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Jun 21, 2010

『空色勾玉』 荻原規子著/中沢新一解説

中沢新一所長が解説を手がけています。

『空色勾玉』 荻原規子著・中沢新一解説 (徳間文庫 2010年6月7日発行 ¥720)

輝の大御神の双子の御子と闇の氏族とが烈しく争う戦乱の世に、闇の巫女姫と生まれながら、光を愛する少女狭也。輝の宮の神殿に縛められ、地底の女神の夢を見ていた、<大蛇の剣>の主、稚羽矢との出会いが、狭也を不思議な運命へと導く……。神々が地上を歩いていた古代の日本<豊葦原>を舞台に絢爛豪華に織り上げられた、日本のファンタジー最大の話題作、待望の文庫化!            (徳間書店HPより)

徳間書店のページはこちらをご覧ください。

2010/06/21 11:45 | 書籍紹介 | Permalink | Trackback

Jun 17, 2010

椹木野衣 新刊 『反 アート 入門』 / 幻冬舎

椹木野衣所員の新刊が出版されました。

『反 アート 入門 』 椹木野衣 著/幻冬舎 刊、¥1,800+税■

【目次】 門の前で 第一の門 アートとはどういうものか 第二の門 アート・イン・アメリカ 第三の門 冷戦後のアート・ワールド 第四の門 貨幣とアート 最後の門 アートの行方 門のあとで あとがき

椹木所員は2007年〜08年にロンドン芸術大学TrAIN客員研究員として英国に滞在。 本書はその期間に書かれた著者初の(反)入門書です。

2010/06/17 19:13 | 書籍紹介 | Permalink | Trackback

May 24, 2010

中沢新一×坂本龍一 新刊『縄文聖地巡礼』

中沢新一所長と坂本龍一氏の共著が出版されます。

『縄文聖地巡礼』(木楽舎) 中沢新一・坂本龍一/著 2010年5月24日出版予定 ¥1,995(税込)

諏訪、若狭・敦賀、奈良・紀伊田辺、鹿児島、青森。 雑誌『ソトコト』に掲載された5回の旅と対談をまとめたものです。

単行本化にあたり、中沢新一「縄文とは何か」と、東京でのエピローグ対談などを所収。 大幅に増補・改訂されています。

2010/05/24 16:52 | 書籍紹介 | Permalink | Trackback

May 14, 2010

折口信夫『死者の書  口ぶえ』 安藤礼二=解説・注解

折口信夫の『死者の書』、『死者の書続篇』、『口ぶえ』が、 安藤礼二所員の解説・注解により一冊に収録されて出版されます。

『死者の書 口ぶえ』 折口信夫=作/注解・解説=安藤礼二 岩波文庫(2010年5月15日発売 本体660円+税) カバー画=『死者の書』初版(青磁社、昭和18年刊)より 【目次】 死者の書 死者の書 続篇 口ぶえ

注解・解説 関連系図 関連地図

「した した した。」雫のつたう暗闇、生と死のあわいに目覚める「死者」。 「おれはまだ、お前を思い続けて居たぞ。」古代世界に題材をとり、 折口信夫(1887-1953)の比類ない言語感覚が織り上げる物語は、読む者の肌近く忍び寄り幻惑する。 同題の未発表草稿「死者の書 続編」、少年の眼差しを瑞瑞しく描く小説第一作「口ぶえ」を併録。 (注・解説=安藤礼二) 岩波書店のサイトより

2010/05/14 13:19 | 書籍紹介 | Permalink | Trackback

Apr 09, 2010

『折口信夫 文芸論集』安藤礼二・編 講談社文芸文庫

安藤所員による編集、『折口信夫 文芸論集』が刊行されます。 『折口信夫 文芸論集』折口信夫著/安藤礼二編 (講談社文芸文庫 2010年4月9日発行)¥1,400(税別) ■目次 はじめに 安藤礼二 1 釈迢空の起源 2 源氏物語論 3 隠者の文学──芭蕉と西鶴 4 短歌・俳句・近代詩 5 近代文学論──逍遥からホームズまで 6 折口信夫の終焉──すさのを詩篇 年譜 著書目録

<内容紹介> 釈迢空の別名を持ち、学者にして詩人、詩人にして学者という生涯を送った折口信夫は、 古代から近代にいたる日本文化を貫く本質をとらえ、詩歌、小説、文学研究、民俗学研究と 他の追随を許さない多岐にわたる業績を残した。 源氏物語、隠者の文学、短歌の滅亡、近代文学など折口が関心を寄せた日本文学の諸相を 多彩な切り口で整理し、批評家としての全体像に迫る画期的評論集。

2010/04/09 18:40 | 書籍紹介 | Permalink | Trackback

Mar 15, 2010

長谷川祐子『女の子のための現代アート入門』(淡交社)

IAA所員であり、東京都現代美術館(以下、MOT)チーフキュレーターでもある長谷川祐子の初単著が、2010年3月14日に淡交社より発売されました。

『女の子のための現代アート入門:MOTコレクションを中心に』(淡交社)

本書は、主に一九五〇年代から二〇一〇年の現在までにつくられた現代アートのなかから選んだ作品をテーマ別に紹介し、ひとつの物語として読者をこの世界へ案内しようとするものです。これは「やさしいアート入門書」とは違って山あり谷あり海ありのハードで楽しい冒険に近い、未知の旅へのお話です。(序文より)

これまで『SPACE FOR YOUR FUTURE』、『ネオ・トロピカリア|ブラジルの創造力』(共にMOT)などの展覧会カタログにおいて、現代アートを中心にした独創的なの調査結果と論文を発表してきた長谷川所員が、ここではMOTのコレクションを軸に、20世紀から21世紀にまたぐ現代アートを丁寧に解説しています。 例えば第一章「時代の顔」では、アンディ・ウォーホルの作品に見られる顔と、クリスチャン・ボルタンスキーの作品に見られる顔を、難解といわれる現代アートを読み解くための入口にしています。

55点に及ぶ作品のカラー図版も必見です!

2010/03/15 16:47 | 長谷川祐子,書籍紹介 | Permalink | Trackback

Feb 01, 2010

夢枕獏×宮崎信也×中沢新一鼎談「快人空海」再録

夢枕獏氏の著書、『沙門空海 唐の国にて鬼と宴す』が文庫版となるにあたって、 中沢新一所長と宮崎信也さんとの鼎談が巻ノ一に再録されました。

『沙門空海 唐の国にて鬼と宴す』(全四巻/徳間書店)巻ノ一 巻末 「鼎談─ 快人空海 中沢新一×宮崎信也×夢枕獏」

■発売日:巻ノ一、巻ノ二 2010年2月5日(金)        巻ノ三、巻ノ四 2010年3月5日(金)

2004年9月、夢枕氏の『沙門空海 唐の国にて鬼と宴す』の完成を記念して、 新宿・紀伊國屋サザンシアターにおいて『空海夜話』が開催されました。 この鼎談は、その第一部におこなわれたものです。 当時は「SF Japan vol.10 2004年冬季号」に掲載され、このたび再録となりました。

この鼎談が行われた前年、中沢所長の『精霊の王』が出版されました。 そのことも関連し、話は日本古層の神々からはじまり、 空海の曼荼羅思想と、その政治的な力まで、三者ならではの視点で軽快に語られています。

2010/02/01 13:54 | 書籍紹介 | Permalink | Trackback