかがえます。
ある特定のものを保存するにはそれ以外のものの消滅を容認しなくてはいけない、という矛盾を 抱えてまで、私たちはなぜ遺跡を保存しようとし、大量の情報を博物館に保存し、 いつか朽ちることを容認しながらも、ものを作り続けるのでしょうか。 また、忘却されていたものを掘り起こして再現することの意味は何なのでしょうか。
文章の最後の一説は、そんな問いに答えようとする港所員の小さな独白のようにも受け取られます。
※同号には、内藤礼さんのインタヴューも掲載されています。 内藤さんは、2006年、愛知県佐久島での展示の際に中沢所長と対談をされました。 ※『ART IT』のページはこちらを御覧下さい。
Mar 06, 2009
Feb 04, 2009
登山専門誌『岳人』に記事掲載
昨年11月30日(日)に山形県で実施されたシンポジウム 「十年後の出羽三山を考えるーよみがえる山の思想をめざしてー」の模様が、登山専門誌 『岳人』2月号に掲載されています。
IAAでは引き続き、都市と自然、思想と感性、山の思想をテーマとする活動を発信します。
→詳しくは《カラコル》のHPをご覧下さい。
鶴岡所長インタビュー記事2件のご案内です。
■「とにかく面白かったこの一冊 −各界の読書家に聞く−」/雑誌『サライ』(2012年7月号) 雑誌『サライ』2012年7月号に所長推薦の図書2冊についてインタビューが掲載されています。
『サライ』2012年7月号(小学館)
★インタビューではフランク・ロイド・ライト『自然の家』(富岡義人訳、筑摩学芸文庫)、 ハインリッヒ・ハイネ『流刑の神々・精霊物語』(小沢俊夫訳、岩波文庫)の2冊を挙げ、ご紹介しています。
■「ケルトと日本を結ぶ『美の文明交流史』を語る」/『新美術新聞』(2012年6月11日号) 『新美術新聞』連載コラム「ときの人(第39回)」に所長インタビューが掲載されています。
撮影:川島保彦
★所長自身の研究テーマのほか、本研究所の活動についてのインタビューです。 『新美術新聞』についてはこちらをご覧ください。