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Oct 05, 2012
くくのちモリプロジェクト植樹祭のお知らせ
2012/10/05 11:58 | お知らせ,くくのちモリプロジェクト | Permalink | TrackbackOct 31, 2011
多摩美芸術祭『植樹マンショー』開催!/くくのちのモリプロジェクト
くくのちのモリプロジェクト主催、多摩美芸祭の植樹マンショーのお知らせです。
■2011年の種子(たね):多摩美芸祭植樹マンショー 日時:2011年11月4日(金) 11:10〜11:40/雨天中止 会場:多摩美術大学 八王子キャンパス 芸祭中央ステージ ※どなたでもご覧いただけます。
IAAとくくのち学舎の恊働で進めているくくのちのモリプロジェクト。 そのなかで、今年の「2011年の種子(たね)」プロジェクトを盛り上げるべく、 多摩美術大学の芸祭初日、中央ステージにあの「植樹マン」がやってきます! 森の精霊・緑の戦士、植樹マンとは木を植え、環境破壊と戦い、地球を守るスーパーヒーロー。 その本物の植樹マンが演じる本格的アクションパフォーマンスが多摩美で見られます。 いつもは子どもたちを主にターゲットに活躍する植樹マンですが、 今回は大学生向け、ちょっとセクシーバージョンをお送りいたします。
多摩美のベリーダンス同好会「ななこぶらくだ」の美女軍団をはじめ、多摩美生も多数出演。 前代未聞の植樹マンをお楽しみに!
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【植樹準備祭のお知らせ】 また、同日午後は翌週に予定している多摩美植樹祭に向けての「準備祭」を行います。 詳しくは、くくのち学舎のHPをご覧下さい。
*くくのちのモリプロジェクト「2011年の種子(たね)」とは 大災害という言葉ではひとくくりにできない様々な思いを胸に、この特別な年に実ったドングリなど 木の実を拾い集め、心を込めて苗木に育て、3年後にたくさんの思いを共有できる「モリ」をつくることを 目指すプロジェクトです。→詳しくはこちらをご覧ください。
*多摩美でのくくのちのモリプロジェクトの活動については、こちらのアーカイヴをご覧下さい。 ・植樹レポート1/・植樹レポート2/・植樹レポート3/・植樹レポート4
Jun 08, 2011
くくのちのモリプロジェクト×IAA/多摩美植樹レポート その4
前回、第3回までお知らせした多摩美での植樹模様。今回は第4回です。
開会式の次は、植える苗の種類をひとつひとつ参加者で紹介するコーナー。 一人ずつ担当の苗木を掲げ、その名前を大きな声で3度呼び、 他の参加者もその声のあとについて唱和していくというもの。
はじめは少し恥ずかしがりながらも、こうしたことで苗木に対する親しみが湧き、 皆気がつけば楽しく木の名前を呼んでいました。
次は、苗木の植え方やマルチング(植えた苗が崩れないようにワラを敷き、 ロープを地面に張って固定する作業)の説明を聞きます。
- ポットを水に浸けた後、苗木をポットから抜きます。強引に抜くと苗を傷つけるので、 優しく土をもみながら出すのがポイント。
- 苗は斜面に対して直角に植えます。 ポットの1.5倍くらいの穴を掘り、底に空気を含ませた土をほっこら入れた上に苗を植えます。 こうすることで、根を張りやすく、育ちやすくなるそう。
3.植樹が済んだら、上から藁をかぶせます。苗が藁で隠れないように注意。
4.マウンド作りの時に周囲にたてておいた竹杭に荒縄を張り、藁を抑えます。 縄の結び方の実演。マウンド作りで用意した縄は、ここで登場するんですね。
そして、いよいよ植樹へ。 作業を始めると、みるみる間に光景が変わっていきます。 今回は植樹地の脇部分は中低木を植え、真ん中に高木を植えます。 森の構造にならって、木の種類にグラデーションがあるようにしておきます。
苗を植え終わったら、次はマルチング。藁束は、進和学園さんが提供してくださったものです。 藁で地面を覆っていき、 縄がけをします。傾斜もあり、力仕事です。
縄をしっかり張り巡らせて、水を撒き、植樹完了です! 縄と藁は、そのまま土に還り、木の養分になります。
最後に、無事に作業が終わったことをことほぐ直会(なおらい)をおこない、 立派な森が育つことを祈り、植樹祭は終了しました。
くくのちのモリプロジェクトが始動してもう1年がたちます。 私たちにとって森とは何か、その精神性とこうした実践を深めながら、 今後も活動を展開していく予定です。
※プロジェクトに興味がある人は、くくのち学舎HP、 くくのちのモリプロジェクトTwitterをご覧ください。
May 23, 2011
くくのちのモリプロジェクト×IAA/多摩美植樹レポート その3
5月7日にマウンド作りをおこなった多摩美での植樹。 翌週14日(土)には天候にも恵まれ、晴れて植樹祭を開催いたしました。
まずは多摩美図書館前に集合後、さっそく植樹場所へ。
この日も駆けつけてくれた進和学園の皆さんを迎え、 一週間の間に雨が降って地面が固くなってしまったので、もう一度軽く掘り起こすことから始めます。
そしてささやかながら、植樹祭の開会式です。 まずは今回多大なご協力をいただいた進和学園、研進の出縄さんに開会のご挨拶を戴きました。 つづいて、くくのちのモリプロジェクトリーダー、長崎さんの開会宣言。
今回はタブの木を主木とする高木・中低木を全部で209株を植樹します。 樹種は、クヌギ、シイ、アラカシなどドングリとしてお馴染みの木をはじめ、 ヤマモモやシャリンバイ、ネズミモチ、ヤマブキなど、多彩な約30種です。
植樹方法は、宮脇昭先生(横浜国立大学名誉教授/国際生態学センター長)の方法、 「宮脇方式」に則っておこないます。(下図参照)
(次回に続く)
May 18, 2011
くくのちのモリプロジェクト×IAA/多摩美植樹レポート その2
くくのちのモリプロジェクト、植樹レポートの第2回。
前回の植樹地の下見をもとに道具をそろえ、 連休終盤の5月7日(土)に、マウンド作りがおこなわれました。
マウンド作りとは、植樹に適するよう土を掘り返して空気をふくませ、柔らかくしておく作業を指します。 当日はあいにくの雨模様でしたが、20名ほどが多摩美に集合。 剣スコップと鍬で、まずは雑草と土を掘り返していきます。
手間と労力のかかる地道な作業ですが、せっせと土を耕していると皆無心に・・・。
しだいに土がほぐされて、ほっこらとしてきました。 こうして掘り返した土にさらに栄養を与えるため、腐葉土と肥料をまぜてすきこみます。 水色の雨具を着ているのは、進和学園さんから手伝いに来てくださった方々。 その他にも、植樹ボランティアの方達も飛び入りで駆けつけてくれ、 植樹初心者のモリプロジェクトメンバーにとっては、心強い助太刀でした。
マウンド作りが一通り終わると、植樹に使う縄を用意します。さて、これは何に使うのでしょう。
作業が終わったら、道具の手入れもして、本日は終了。次はいよいよ植樹です!
くくのちのモリプロジェクト×IAA/多摩美植樹レポート その1
現在、くくのち学舎とIAAの協力のもと進めている「くくのちのモリプロジェクト」。
このプロジェクトは、沖縄県宮古島出身の長崎健一さん(多摩美卒業生)が、 沖縄の「御嶽(ウタキ)」のような、人びとの精神に深く根づく森を日本の本土にも 育てたいと考え、2年前にスタートしました。 当時まだ学生だった長崎さんひとりでの活動から、しだいに輪がひろがり、 くくのち学舎と多摩美をつうじて賛同する仲間も増えてきました。
そして今年5月、2年間植え育ててきた苗をいよいよ植樹することが決まりました。 場所は多摩美のグラウンド裏の斜面です。
今回は連続でその様子をレポートいたします。 ________________
さる4月16日(土)、多摩美の植樹地の土質と植生を見るための下見が行なわれました。 今回の植樹面積は、だいたい60平米。西向きの斜面になっています。
くくのちモリPJでは2年前からどんぐりの種を拾い、ポットに植えて苗を育ててきました。 苗は順調に育っていますが、まだ植樹するにはすこし早い段階。
そこで今回は、同じように苗を育てている、社会福祉法人進和学園さんにも 苗を提供していただき、多摩美で育てた苗とまぜて植えることになりました。
この方が、進和学園の母体、(株)研進代表の出縄さん。 さっそく斜面の具合や、土の様子、植えられている樹木などを見ています。
思いのほか栄養豊富な柔らかい土質とわかり、 「これなら、一度掘り返して空気を含ませれば、問題なく植樹できますよ。」と出縄さん。 松やつつじなど、すでに植えられている木はそのままで、 まずは土を掘り返して、植樹の前準備に入ることになりました。
こちらは多摩美の隅で育てている苗。2年前に種を植えたものです。 いよいよ出番です。
次は、マウンド作りの様子をレポートします。
くくのちモリプロジェクトでは、多摩美術大学八王子キャンパスの一角に森をつくっています。
11月17日に4回目の植樹祭を行います。皆さまのご参加をお待ちしています。
日時:11月17日(土)11:00- ※雨天決行
集合場所:多摩美術大学正門バス停
持ち物:ゴム手袋か軍手、汗を拭くタオルか手ぬぐい、雨天時はレインコートなど。
ご注意:汚れてもよい服装と靴でお越しください。
植樹地は斜面です。滑りにくい靴をご用意ください。
■植樹祭は13:00頃までに終了予定。
引き続き芸術人類学研究所にて直会(なおらい=打ち上げ会)を行います。
こちらにご参加希望の方は必ず、11月10日までにメールにてお知らせください。
直会参加費(軽食代):500円
お申し込み先:kukunochimori@gmail.com