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Apr 02, 2012

港 千尋『縄文に触る』展@SATOSHI KOYAMA GALLERY

港千尋所員の個展が日本橋にて開催中です!

■風景考2 港千尋『縄文に触る』展 会期 2012年3月24日(土)-2012年4月11日(水)    水 18:30-21:00 木・金・土 13:00-18:00    日・月・火・祝日 休み 会場 SATOSHI KOYAMA GALLERY    〒103-0023東京都中央区日本橋本町3-2-12小楼ビル(旧:新みやこビル)501    TEL/FAX 03-3275-9935 E-mail info@satoshikoyamagallery.com    http://tokyo.satoshikoyamagallery.com/ 交通 東京メトロ銀座線「三越前」駅A10出口より徒歩2分    JR総武本線「新日本橋」駅3番出口より徒歩2分    中華料理陳麻家のあるビルの5Fです。

なで、さすり、つかみ、かかえ、もちあげる -5000年の時を超えて蘇る土器・土偶の表情。 本展は5000年前の過去と現在が出会う瞬間をとらえる、港千尋の意欲的な新作です。

八ヶ岳山麓にひろがる縄文中期の遺跡。そこから出土した土器や土偶は通常、展示室のガラス ケースのなかや収蔵庫の奥深くに保存されていますが、本作はそれらをすべて手に持ち、掴み、 抱え、持ち上げるという、これまでになかった方法を通して撮影されました。さらにこれらの 土器が雪に覆われた大地から掘りだされ、バラバラになった断片を繋ぎあわせて復元する過程 に密着し、創造物を再創造する営みを明らかにしています。農地と造成地がひろがる現代の風 景とは、実はすぐそこに潜在する記憶の風景かもしれません。

その縄文が掌のなかで息を吹きかえす、稀有な出会いの瞬間をご高覧いただければと思います。

※本展は、港千尋の新刊となる『掌の縄文』(羽鳥書店)の刊行記念展となります。

ポスト @ 2012/04/02 18:19 | 展覧会情報

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