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Feb 24, 2009

『仕事力 紅版』(朝日新聞出版)出版(予告)

2006年11月〜12月に朝日新聞求人欄に掲載された、 中沢所長の仕事についてのインタヴューが『仕事力 紅版』に収録されて、来月6日に出版されます。

インタヴュー記事は、朝日新聞社のサイトでも読むことができます。

『仕事力 紅版』は、白版、青版につづく第3冊目です。 中沢所長のほか、さまざまな分野で活躍する方がそれぞれの視点で「仕事」について 語っておられます。

2009/02/24 13:40 | 書籍紹介 | Permalink | Trackback

Feb 19, 2009

港千尋 新編『第三の眼 デジタル時代の想像力』発売

港所員の著作『第三の眼 デジタル時代の想像力』が新偏となって発売されました。

内容紹介:デジタル・イメージはデッサンや写真とどこがどう異なるのだろうか      テクノロジーの進化によって急激に変化しつつあるイメージの世界を手がかりに      人間の知覚と記憶の変容が生み出すデジタル時代のリアリティを探る。      定価2000円/四六判並製216頁

目次 はじめに 変容する眼差しと記憶 I イメージの知  知識の扉――学ぶことの身体性  透かし小史――潜在するイメージ  デジタル・イメージとは何か――演算ではできないこと  デッサンという旅――観察による創造

II 目撃者たち  見知らぬ乗客のための写真の歴史――群衆の顔  オプトグラムの謎――全域化する監視  スタジアムの眼――キャパシティの権力  日常の考古学――記憶の選択性

III 創造の器官  創造的器官――可塑性と芸術  眼のなかの虹――見るものと見られるものの相互作用  記憶の縫いかた――文化の重層性とダイナミズム  第三の眼――主体が生まれる場

『第三の眼』は2001年に広済堂ライブラリーから出版されています。

2009/02/19 16:23 | 書籍紹介 | Permalink | Trackback

Feb 04, 2009

『ケルトの芸術と文明』 鶴岡真弓・翻訳

鶴岡真弓所員の最新翻訳書の紹介です。

『ケルトの芸術と文明』(創元社) ロイド&ジェニファー・ラング/著  鶴岡真弓/訳 定価(本体3,200円+税)

目次 1章 ケルト文明とケルト美術 2章 ケルト美術の始まり 3章 ヨーロッパ大陸のケルト─ラ・テーヌ美術 4章 島のケルト─鉄器時代のブリテン島とアイルランドの美術 5章 ケルト美術のルネサンス 6章 ケルティック・リヴァイヴァル

212葉(うちカラー22葉)の豊富な図版と丁寧な解説で、ケルトの美術と文明への理解を深められる 一冊です。  →創元社の紹介ページはこちら

2009/02/04 11:37 | 書籍紹介 | Permalink | Trackback

Dec 01, 2008

港千尋所員 新刊『レヴィ=ストロースの庭』

研究所所員・港千尋先生の新刊が現在発売中です。

『レヴィ=ストロースの庭 Les jardins de Lėvi-Strauss』 (NTT出版 定価2,310円)

フランスの人類学者、クロード・レヴィ=ストロースは今年の11月28日で100歳を迎えました。 その節目を記念して出版された写真集です。 レヴィ=ストロース自身にインタビューした文章も掲載されています。

「100歳を迎える知性とともに」、この機にレヴィ=ストロースの著作に親しむのも良いかもしれません。

2008/12/01 16:30 | 書籍紹介 | Permalink | Trackback

Nov 19, 2008

安藤礼二新刊 『光の曼荼羅 日本文学論』が出ます!

研究所所員、安藤礼二先生の新刊が出ます!

『光の曼荼羅 日本文学論』 (講談社) 3,780円(税込み)

「文学の言葉、それは死者たちの言葉である  此処と彼方をつなぐ  文学のもつ力の本質を明らかにする画期的な評論集」(帯より抜粋)

〈目次紹介〉 第1章 宇宙的なるものの系譜 埴谷雄高 『死霊』、                     稲垣足穂 『弥勒』、                     武田泰淳 『司馬遷』、                     江戸川乱歩『陰獣』、                     南方熊楠 『曼荼羅書簡』、                     中井英夫 『虚無への供物』 (ほか、第二章 光の曼荼羅

2008/11/19 18:21 | 書籍紹介 | Permalink | Trackback

Nov 10, 2008

杉浦日向子×中沢新一対談 『ユリイカ』臨時増刊号

杉浦日向子さんという方をご存知でしょうか。

'84年漫画『合葬』でデビューし、『百日紅』など江戸を舞台にした名作をつぎつぎに発表。 '91年に「隠居」して漫画家を引退してからは、NHK『コメディお江戸でござる』の解説として テレビにも出演するなど、江戸風俗研究家、また、エッセイストしても活躍されました。

代表作『百物語』は、一話一話の短さにもかかわらず、 なんとも奥深い世界が広がっていて飽きることがありません。 足かけ八年にわたって『小説新潮』に連載されました。

雑誌『ユリイカ』の10月臨時増刊号は、杉浦日向子特集。 '98年の中沢先生と杉浦さんの対談 『怪談都市、江戸。』が18pにわたって 掲載されています。

2005年に逝去された杉浦さん。 彼女を惜しむ声は、今も絶えません。

2008/11/10 19:13 | 書籍紹介 | Permalink | Trackback

Nov 04, 2008

森繁哉・共著 『東北からの思考』 発刊!

研究所の特別研究員・森繁哉さんの本(入澤美時氏との共著)、 『東北からの思考 地域の再生、日本の再生、そして新たなる協働へ』 がこのたび出版されました。

森さんは、山形県最上郡大蔵村に生まれ、そこを拠点に舞踊・芸術活動を展開されています。 彼の開設した大蔵山〈すすき野シアター〉は研究所ともゆかりの深い場所となっています。

「一つところの風景の再生、場所の再生は、  私たちの全身を揺さぶり、私たちを鼓舞し続け、私たちを充実させ、  私たちを自分の慰安に結びつけていくのです。  だからこそ、私にとっても『風景』なのです。ここは、私の身体の反映の場でもあるのです。  そしてそれは、あらかじめ予測されている場所では決してありません。  予定調和のなかで孕まれる空間ではないのです。  常に動き、葛藤している人びとの生きている現場なのです。」 (本書110pより、一部抜粋)

本書では、森さんと入澤氏の対談を軸に、地域再生とは何かを考えさせられます。

2008/11/04 17:03 | 書籍紹介 | Permalink | Trackback