[title] Institute for Art Anthropology INFORMATION

Oct 26, 2011

三上敏視のお神楽ナイト「神楽神歌の世界」

音楽家にして神楽・伝承音楽研究家でもある三上敏視特別研究員の お神楽ナイトvol.10 「神楽神歌の世界」 ビデオジョッキー&ミニライブが、 東京都中野区、東中野ポレポレ坐で開催されます。 (写真は、山口県岩国市行波の神舞から「荘厳」)

■日時:2011年11月9日(水)18:30open / 19:30start ■会場:東中野space&cafeポレポレ坐 中野区東中野4-4-1 ポレポレ坐ビル1F  アクセスは以下のWEBを参照下さい。 http://za.polepoletimes.jp/map/ ■料金:予約2,000円/当日2,300円(+要ワンオーダー) ■予約:03-3227-1405(ポレポレタイムス社)Email : event@polepoletimes.jp

以下は、三上特別研究員による、内容の紹介です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 神楽というと主に舞やお囃子に興味が向かれますが、実は重要な要素として 「神歌」というものがあります。この神歌がなければ神楽ではないと言っても 過言ではないくらいですが、この神歌の歌われ方はまたさまざまです。 古いものには中世から歌われていたものもあり、また江戸時代から歌われていたものが多く、 それが現代まで残っているということは驚くべきことです。 今回は三上が選んだ、個性的で音楽的にも価値があるのに、 今まで知られる機会が少なかった神歌を中心に紹介します。 そしてひとつくらい、神歌を覚えて帰っていただきたいと思っています。 三上敏視 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

三上敏視(みかみ としみ) 音楽家、神楽・伝承音楽研究家。 1953年 愛知県半田市生まれ、武蔵野育ち。 93年に別冊宝島EX「アイヌの本」を企画編集。 95年より奉納即興演奏グループである細野晴臣&環太平洋モンゴロイドユニットに参加。 日本のルーツミュージックとネイティブカルチャーを探していて里神楽に出会い、 その多彩さと深さに衝撃を受け、これを広く知ってもらいたいと 01年9月に別冊太陽『お神楽』としてまとめる。 その後も辺境の神楽を中心にフィールドワークを続け、 09年10月に単行本『神楽と出会う本』(アルテスパブリッシング)を出版、 初の神楽ガイドブックとして各方面から注目を集める。 神楽の国内外公演のコーディネイトも多い。 映像を使って神楽を紹介する「神楽ビデオジョッキー」の活動も全国各地で行っている。 現在は神楽太鼓の繊細で呪術的な響きを大切にしたモダンルーツ音楽を 中心に多様な音楽を制作、ライブ活動も奉納演奏からソロ、ユニット活 動まで多岐にわたる。また気功音楽家として『気舞』『香功』などの作 品もあり、気功・ヨガ愛好者にBGMとしてひろく使われている。 多摩美術大学美術学部芸術学科非常勤講師、 同大芸術人類学研究所(中沢新一所長)特別研究員。

ポスト @ 2011/10/26 15:04 | お知らせ

Trackback

No Trackbacks

Track from Your Website

http://www2.tamabi.ac.jp/cgi-bin/iaa/trackback/tb.php?id=473
(言及リンクのないトラックバックは無視されます)