[title] Institute for Art Anthropology INFORMATION

Feb 25, 2011

港千尋出品、中村冬日キュレーションのブエノスアイレス展覧会

アルゼンチンのブエノスアイレスにおいて、 言葉や文字を主題にした展覧会が来月開催されます。 「時の痕跡、言葉の痕跡」展と題された同展は、 中村冬日IAA特別研究員のキュレーションによるもので、 港千尋所員も出品作家として参加します。

以下展覧会の詳細です。

「時の痕跡、言葉の痕跡」展 会場:Casa de la Cultura, Fondo Nacional de las Artes アルゼンチン国立芸術基金、文化センター Rufino de Elizalde 2831, Buenos Aires

会期:2011年3月1日(火)〜30日(日)

出品作家: 港千尋(写真家)、多摩美術大学教授 湯上久雄(書家) 木村翼沙(書家)

「言葉」を生み出すこと、そして言葉の「痕跡」を残すこと。人間は言葉と共に生きてきた。そして、書かれた「言葉」や「文字」は、数多くの文化において特別なものとして紡がれてきた。

「時の痕跡、言葉の痕跡」展は、言葉がデジタルの波に埋もれていく現代社会において、美術作品を通して「言葉」と「文字」の文化的位置の再考、問いかけを目的として企画された展覧会である。また、言葉とイメージの関係から生まれる多様な表現を模索することも意図している。

文字を書くことは、他の芸術、例えば絵画や彫刻に比べ、自己がもっと直接 的に表れる。書き言葉を持つ社会では、生活の様々な場に言葉や文字はあり、意識しなくとも常に隣あわせに生きている。その当たり前の存在が、どのように芸 術表現として生まれ変わるか。この展覧会では、日本出身の作家3名の作品を通して芸術としての言葉、文字を探る。

アルゼンチンでは未だに触れる機会の少ない日本の現代美術を、写真家・港千尋氏、書家・湯上久雄氏、書家・木村翼沙氏の作品を通して紹介する。

キュレーター: 中村冬日、多摩美術大学 芸術人類学研究所

主催:アルゼンチン国立東洋美術館 助成:国際交流基金、朝日新聞文化財団 協力:在アルゼンチン日本大使館 賛助:アルゼンチン国立芸術基金文化センター、マイモニデス大学

展覧会ブログ: http://mnaobuenosaires.blogspot.com/

ポスト @ 2011/02/25 18:23 | お知らせ

Trackback

No Trackbacks

Track from Your Website

http://www2.tamabi.ac.jp/cgi-bin/iaa/trackback/tb.php?id=397
(言及リンクのないトラックバックは無視されます)