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Mar 02, 2009
Feb 26, 2009
長谷川祐子 京都建築学生之会シンポジウムに出席
明日2月27日(金)〜3月1日(日)に開催される京都建築学生之会シンポジウムに、長谷川所員が参加いたします。
Diploma×KYOTO'09 京都建築学生之会合同卒業設計展
場所:京都勧業館みやこめっせ 日程:2月27日(金)13:00〜16:00 妹島和世、内藤廣、平田晃久、古谷誠章による公開作品講評会 2月28日(土)13:00〜16:00 五十嵐太郎、石上純也、長谷川祐子、南後由和によるシンポジウム 3月 1日(日)10:00〜13:00 学生によるプレゼンテーション
「京都建築学生之会」は、1989年に京都大学、京都工芸繊維大学、立命館大学、京都造形芸術大学、 京都精華大学、京都府立大学の枠で「京都六大学卒業設計展」として始まりましたが、 現在は枠を取り払い、広く近畿圏で有志を募って進められているそうです。
※京都勧業館みやこめっせ 〒606-8343 京都市左京区岡崎成勝寺町9-1
Feb 23, 2009
映画『おくりびと』アカデミー賞受賞 NHKラジオで中沢新一コメント
映画『おくりびと』のアカデミー賞・外国語映画賞受賞を受けて、本日NHKラジオ第一にて 中沢所長がコメントをします。
放送局:NHKラジオ第一 NHKジャーナル 今夜22:00〜 ※各地の番組周波数はこちらを御覧下さい。
映画『おくりびと』については、昨年、主演を務めた本木雅弘氏と、糸井重里氏、中沢所長の鼎談が 「ほぼ日」にて『メメント・モリ 死を想う』というタイトルで行われ、好評を博しました。
このたびのアカデミー賞のノミネートで、すでにリバイバル上映をしている 映画館もあります。まだ観ていない方はぜひ御覧下さい。
Feb 21, 2009
平出隆詩集がBest Translated Book Award受賞
2月19日、平出隆所員の詩集『胡桃の戦意のために』(日本語・英語バイリンガル版として2008年夏にNew Directions社刊、中保佐和子訳)が、2009 Best Translated Book Awardを受賞しました。
英語面側カバー 日本語面側カバー
Best Translated Book Awardは、米国のロチェスター大学における 国際的な文学交流促進のためのプロジェクトThree Percentが、 当該年に米国内で出版された翻訳作品のうちもっとも優れた原作と 判断したものを選定するユニークな賞です。
ところで、同詩集の詩篇25では、題名ともなった胡桃の木との出会いが、 次のように語られています。
汽車を降りると、出口は北へのひとつしかなかった。酒 屋と乾物屋と米屋くらいがくりかえし並ぶ印象の、線路 沿いの古くおとなしい商店街を抜け、つまりは長い駅舎 をぐるり南へと迂回した。案内の人をえてようやく、私 は憧れの木の前に立つことができるのだった。
実は、ここに登場する「案内の人」とは、若き日の中沢新一所長です。 これは約30年前の80年代初頭、平出所員が甲州の山ふところにある中沢家の 庭の胡桃の木の観察に出掛けた体験がもとになっているようなのです。
Feb 17, 2009
成城大学民俗学研究所シンポジウム・中沢新一出演
中沢所長が、成城大学民俗学研究所主催の公開シンポジウムでコメントします。
「グローカル研究の可能性 −社会的・文化的な対称性の回復に向けて−」 日時:2009年3月9日(月) 13:00〜17:40 場所:成城大学 3号館2階321教室
問い合わせ:成城大学民俗学研究所 グローカル研究センター Tel: 03-3482-1497 e-mail: glocalstudies@seijo.ac.jp ※詳細は成城大学民俗学研究所のサイトをご覧ください。
Feb 12, 2009
ジンガロ BATTUTA 公演 + 対談掲載予告
先日、現在木場公園特設ステージで開催中の「騎馬サーカスZINGARO」 BATTUTA(バトゥータ)公演を拝見してきました。
ジンガロについては、以前BLOGでご紹介したとおり、 白水社から出版されている雑誌『ふらんす』に、 中沢所長はじめ、IAAの執筆陣三人が寄稿しています。
さて今回の公演は、人間が誕生し、成長し、結婚し、出産し、死を迎えるまでの生活が、 すべて疾走する馬のリズムとともに上演されています。その表現の母胎となっているのが、 ジンガロの出発点ともいえる東欧の移動民たちの文化。トランシルヴァニア地方の、目の覚める ようなホーンや弦楽器の調べに合わせて、まさに人馬一体の祝祭劇がくりひろげられます。
この公演にあわせて、なんとジンガロを主宰するバルタバス氏と、中沢新一IAA所長との 対談もおこなわれました。さすが「現代のシャーマン」とも呼ばれるバルタバス氏。 公演会場のテントでも独特の野生的オーラを漲らせ、中沢所長との話も盛り上がりました。
中沢所長は少年時代から東欧の文化に傾倒し、やがて大学院ではポール・ブーイサックの 『サーカス―アクロバットと動物芸の記号論』を翻訳して世に問うています。 サーカス芸術の背後にあるユーラシア精神史の探究を経て、チベット高原に伝わる伝統にたどり着いた 中沢所長の思想は、ユーラシアの騎馬文化を探究し、やがてチベットの「風の馬(ルンタ)」から 東欧の祝祭劇に回帰したバルタバス氏の個人史とも、深いところでつながっているようです。
この対談の模様は3月に発売される集英社の雑誌『すばる』(4月号)に掲載される予定です。 どうぞお楽しみに!
→ジンガロの”BATTUTA”公演は3月26日まで。 アントワーヌ・プーペル氏のジンガロ写真展も、 東京で開催されています。どちらも、ぜひ足をお運びください。
Feb 10, 2009
「刺繍でつづるモン族の物語」展
東京の馬喰町にあるギャラリーART+EATの展示を拝見してきました。 今回の展覧会ではベトナム戦争の頃に、ラオスやベトナムからタイの難民キャンプに逃れてきた モン族(苗族)の見事な刺繍芸術を見ることができます。
古い伝統文化をもつモン族は、文字をもたないために昔から記録手段として 刺繍を用いてきました。モン語のローマ字表記による記述を行うようになった今も、 モン族の子どもたちは幼い頃から針と糸を持ち、色彩鮮やかな刺繍で記憶を紡いでいます。
動物や植物に囲まれた伝統的な暮らし、戦闘機による爆撃、メコン川を泳いで渡る 劇的な情景などが、神話や叙事詩のように見事に描写されています。 また、難民キャンプで製作された民話を題材とする素晴らしい刺繍絵本も展示されていました。
今回の展覧会では 社団法人シャンティ国際ボランティア会 によって輸入されたモン族の手工芸品の販売も行なわれています。
素晴らしい展覧会ですので、ぜひご覧下さい。
「刺繍でつづるモン族の物語」展 期間:2009年2月3日(火)--21日(土) 場所:馬喰町ART+EAT 〒101-0031 東京都千代田区東神田1-2-11 アガタ 竹澤ビル202 TEL/FAX 03-6413-8049 URL http://www.art-eat.com 営業時間:11:00--19:00(日・月・祝日休廊) ※最終日は17:00まで
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大阪の国立国際美術館で開催予定の展覧会、杉本博司『歴史の歴史』展のイヴェントに 中沢所長が出演致します。
■ 杉本博司×中沢新一 対談 ■
日時: 2009年4月25日(土) 14:00〜 場所: 国立国際美術館 (大阪府
定員: 先着130名、入場無料(13:00〜整理券配布) お問い合わせ:〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島4-2-55 tel(06)6447-4680(代) fax(06)6447-4699
杉本博司『歴史の歴史』展は、2009年4月14日(火)〜6月7日(日)に開催されます。
詳細については国立国際美術館のサイトをご覧ください。 携帯サイトはこちら→http://www.nmao.go.jp/m/