Jun 08, 2011
くくのちのモリプロジェクト×IAA/多摩美植樹レポート その4
ポスト @ 2011/06/08 19:40 | くくのちモリプロジェクト
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前回、第3回までお知らせした多摩美での植樹模様。今回は第4回です。
開会式の次は、植える苗の種類をひとつひとつ参加者で紹介するコーナー。 一人ずつ担当の苗木を掲げ、その名前を大きな声で3度呼び、 他の参加者もその声のあとについて唱和していくというもの。
はじめは少し恥ずかしがりながらも、こうしたことで苗木に対する親しみが湧き、 皆気がつけば楽しく木の名前を呼んでいました。
次は、苗木の植え方やマルチング(植えた苗が崩れないようにワラを敷き、 ロープを地面に張って固定する作業)の説明を聞きます。
3.植樹が済んだら、上から藁をかぶせます。苗が藁で隠れないように注意。
4.マウンド作りの時に周囲にたてておいた竹杭に荒縄を張り、藁を抑えます。 縄の結び方の実演。マウンド作りで用意した縄は、ここで登場するんですね。
そして、いよいよ植樹へ。 作業を始めると、みるみる間に光景が変わっていきます。 今回は植樹地の脇部分は中低木を植え、真ん中に高木を植えます。 森の構造にならって、木の種類にグラデーションがあるようにしておきます。
苗を植え終わったら、次はマルチング。藁束は、進和学園さんが提供してくださったものです。 藁で地面を覆っていき、 縄がけをします。傾斜もあり、力仕事です。
縄をしっかり張り巡らせて、水を撒き、植樹完了です! 縄と藁は、そのまま土に還り、木の養分になります。
最後に、無事に作業が終わったことをことほぐ直会(なおらい)をおこない、 立派な森が育つことを祈り、植樹祭は終了しました。
くくのちのモリプロジェクトが始動してもう1年がたちます。 私たちにとって森とは何か、その精神性とこうした実践を深めながら、 今後も活動を展開していく予定です。
※プロジェクトに興味がある人は、くくのち学舎HP、 くくのちのモリプロジェクトTwitterをご覧ください。