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Jan 16, 2013
マリー・ドゥルエ&港 千尋『隔たり/連なり3』展
港千尋所員と、フランス人画家マリー・ドゥルエ氏による展示会がアンスティチュ・フランセ東京にて開催されています。
出会いは2年前。二人は交流を重ね、そして、「福島のその後」の風景をテーマとした本共同展が誕生しました。震災前から始まっていた二人のコラボレーションの形は、震災後、大きく変化しました。
呼応し合う二つのヴィジョン。「リアル」と「イマジネール」のはざまに息づく二人の作品。その制作を通して、二人のアーティストは、新たな風景の捉え方を見つけ出します。
マリー・ドゥルエ&港 千尋『隔たり/連なり3』展
会期:2013年1月11日(金)ー2月3日(日)
会場:アンスティチュ・フランセ東京 ギャラリー
162-8415 東京都新宿区市谷船河原町15
03-5206-2500
Oct 29, 2012
港 千尋「バスク遠近」展と港 千尋x平出 隆 対談「風景の色と味」
■《crystal cage》叢書『バスク七色』の刊行を記念し、港千尋所員による写真展「バスク遠近」を開催します。
港 千尋「バスク遠近」展
会期:2012年11月7日(水)〜 24日(土) 10:00-18:00(日曜休)
会場:多摩美術大学 芸術人類学研究所
グラン・プラージュの午後 ビアリッツ photo by Chihiro Minato
「スペインとフランスの国境に分断されながら、独自の文化と歴史を保つバスク地方。その豊かな世界を30年にわたり歩いてきた著者による『バスク七色』は、旧石器洞窟に描かれた謎のイメージからピレネー山脈に伝わる神話世界、奇妙なスポーツや祭りを楽しむ群衆とほろ苦いチョコレートの起源、市場の賑わいから荒海の沈黙へと、旅するようにつづられたエッセイです。crystal cageのデザインは、その鮮やかな印刷をつうじて、まるで紙でできたプリズムのような本を完成させました。『バスク七色』の刊行を記念して開かれる『バスク遠近』展は、ページのあいだから流れ出す遥かな風景を、歩きながら眺めるためのささやかな写真展です。」(港 千尋)
■また、同書の写真を中心に、港所員と、同叢書の造本プロデュースを手がけた平出隆所員による対談を開催します。
港 千尋x平出 隆 対談「風景の色と味」
日時:2012年11月9日(金)16:20-17:50
会場:多摩美術大学 芸術人類学研究所
東京都八王子市鑓水2-1723 多摩美術大学八王子キャンパス
アクセスはこちら
◇予約不要。着席は先着順となります。
主催:多摩美術大学 芸術人類学研究所
イベントお問い合わせ:多摩美術大学 芸術人類学研究所
メール iaa_info@tamabi.ac.jp 電話 042-679-5697
叢書お問い合わせ:TPH(Tokyo Publishing House)
メール info@artbook-tph.com 電話 03-5472-0370
URL http://www.artbook-tph.com/tph/
《crystal cage》トークセッション
《crystal cage》叢書の刊行を記念し、平出隆所員がプレゼンターとなり、トークシリーズが開催されます。vol.1は、第1回配本の写真/散文集『バスク七色』の著者である港千尋所員と、同じく第1回配本、バーネット・ニューマン著『崇高はいま』の編集と翻訳をつとめた三松幸雄特別研究員が登壇します。
日時:11月16日(金)開場 20:45 開演 21:00
会場:SPIRAL RECORDS
港区南青山 5-6-23(スパイラル2F)
電話 03-3498-1224
講演:
平出 隆(詩人/造本家/多摩美術大学教授)
港 千尋(写真家/多摩美術大学教授)
三松幸雄(哲学/現代芸術/明治大学兼任講師)
[プログラム]
1. 三松幸雄 小講演
『光・瞬間・場所 - バーネット・ニューマンと河野道代』
2. 港 千尋×平出 隆
『《crystal cage》と書物のこれから』
料金:¥1,500(要メール予約/先着50名)
ご予約:SPIRAL RECORDS
アドレス:event-records@spiral.co.jp
スパイラルHP
主催:株式会社ワコールアートセンター 企画制作:SPIRAL RECORDS
協力:TPH, via wwalnuts, 多摩美術大学 芸術人類学研究所
叢書お問い合わせ:TPH(Tokyo Publishing House)
メール info@artbook-tph.com 電話 03-5472-0370
URL http://www.artbook-tph.com/tph/
叢書《crystal cage》創刊
平出隆所員が造本プロデュースを手がける叢書《crystal cage》がこの秋創刊されます。第1回配本のうちには、港千尋所員による写真/散文集『バスク七色』、三松幸雄特別研究員が編集・翻訳をつとめたバーネット・ニューマン『崇高はいま』が含まれています。
郵便物でもある書籍《via wwalnuts 叢書》の刊行で、読書界の流通の壁を静かに崩した平出 隆による造本革命のNEXT、《crystal cage 叢書》とは──
[2012年11月第1回配本]
バーネット・ニューマン『崇高はいま』 三松幸雄 編訳 定価3100円(税込)
20世紀アメリカを代表する抽象画家による、新旧の芸術をめぐってのいまなお刺激あふれる思策的テクスト集。
河野道代『時の光』 定価2700円(税込)
窓辺からひろがるささやかな情景に見出される、永遠をはらんだ事物の輝き。危機の感覚に磨かれた詩人による珠玉の散文小品集。
港 千尋『バスク七色』 定価3300円(税込)
多様なヨーロッパのなかでも、独立した歴史文化に恵まれた土地を案内して、爽やかに顫動することばと空気。43点の澄みきった写真とともに。
《crystal cage叢書》によって起された4つの静かな奇蹟
1) 一般の出版社ではもはや不可能な企画・編集・造本。
2) 高精細印刷の99%は版元サイドで行なわれる。
3) 書物を愛する学生による「造本有理」の支援。
4) 意識の高い販売店と連携した書籍流通の刷新。
○造本仕様:四六判変形/角背上製/布クロス装/箔押し各冊3種/糸縢り綴じ/総ページ数112/セロファンカバー/4色オフセット印刷透明ケース/本文サイズ120mm×188mm/本文インクジェット顔料インク8色刷り ○造本:平出隆 ○図像:Joseph Cornell《 Panorama 》 ○刊行:TPH(Tokyo Publishing House) ○印刷:TPH + PrintRooms + 多摩美術大学芸術学科「書物設計」ゼミナール ○製本:博勝堂 ○取扱い:TPH / via wwalnuts / SPIRAL RECORDS / colonbooks / B&B /ほか
続刊: 酒井忠康 『積丹半島記』
平出 隆 『葉書でドナルド・エヴァンズに』 絵葉書版(分冊)
フランツ・マルク/ジョゼフ・コーネル/瀧口修造/
若林 奮/岡崎和郎/サンドラ・スター/中西夏之
お問い合わせ : TPH(Tokyo Publishing House)
メール info@artbook-tph.com
電話 03-5472-0370
Oct 22, 2012
港千尋『ヴォイドへの旅 空虚の想像力について』
港千尋所員の新著が刊行されました。
書名:『ヴォイドへの旅 空虚の想像力について』
著者:港千尋
出版社:青土社
価格:2310円(税込)
「デューラーの絵画、チリダの彫刻、ダーウィンと大地、キースラーの建築、イヴ・クラインの写真、ペレックの思考、ベイルートの瓦礫……
あらゆる場所にヴォイド=空虚はぽっかりと存在し、私たちをあやしくも魅惑しつづけている。彫刻、建築、メディアをめぐって、世界的に活躍する写真家にして著述家の「なにもない空間」を求める旅がはじまる。」
(青土社HPより)
Oct 09, 2012
港千尋 台北ビエンナーレに参加
港千尋所員が、9月29日より開催中の台北ビエンナーレに出展しています。
港所員は、ひょうたんをモチーフに、「思考の流動性と自由のための容器」としての美術館、「The Museum of Gourd」をキュレーションしています。
■「葫蘆博物館 The Museum of Gourd」
港千尋によるテキスト
会場:台北市立美術館
■「台北ビエンナーレ2012(Taipei Biennial 2012) Modern Monsters / Death and Life of Fiction」
会期:9月29日(土)〜2013年1月13日(日)
会場:台北市立美術館(Taipei Fine Arts Museum)
紙場1918(The Paper Mill)
相模原市立博物館で開催される「平成24年度かながわの遺跡展・巡回展 勝坂縄文展」において、
港千尋所員による講演「縄文の造形と先史時代芸術」が行われます。
講演「縄文の造形と先史時代芸術」
日時:3月2日(土)14:00-15:30
講師:港 千尋(多摩美術大学 教授)
会場:相模原市立博物館 大会議室
定員:200名(先着順・当日直接会場へお越しください)
受講料:無料
「平成24年度かながわの遺跡展・巡回展 勝坂縄文展」
会場:相模原市立博物館
相模原市中央区高根3-1-15
主催:神奈川県教育委員会(埋蔵文化財センター)
共催:相模原市教育委員会(文化財保護課・博物館)
会期:2月16日(土)-3月20日(水・祝)
観覧料金:無料
開館時間:9:00-17:00(入館は閉館30分前まで)