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今年11月の21世紀文化論、「思考をうながすメディア─『六ヶ所村ラプソディ』から」 に講師として来て下さった映画監督・鎌仲ひとみさんの、新作撮影開始のお知らせが入りました。 映画タイトルは「ミツバチの羽音と地球の回転」(仮題)。
今回の作品のテーマとして、鎌仲さんは「持続可能」という言葉を挙げています。
<『持続可能』という言葉は実に多様な意味を含んでいます。その中でも私がもっとも 大切だと考えるのは自然の法則に逆らわないということです。今回の作品で表現し、 伝えたいと思っているのは普段私たちが見過ごしている自然循環の大きな力です。 それを敵にするのではなく、共に生きるという感覚です。実は、私たちの先人たちが そうやって生きて、1000年も2000年も文化や地域を持続させてきたのです。その生き 方を再発見し、現代のテクノロジーと共に生かしてゆくという課題があります。 それが、私たちの持続可能で安心できる未来のイメージとなるのではないか、という 予感がしています。一方で絶望的とも思える現実を直視しながら、もう一方で今、存在 する可能性と希望をそれがたとえどんなに小さくともあきらめない、そんな眼差しを持っ てこの映画を制作したいと望んでいます。> (鎌仲ひとみ監督 企画・主旨文 「持続可能を求める旅─私たちが切り開く未来のイメージ」よりの抜粋)
作品の公開予定は2009年秋。 2009年春には、映画の取材過程をまとめた「ぶんぶん通信」(DVD)も発売されます。 また、「ミツバチの羽音と地球の回転」製作プロジェクトでは、 製作支援金のお願いも告知しているそうです。 詳しくは、http://888earth.net/を御覧下さい。
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今年11月の21世紀文化論、「思考をうながすメディア─『六ヶ所村ラプソディ』から」 に講師として来て下さった映画監督・鎌仲ひとみさんの、新作撮影開始のお知らせが入りました。 映画タイトルは「ミツバチの羽音と地球の回転」(仮題)。
今回の作品のテーマとして、鎌仲さんは「持続可能」という言葉を挙げています。
<『持続可能』という言葉は実に多様な意味を含んでいます。その中でも私がもっとも 大切だと考えるのは自然の法則に逆らわないということです。今回の作品で表現し、 伝えたいと思っているのは普段私たちが見過ごしている自然循環の大きな力です。 それを敵にするのではなく、共に生きるという感覚です。実は、私たちの先人たちが そうやって生きて、1000年も2000年も文化や地域を持続させてきたのです。その生き 方を再発見し、現代のテクノロジーと共に生かしてゆくという課題があります。 それが、私たちの持続可能で安心できる未来のイメージとなるのではないか、という 予感がしています。一方で絶望的とも思える現実を直視しながら、もう一方で今、存在 する可能性と希望をそれがたとえどんなに小さくともあきらめない、そんな眼差しを持っ てこの映画を制作したいと望んでいます。> (鎌仲ひとみ監督 企画・主旨文 「持続可能を求める旅─私たちが切り開く未来のイメージ」よりの抜粋)
作品の公開予定は2009年秋。 2009年春には、映画の取材過程をまとめた「ぶんぶん通信」(DVD)も発売されます。 また、「ミツバチの羽音と地球の回転」製作プロジェクトでは、 製作支援金のお願いも告知しているそうです。 詳しくは、http://888earth.net/を御覧下さい。