[title] Institute for Art Anthropology INFORMATION

Tags : くくのちモリプロジェクト

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Oct 05, 2012

くくのちモリプロジェクト植樹祭のお知らせ

くくのちモリプロジェクトでは、多摩美術大学八王子キャンパスの一角に森をつくっています。
11月17日に4回目の植樹祭を行います。皆さまのご参加をお待ちしています。

日時:11月17日(土)11:00- ※雨天決行
集合場所:多摩美術大学正門バス停
持ち物:ゴム手袋か軍手、汗を拭くタオルか手ぬぐい、雨天時はレインコートなど。
ご注意:汚れてもよい服装と靴でお越しください。
植樹地は斜面です。滑りにくい靴をご用意ください。

■植樹祭は13:00頃までに終了予定。
引き続き芸術人類学研究所にて直会(なおらい=打ち上げ会)を行います。
こちらにご参加希望の方は必ず、11月10日までにメールにてお知らせください。
直会参加費(軽食代):500円
お申し込み先:kukunochimori@gmail.com

2012/10/05 11:58 | お知らせ,くくのちモリプロジェクト | Permalink | Trackback

Oct 31, 2011

多摩美芸術祭『植樹マンショー』開催!/くくのちのモリプロジェクト

くくのちのモリプロジェクト主催、多摩美芸祭の植樹マンショーのお知らせです。

■2011年の種子(たね):多摩美芸祭植樹マンショー 日時:2011年11月4日(金) 11:10〜11:40/雨天中止 会場:多摩美術大学 八王子キャンパス 芸祭中央ステージ ※どなたでもご覧いただけます。

IAAとくくのち学舎の恊働で進めているくくのちのモリプロジェクト。 そのなかで、今年の「2011年の種子(たね)」プロジェクトを盛り上げるべく、 多摩美術大学の芸祭初日、中央ステージにあの「植樹マン」がやってきます! 森の精霊・緑の戦士、植樹マンとは木を植え、環境破壊と戦い、地球を守るスーパーヒーロー。 その本物の植樹マンが演じる本格的アクションパフォーマンスが多摩美で見られます。 いつもは子どもたちを主にターゲットに活躍する植樹マンですが、 今回は大学生向け、ちょっとセクシーバージョンをお送りいたします。

多摩美のベリーダンス同好会「ななこぶらくだ」の美女軍団をはじめ、多摩美生も多数出演。 前代未聞の植樹マンをお楽しみに!

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【植樹準備祭のお知らせ】 また、同日午後は翌週に予定している多摩美植樹祭に向けての「準備祭」を行います。 詳しくは、くくのち学舎のHPをご覧下さい。

*くくのちのモリプロジェクト「2011年の種子(たね)」とは 大災害という言葉ではひとくくりにできない様々な思いを胸に、この特別な年に実ったドングリなど 木の実を拾い集め、心を込めて苗木に育て、3年後にたくさんの思いを共有できる「モリ」をつくることを 目指すプロジェクトです。→詳しくはこちらをご覧ください。

*多摩美でのくくのちのモリプロジェクトの活動については、こちらのアーカイヴをご覧下さい。 ・植樹レポート1/・植樹レポート2/・植樹レポート3/・植樹レポート4

2011/10/31 18:47 | くくのちモリプロジェクト | Permalink | Trackback

Jun 08, 2011

くくのちのモリプロジェクト×IAA/多摩美植樹レポート その4

前回、第3回までお知らせした多摩美での植樹模様。今回は第4回です。

開会式の次は、植える苗の種類をひとつひとつ参加者で紹介するコーナー。 一人ずつ担当の苗木を掲げ、その名前を大きな声で3度呼び、 他の参加者もその声のあとについて唱和していくというもの。

はじめは少し恥ずかしがりながらも、こうしたことで苗木に対する親しみが湧き、 皆気がつけば楽しく木の名前を呼んでいました。

次は、苗木の植え方やマルチング(植えた苗が崩れないようにワラを敷き、 ロープを地面に張って固定する作業)の説明を聞きます。

  1. ポットを水に浸けた後、苗木をポットから抜きます。強引に抜くと苗を傷つけるので、 優しく土をもみながら出すのがポイント。
  2. 苗は斜面に対して直角に植えます。 ポットの1.5倍くらいの穴を掘り、底に空気を含ませた土をほっこら入れた上に苗を植えます。 こうすることで、根を張りやすく、育ちやすくなるそう。

3.植樹が済んだら、上から藁をかぶせます。苗が藁で隠れないように注意。

4.マウンド作りの時に周囲にたてておいた竹杭に荒縄を張り、藁を抑えます。 縄の結び方の実演。マウンド作りで用意した縄は、ここで登場するんですね。

そして、いよいよ植樹へ。 作業を始めると、みるみる間に光景が変わっていきます。 今回は植樹地の脇部分は中低木を植え、真ん中に高木を植えます。 森の構造にならって、木の種類にグラデーションがあるようにしておきます。

苗を植え終わったら、次はマルチング。藁束は、進和学園さんが提供してくださったものです。 藁で地面を覆っていき、 縄がけをします。傾斜もあり、力仕事です。

縄をしっかり張り巡らせて、水を撒き、植樹完了です! 縄と藁は、そのまま土に還り、木の養分になります。

最後に、無事に作業が終わったことをことほぐ直会(なおらい)をおこない、 立派な森が育つことを祈り、植樹祭は終了しました。

くくのちのモリプロジェクトが始動してもう1年がたちます。 私たちにとって森とは何か、その精神性とこうした実践を深めながら、 今後も活動を展開していく予定です。

※プロジェクトに興味がある人は、くくのち学舎HPくくのちのモリプロジェクトTwitterをご覧ください。

2011/06/08 19:40 | くくのちモリプロジェクト | Permalink | Trackback

May 23, 2011

くくのちのモリプロジェクト×IAA/多摩美植樹レポート その3

5月7日にマウンド作りをおこなった多摩美での植樹。 翌週14日(土)には天候にも恵まれ、晴れて植樹祭を開催いたしました。

まずは多摩美図書館前に集合後、さっそく植樹場所へ。

この日も駆けつけてくれた進和学園の皆さんを迎え、 一週間の間に雨が降って地面が固くなってしまったので、もう一度軽く掘り起こすことから始めます。

そしてささやかながら、植樹祭の開会式です。 まずは今回多大なご協力をいただいた進和学園、研進の出縄さんに開会のご挨拶を戴きました。 つづいて、くくのちのモリプロジェクトリーダー、長崎さんの開会宣言。

今回はタブの木を主木とする高木・中低木を全部で209株を植樹します。 樹種は、クヌギ、シイ、アラカシなどドングリとしてお馴染みの木をはじめ、 ヤマモモやシャリンバイ、ネズミモチ、ヤマブキなど、多彩な約30種です。

植樹方法は、宮脇昭先生(横浜国立大学名誉教授/国際生態学センター長)の方法、 「宮脇方式」に則っておこないます。(下図参照)

(次回に続く)

2011/05/23 14:25 | くくのちモリプロジェクト | Permalink | Trackback

May 18, 2011

くくのちのモリプロジェクト×IAA/多摩美植樹レポート その2

くくのちのモリプロジェクト、植樹レポートの第2回。

前回の植樹地の下見をもとに道具をそろえ、 連休終盤の5月7日(土)に、マウンド作りがおこなわれました。

マウンド作りとは、植樹に適するよう土を掘り返して空気をふくませ、柔らかくしておく作業を指します。 当日はあいにくの雨模様でしたが、20名ほどが多摩美に集合。 剣スコップと鍬で、まずは雑草と土を掘り返していきます。

手間と労力のかかる地道な作業ですが、せっせと土を耕していると皆無心に・・・。

しだいに土がほぐされて、ほっこらとしてきました。 こうして掘り返した土にさらに栄養を与えるため、腐葉土と肥料をまぜてすきこみます。 水色の雨具を着ているのは、進和学園さんから手伝いに来てくださった方々。 その他にも、植樹ボランティアの方達も飛び入りで駆けつけてくれ、 植樹初心者のモリプロジェクトメンバーにとっては、心強い助太刀でした。

マウンド作りが一通り終わると、植樹に使う縄を用意します。さて、これは何に使うのでしょう。

作業が終わったら、道具の手入れもして、本日は終了。次はいよいよ植樹です!

2011/05/18 16:31 | くくのちモリプロジェクト | Permalink | Trackback

くくのちのモリプロジェクト×IAA/多摩美植樹レポート その1

現在、くくのち学舎とIAAの協力のもと進めている「くくのちのモリプロジェクト」。

このプロジェクトは、沖縄県宮古島出身の長崎健一さん(多摩美卒業生)が、 沖縄の「御嶽(ウタキ)」のような、人びとの精神に深く根づく森を日本の本土にも 育てたいと考え、2年前にスタートしました。 当時まだ学生だった長崎さんひとりでの活動から、しだいに輪がひろがり、 くくのち学舎と多摩美をつうじて賛同する仲間も増えてきました。

そして今年5月、2年間植え育ててきた苗をいよいよ植樹することが決まりました。 場所は多摩美のグラウンド裏の斜面です。

今回は連続でその様子をレポートいたします。 ________________

さる4月16日(土)、多摩美の植樹地の土質と植生を見るための下見が行なわれました。 今回の植樹面積は、だいたい60平米。西向きの斜面になっています。

くくのちモリPJでは2年前からどんぐりの種を拾い、ポットに植えて苗を育ててきました。 苗は順調に育っていますが、まだ植樹するにはすこし早い段階。

そこで今回は、同じように苗を育てている、社会福祉法人進和学園さんにも 苗を提供していただき、多摩美で育てた苗とまぜて植えることになりました。

この方が、進和学園の母体、(株)研進代表の出縄さん。 さっそく斜面の具合や、土の様子、植えられている樹木などを見ています。

思いのほか栄養豊富な柔らかい土質とわかり、 「これなら、一度掘り返して空気を含ませれば、問題なく植樹できますよ。」と出縄さん。 松やつつじなど、すでに植えられている木はそのままで、 まずは土を掘り返して、植樹の前準備に入ることになりました。

こちらは多摩美の隅で育てている苗。2年前に種を植えたものです。 いよいよ出番です。

次は、マウンド作りの様子をレポートします。

2011/05/18 15:41 | くくのちモリプロジェクト | Permalink | Trackback