[title] Institute for Art Anthropology INFORMATION

Jan 18, 2013

神楽調査報告会のお知らせ

神楽研究会として昨年度より継続的に行っている神楽調査の報告会を開催します。
今回は、神々に湯を献上し参会者もその湯を浴びることで「生まれ清まり」の意義を持つ、
湯立神楽の系統に属する下記二箇所での神楽調査を取り上げます。
現地での映像も交えながら、講師による報告および参加者との討議を行い、
安藤礼二所員がコメンテイターとして討議に参加します。

1. 遠山霜月神楽調査(長野県飯田市上村下栗地区、程野地区)2012年12月
2. 奥三河・御園の花祭り調査(愛知県北設楽郡東栄町)2012年及び2011年11月

日時:1月24日(木)15:00-18:00
講師:三上敏視特別研究員
コメンテイター:安藤礼二所員
入場料:無料
会場:多摩美術大学八王子キャンパス メディアセンター4階 芸術人類学研究所
会場までのアクセス情報はこちらをご覧ください。
メディアセンターは、以下の地図のKの建物です。
http://www.tamabi.ac.jp/prof/facilities/h_facility.htm

※参加自由・予約不要
※満席の場合は入場をお断りする場合がございます。予めご了承ください。
お問い合わせ先:多摩美術大学芸術人類学研究所
          Tel:042-679-5697



<講師プロフィール>
音楽家、神楽・伝承音楽研究家。多摩美術大学美術学部非常勤講師。1953年愛知県半田市生まれ、武蔵野育ち。93年に別冊宝島EX「アイヌの本」を企画編集。95年より奉納即興演奏グループである細野晴臣&環太平洋モンゴロイドユニットに参加。日本のルーツミュージックとネイティブカルチャーを探していて里神楽に出会い、その多彩さと深さに衝撃を受け、これを広く知ってもらいたいと 01年9月に別冊太陽『お神楽』としてまとめる。その後も辺境の神楽を中心にフィールドワークを続け、 09年10月に単行本『神楽と出会う本』(アルテスパブリッシング)を出版、初の神楽ガイドブックとして各方面から注目を集める。 神楽の国内外公演のコーディネイトも多い。映像を使って神楽を紹介する「神楽ビデオジョッキー」の活動も全国各地で行っている。現在は神楽太鼓の繊細で呪術的な響きを大切にしたモダンルーツ音楽を中心に多様な音楽を制作、ライブ活動も奉納演奏からソロ、ユニット活動まで多岐にわたる。また気功音楽家として『気舞』『香功』などの作品もあり、気功・ヨガ愛好者にBGMとしてひろく使われている。

ポスト @ 2013/01/18 11:28 | お知らせ,研究会,安藤礼二

Trackback

No Trackbacks

Track from Your Website

http://www2.tamabi.ac.jp/cgi-bin/iaa/trackback/tb.php?id=591
(言及リンクのないトラックバックは無視されます)