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石井匠特別研究員の単行本 『縄文土器の文様構造 −縄文人の神話的思考の解明に向けて−』が、 アム・プロモーションが刊行する「未完成考古学叢書」シリーズの第7冊め として刊行されています。
以下、出版社からの内容紹介です: 岡本太郎の縄文土器論を検証すべく、縄文土器文様を立体的な三次元レベル から分析した未踏の分野を新たに開拓した論文。「可視範囲面」、「正面 性」の発見、「螺施構造」への洞察など、これまでに絶えて見ることのなか った縄文土器文様の本質の解明に迫る意欲的な内容である。
また、本書は週刊読書人7月31日号「2009年上半期の収穫」でも 取り上げられました。そこでの鎌田東二氏の評を以下再掲します。 「若手縄文考古学者の博士論文。縄文土器の文様にどのような神話的思考が あるかを解明する。螺旋構造、フレーム、文様の破調などを分析して、 そこに「非対称性」があることを浮き彫りにし、神話と歴史の接合点を 「歴神話」という視点で考察している。」
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石井匠特別研究員の単行本 『縄文土器の文様構造 −縄文人の神話的思考の解明に向けて−』が、 アム・プロモーションが刊行する「未完成考古学叢書」シリーズの第7冊め として刊行されています。
以下、出版社からの内容紹介です: 岡本太郎の縄文土器論を検証すべく、縄文土器文様を立体的な三次元レベル から分析した未踏の分野を新たに開拓した論文。「可視範囲面」、「正面 性」の発見、「螺施構造」への洞察など、これまでに絶えて見ることのなか った縄文土器文様の本質の解明に迫る意欲的な内容である。
また、本書は週刊読書人7月31日号「2009年上半期の収穫」でも 取り上げられました。そこでの鎌田東二氏の評を以下再掲します。 「若手縄文考古学者の博士論文。縄文土器の文様にどのような神話的思考が あるかを解明する。螺旋構造、フレーム、文様の破調などを分析して、 そこに「非対称性」があることを浮き彫りにし、神話と歴史の接合点を 「歴神話」という視点で考察している。」