[title] Institute for Art Anthropology INFORMATION

Tags : お知らせ,展覧会情報

このTagsの登録数:4件 表示 : 1 - 4 / 4

Mar 14, 2013

高橋士郎「自由芸術展」〜レイモン・ルーセルの実験室

「3331 Arts Chiyoda」では3月30日まで造形作家であり多摩美術大学教授、元多摩美術大学学長の高橋士郎氏による展覧会『高橋士郎「自由芸術展」〜レイモン・ルーセルの実験室』が開催されています。 本展覧会では研究所所員 港千尋がキュレーターを務め、会期中3月17日(日)にはフランス文学、美術研究者の岡谷公二氏を招いてのトークイベントも予定されております。是非お出かけください。



高橋士郎「自由芸術展」〜レイモン・ルーセルの実験室
会 期:2013年3月3日(日)〜3月30日(土)12:00-19:00
休場日:火曜日
会 場:3331 Arts Chiyoda 1F Gallery B
入場料:無料
主 催:「自由芸術展」実行委員会
共 催:学校法人 多摩美術大学
協 力:多摩美術大学 情報デザイン学科/アンスティチュ・フランセ東京/Arts Chiyoda

■関連イベント
トークイベント「レイモン・ルーセルをめぐって」
出 演:高橋士郎(本展アーティスト)×岡谷公二氏(フランス文学、美術研究者。ルーセル『アフリカの印象』翻訳者)
モデレーター:港千尋(本展キュレーター)
日 時:2013年3月17日(日)17:00-19:00
会 場:3331 Arts Chiyoda 1F Gallery B
入場無料、予約不要、定員50名

■展覧会図録
高橋士郎「自由芸術展」〜レイモン・ルーセルの実験室〜 港千尋 編著
高橋士郎「ルーセル考:自由芸術の発明」
岡谷公二「レーモン・ルーセルについて」
伊藤俊治「21世紀の自由芸術/想像力の観自在」
久保田晃弘「新'( ルーセル)の印象」
港 千尋「キネティック魂で行こう」
出品作品ほか展示風景、アトリエなど、全撮り下ろし。
http://epublishing.jp/takahashishiroexh/

☆本展お問い合わせ先:自由芸術展」実行委員会 /電話番号:042-679-5634(多摩美術大学 メディア芸術コース研究室)

2013/03/14 18:21 | Art Anthropology,お知らせ,展覧会情報 | Permalink | Trackback

Jan 16, 2012

IAA×MUJI共催展覧会『冬至祭』第3部【つなぐ】開催

有楽町のATELIER MUJIでは、芸術人類学研究所が共催する展覧会『冬至祭』の 第3部【つなぐ】が開催中です。

いとなみをつなぐ 恵みへの願い 新年を迎えても冬の厳しさが残るこの時期は、地中で冬眠していた動植物がしだいに目覚めはじめ、来たる春と夏への繁栄を「つなぐ」時間でもあります。 秋から冬、そして春の再来に向けて、いのしえの時代より連綿と受け継がれてきた「冬至祭」。わたしたちの祖先たちは、刻々と近づく春の躍動をいち早く感じとり、皆で喜びをわかちあい、幸福や豊作、さまざまな願いを新年につなごうとしました。西ヨーロッパなど、北半球の各地で行われてきた生命再生の祝祭「冬至祭」は、そのように自然と共に生きる「恵みへの願い」でもあります。冬至祭の第三部「つなぐ」を通して、ATELIER MUJIはその原点を見つめ直します。自然と人、人と人とのつながりが見えにくくなった現在、わたしたちはこれから、みずからを取りまく物事とどうつながっていくべきなのか。この答えはみなさまと一緒に考えていきたいと思います。 (ATELIER MUJI HPより)

冬至祭 -むすぶ・めぐる・つなぐ- [第3部 つなぐ] 会期: 2012年1月12日(木)−2012年2月14日(火) 場所:無印良品 有楽町店 2F ATELIER MUJI ※入場無料

昨年12月から三部にわたって展開してきた『冬至祭』の最終章を是非ご覧下さい!

2012/01/16 12:25 | お知らせ,展覧会情報 | Permalink | Trackback

Dec 27, 2011

展覧会『石子順造的世界』@府中市美術館

12月10日より、府中市美術館で『石子順造的世界-美術発・マンガ経由・キッチュ行』が開催されています! 本展には芸術人類学研究所が所蔵する丸石神の写真6点が展示されている他、 関連イベントとして中沢新一所長×椹木野衣所員の対談が行われます。

美術評論を主軸としながら「表現」と呼ばれる領域を生活者のレベルから具体的に捉えようと試み、いわゆる「美術」を超えてマンガや演劇、芸能、果ては誰も気にとめない「ガラクタ」の類(たぐ)いにまで論の対象を広げた評論家、石子順造(いしこじゅんぞう)(1928年〜1977年)。 美術館としては例外的にひとりの評論家を取り上げ、きわめて多岐にわたるその視点を紹介するとともに、石子(いしこ)の眼を通じて1960年代から1970年代にかけての、ひいては日本の文化を眺め、見直します。(府中市美術館HPより)

会期:2011年12月10日(土)―2月26日(日) 場所:府中市美術館 休館日:月曜日(1月9日は開館)、12月29日から1月3日まで、1月10日 開館時間:午前10時―午後5時(入場は午後4時半まで) 住所:〒183-0001 東京都府中市浅間町1丁目3番地(都立府中の森公園内) 電話:042-336-3371(代表) 府中市美術館へのアクセスはこちら

観覧料:一般700円(560円)、高校生・大学生350円(280円)、小学生・中学生150円(120円)

関連トークイベント

※いずれも講座室にて、午後2時から開催します。料金無料・事前予約不要です。

●12月23日(金曜日・祝日) * 「21世紀だョ!石子順造」 * 松井茂(まついしげる)(詩人)、粟田大輔(あわただいすけ)(美術批評)、成相肇(なりあいはじめ)(府中市美術館学芸員)

●1月14日(土曜日) * 「石子順造は、キッチュ列車に乗って!」 * 谷川晃一(たにかわこういち)(画家)、上野昴志(うえのこうし)(評論家)

●1月21日(土曜日) * 「アートの消えるところ」 * 中沢新一(なかざわしんいち)(人類学者)、椹木野衣(さわらぎのい)(美術批評家)

●2月19日(日曜日) * 「はぐれ評論家順造派」 * 成相肇(なりあいはじめ)(府中市美術館学芸員)

詳しくは府中市美術館のHPをご覧下さい。

2011/12/27 13:39 | お知らせ,展覧会情報 | Permalink | Trackback

Sep 05, 2008

コラボレーションプロジェクト Homicevalo 完成

芸術人類学研究所と高木正勝氏(IAA客員研究員)とのコラボレーション映像作品 「Homicevalo ホミチェヴァロ」が完成しました。

この作品では、芸術人類学研究所が進めている「人間と動物」の関係を根本から見直す研究プロジェクトの一環として、世界中の神話が語っている「人間と動物の対称的関係」を、実際の映像をつかって表現することが試みられています。

26歳になる白馬ベイヤードと、フランスの曲馬サーカス「ジンガロ」への出演経験もある騎手の大淵靖子さんがプロジェクトに参加、2007年夏の北海道・足寄湖畔にて撮影が行われました。

馬と娘の悲劇的な恋愛を物語る「馬娘婚姻譚」(日本では『オシラサマ』として知られています)を参照しながら、独自の解釈による馬と人間の関係についての新しい神話を映像作品で表現しようとしました。それが人間(ラテン語で "homi")と馬(エスペラント語で"cevalo")の融合をあらわす、Homicevaloという作品タイトルの由来となっています。結果的にほぼ無声映像となった本作品は、かえって観る人を引き込み、それぞれの神話を観る人の心の中に生み出すかのようです。本作品は、今後多摩美術大学内での上映会、映画館での上映等を予定しています。

Homicevalo ホミチェヴァロ
2008年 12分

映像 : 高木正勝 出演 : ベイヤード (堀井厩舎), 大淵靖子 (多摩美術大学芸術人類学研究所) 企画 : 中沢新一, 多摩美術大学芸術人類学研究所, エピファニーワークス 参照 : 馬娘婚姻神話

スタッフ : ベイヤード・カンパニー, 大淵靖子 (多摩美術大学芸術人類学研究所) , 石倉敏明 (多摩美術大学芸術人類学研究所), 金子雅是 (多摩美術大学芸術人類学研究所), 林口砂里 (エピファニーワークス), 津村多恵, 遠藤知美  協力 : 堀井武俊 (堀井厩舎), 堀井博之 (堀井厩舎) 助成 : 財団法人 セゾン文化財団

なお、高木正勝さんの個展「イタコ」は 8/30(土)〜9/27(土)まで白金高輪の山本現代で開催中です。 ぜひご覧下さい。

2008/09/05 21:02 | お知らせ,展覧会情報 | Permalink | Trackback