[title] Institute for Art Anthropology INFORMATION

Tags : お知らせ

このTagsの登録数:250件 表示 : 71 - 77 / 250

Feb 08, 2012

第十四回折口信夫会 折口信夫の在り処

第十四回「折口信夫会」のご案内を申し上げます。  今回は、「折口信夫の在り処」をテーマとします。  著書『小林秀雄の昭和』(思潮社、2010・10)にて第二回鮎川信夫賞〈評論集部門〉受賞し新著『大審問官の政治学』を刊行した神山睦美氏と、安藤礼二氏の対談から、ドストエフスキーの「大審問官」と折口信夫の「マレビト」の重なり合いについて新たに捉えていきたいとの思いです。さらに、来年度の会においては、安藤氏の『折口信夫天皇論集』にも、本格的に向き合うことを試みる予定です。  また、藤井貞和氏の新著『折口信夫古典詩歌論集』が、1月に刊行されました。同書所収の古典詩歌論を軸に、藤井氏と長谷川政春氏の対談により、折口信夫の学問と創作の問題について探ります。  ご参加をお待ちいたしております。

◎日時 2月25日(土) 14時00分より (※参加申込は不要。直接お越し下さい)

◎会場 東京理科大学神楽坂キャンパス 2号館223教室 (東京都新宿区神楽坂1-3)       ▲前回と異なります。下記交通案内または地図のリンクをご参照下さい。 地図はこちら

◎テーマ「折口信夫の在り処」(司会 長谷川政春氏)  イ、神山睦美氏×安藤礼二氏 対談「マレビトと大審問官」  ロ、藤井貞和氏×長谷川政春氏 対談    「『折口信夫古典詩歌論集』をめぐって」

◎交通 飯田橋駅(JR総武線)西口、及び地下鉄各線B3出口から徒歩3分  1.神楽坂を少し上り、花屋と鰻屋「志満金」の間の路地に入るよう左折。  2.直進し、キャンパス内へ。会場(2号館)は右手の二つ目にある建物。

※次回(第十五回)は、5月後半の土曜日に開催(会場未定)。 ※折口信夫にご興味をお持ちの方等、お誘い下さい。

【参考文献―会の予習にお役立てください】  ★神山睦美氏   『大審問官の政治学』(響文社、2011・10)  ★安藤礼二氏   神山睦美+安藤礼二「(鮎川信夫賞インタビュー 2)    善悪の矛盾を受けとめる―小林秀雄と折口信夫―」(「現代詩手帖」2011・6月号)   『折口信夫天皇論集』(講談社(講談社文芸文庫)、2011・5) http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2901234&x=B  ★藤井貞和氏   『折口信夫古典詩歌論集』(岩波書店(岩波文庫)、2012・1) http://www.iwanami.co.jp/hensyu/bun/

【お知らせ】  会誌「折口信夫研究」創刊号(頒価1000円)を、刊行いたしました。  第十四回開催日に、会場にて販売・受付を予定いたしております。  「折口信夫研究」創刊号内容の詳細は、以下をご参照ください。 http://www2.tamabi.ac.jp/cgi-bin/iaa/article.php?id=440

本件問い合わせ先 折口信夫会連絡先:orikuchi★live.jp(★は@に変えてください)

2012/02/08 17:21 | お知らせ,折口信夫,安藤礼二 | Permalink | Trackback

Jan 23, 2012

鶴岡真弓講座 ケルト文化とヨーロッパの都市と遺跡 パリ篇

1月28日(土)に、朝日カルチャーセンター新宿教室において、鶴岡真弓所員による講座が 開講されます。

講座タイトル「ケルト文化とヨーロッパの都市と遺跡 −美と神話を訪ねる 第3回パリ篇」 日時 2012年1月28日 土曜 13:00〜15:00  受講料(税込み) 会員 3,150円   一般 3,780円(入会不要) 場所 新宿住友ビル7階 朝日カルチャーセンター(申し込みは4階受付) 地図はこちらです。

以下の電話、またはインターネットサイトからもお申し込みができます。 03-3344-1941 http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=147431&userflg=0

講座内容の詳細は以下の通りです。  「ケルト」と呼ばれるヨーロッパの基層文化は、16世紀から今日まで、西欧・北欧から東欧にわたる「神話伝説・フォークロア」「美術・デザイン」「考古(もの)・言語(ことば)」などの発生にかかわり、とくに近代では、ヨーロッパ諸国の歴史観や生命観や自然観や季節観までに、大きな影響を与えてきました。それはアイルランドやブルターニュなど現在のケルト文化圏のみならず、実は「フランス」や「イギリス」、「ベルギー」や「ドイツ」「スイス」などの近代国家の成り立ちや、国民主義のシンボルとして、きわめて重要な役割を担ってきたのでした。ケルト系の音楽がヨーロッパ諸都市で演奏されたり、祭が開かれ、独特のデザインが広まっています。「ケルト」が「ヨーロッパの文化や芸術」のベース(基層)であると考えられてきたゆえんです。  この講座では、ダブリン、ロンドン、エジンバラ、パリ、レンヌ、アヴァンシュ(スイス)、ケルン、ハルシュタット、ウィーン、プラハ、ワルシャワ、ザグレブ(クロアチア)などを、シリーズ講座「美と神話を訪ねる ケルト文化とヨーロッパ都市と遺跡」として、旅するように巡り、美術・デザイン・神話・伝説・歴史・考古・文学など、これまでにない多視点から観察していきます。  なお、シリーズ後半では、意外にも「イタリア(ローマ)VSフランス(ガリア=ケルト)」の闘いに運命的かかわるルネサンスの巨匠の絵画や現代の漫画などにも深くかかわっていきます。デザインや歴史・伝説まで、どの扉からでもお入りいただき、「ケルトの世界」の細部を学び、「ヨーロッパ」の深層を発見していきましょう。  第3回目となる今回は、パリ篇です。

テキスト 鶴岡真弓著『ケルト/装飾的思考』ちくま学芸文庫(定価1,400円) 鶴岡真弓・松村一男著『図説 ケルトの歴史―文化・美術・神話をよむ』河出書房新社(定価1,995円)  ※各自お求めください。

2012/01/23 19:13 | お知らせ | Permalink | Trackback

Jan 19, 2012

講座 鶴岡真弓と旧岩崎邸の装飾美を訪ねる

鶴岡真弓所員が同行講師をつとめる「旧岩崎邸の装飾美を訪ねる」が開催されます。

朝日カルチャーセンター 鶴岡真弓先生と歩く「美の巡礼」シリーズ第1回 旧岩崎邸の装飾美を訪ねる  ―建築・内装・庭園のデザインの歴史と魅力を味わう―

 近代日本の洋風建築の粋、旧「岩崎邸」(明治29年)は英国のコンドルが設計した、ジャコビアン様式の装飾がきらめく建築遺産です。洋館と和館ほかがあり庭園デザインは大名庭園を元に洋風の芝から、桜からヒマラヤ杉まで西洋・日本・アジアの世界性を示しています。日本が世界に羽ばたく「夢」が「装飾」の芸術・デザインに託されています。  今回はデコラティヴ・アートの世界を、?古典主義の「唐草」、?中世ゴシック的モチーフ、?金唐革紙の文様、というまたとない細部の実物を前に学んでゆきます。なお時間の余裕がある場合にはお茶の時間も設けて、装飾世界について語り合うことも計画しています。  (■参考文献・鶴岡真弓『「装飾」の美術文明史』(NHK出版)、『装飾する魂』(平凡社))

■日時 2012年1月25日(水)13:00〜15:15 雨天決行 ■集合 東京メトロ千代田線湯島駅湯島天神方面改札口12:45集合 ■受講料 会員 3,885円 一般(入会不要)4,515円  ※入園料400円は各自負担。(65歳以上の方は、年齢を証明できるものをご用意ください) ■各自準備 歩きやすい服装と靴。必要に応じて筆記用具、飲み物をお持ちください。       館内での写真撮影、模写はできません。 ・当日は、和館が工事のため見学できませんので、西洋館と庭を見学します。 ・交通費(電車、バスなど)は各自ご負担いただきます。 ・原則として雨天決行です。但し、天候によりコースを変更する場合があります。 ・撮影の際には無断で個人所有の土地などに立ち入らないようご注意ください。

お申込は朝日カルチャーセンター新宿教室までお電話ください。 03-3344-1941 以下のサイトからもお申込できます。 http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=145982&userflg=0

2012/01/19 15:31 | お知らせ | Permalink | Trackback

Jan 18, 2012

鶴岡真弓 1月20日講演のお知らせ

日本ジュウリーデザイナー協会(JJDA)の主催にて、 鶴岡真弓が仏像と宝石を主題とした講演を行います。

講演タイトル:「祈り」と「魂」のジュエリー −闇から光へ− 日時 : 2012年1月20日(金曜)18時30分〜20時30分 会場 : 東京国際フォーラム(有楽町)G407 定員 : 60名 受講料:一般 3,000円 /学生 1,500円 /JJDA会員 2,500円     事前申込制です。詳細は下記をご参照下さい。

講師による内容紹介: ヨーロッパ起源と思われているジュエリーの様々なデザインは、実はオリエントやアジアの古代に既に完成され、その後東へは仏教を通じて、西へは東方貿易を通じて東西南北に伝わりました。 興福寺阿修羅像がまとうジュエリー(鶴岡真弓著『阿修羅のジュエリー』理論社刊)から説きおこし、ルネサンスの貴婦人を描いたボッティチェッリ、近代アール・ヌーボーのミュシャに到るまで、ユーロ=アジアを往還してきたジュエリーロードのダイナミズムについてお話しいたします。 (鶴岡真弓) 鶴岡所員自筆のイラスト (本記事に掲載した図版2点は、いずれも鶴岡真弓著『阿修羅のジュエリー』(理論社)よりの引用です)

申込方法: 以下の内容をメールまたはfaxで送付下さい。定員になり次第締め切りとなります。 宛先アドレス sec@jjda.or.jp fax番号 03-3523-7346 (電話03-3523-7344)

「祈り」と「魂」のジュエリー −闇から光へ− 参加申込 一般/学生/JJDA正会員/JJDA賛助会員 の区別を記入下さい。 参加者氏名 参加者連絡先(受講証等をお送りしますので、連絡先は必ずご記入下さい)  ご住所、TEL/FAX e-mail

2012/01/18 17:15 | お知らせ | Permalink | Trackback

Jan 16, 2012

IAA×MUJI共催展覧会『冬至祭』第3部【つなぐ】開催

有楽町のATELIER MUJIでは、芸術人類学研究所が共催する展覧会『冬至祭』の 第3部【つなぐ】が開催中です。

いとなみをつなぐ 恵みへの願い 新年を迎えても冬の厳しさが残るこの時期は、地中で冬眠していた動植物がしだいに目覚めはじめ、来たる春と夏への繁栄を「つなぐ」時間でもあります。 秋から冬、そして春の再来に向けて、いのしえの時代より連綿と受け継がれてきた「冬至祭」。わたしたちの祖先たちは、刻々と近づく春の躍動をいち早く感じとり、皆で喜びをわかちあい、幸福や豊作、さまざまな願いを新年につなごうとしました。西ヨーロッパなど、北半球の各地で行われてきた生命再生の祝祭「冬至祭」は、そのように自然と共に生きる「恵みへの願い」でもあります。冬至祭の第三部「つなぐ」を通して、ATELIER MUJIはその原点を見つめ直します。自然と人、人と人とのつながりが見えにくくなった現在、わたしたちはこれから、みずからを取りまく物事とどうつながっていくべきなのか。この答えはみなさまと一緒に考えていきたいと思います。 (ATELIER MUJI HPより)

冬至祭 -むすぶ・めぐる・つなぐ- [第3部 つなぐ] 会期: 2012年1月12日(木)−2012年2月14日(火) 場所:無印良品 有楽町店 2F ATELIER MUJI ※入場無料

昨年12月から三部にわたって展開してきた『冬至祭』の最終章を是非ご覧下さい!

2012/01/16 12:25 | お知らせ,展覧会情報 | Permalink | Trackback

Jan 05, 2012

三上敏視出演「三つ巴モダンルーツセッションライブ」

三上敏視特別研究員が出演する音楽イベント「三つ巴モダンルーツセッションライブ」のお知らせです。 (左からToyToy、ナーグシクヨシミツ、三上敏視)

ルーツミュージックを基盤に多様な音楽を展開している三人が、 それぞれのレパートリーをプレイしてから、予測不能の三つ巴セッションに 突入する実験的ライブの第二回。一回目はたいへん盛り上がり好評だったので 二匹目のドジョウを狙いたいですが、最近ドジョウの評判が悪いので、 初心に戻り海老で鯛を釣ります。(三上敏視)

■ 日時:2012年1月11日(水) 19:00 open /19:30 start ■ 会場:space&caféポレポレ坐 http://za.polepoletimes.jp/ ■ 出演:ToyToy(アイヌ)、ナーグシクヨシミツ(寿/沖縄)、三上敏視(micabox/和人) ■ 料金:予約2,500円/当日3,000円+要ワンドリンクオーダー ■ ご予約・お問合せ:TEL:03-3227-1405(ポレポレタイムス社)  Email:event@polepoletimes.jp

なお、「モダンルーツ」という言葉やこの試みの趣旨について、2010年11月に行われた 第1回めのイベントの際に書かれた三上特別研究員のブログ記事があります。 http://d.hatena.ne.jp/micabox/20101118/p2

出演者プロフィール ★ToyToy(土の魂) 本名 小川 基 1972年生まれ。北海道アイヌ。 幼少期からアイヌ文化の中で育つ。高校卒業後沖縄に移住。 沖縄の人々のアイデンティティに触れ北海道に帰省。

★寿(ことぶき) ナビィ(Vo)ナーグシクヨシミツ(Gu&三線)の男女二人組。 琉球弧の島々で圧制を跳ね返し、歌い継がれる島唄とオリジナル・ソングを歌いライヴ活動にて国内、世界中を飛び回る。 1985年東京にて結成。バンド、ライヴ活動開始。海外はエストニア共和国〜ソビエトTOUR(1991)中国アモイ。 ベトナム・ダナン。フィリピン(1999)。モルジブ諸島。ケニア(2001)。 チリ・サンチャゴ。タヒチ(2002)。ヨルダン・パレスチナ難民キャンプ(2004)。 南インド・コーチン(2006)韓国・仁川(2009)。 国内は沖縄関係、平和、市民運動、学校・教育関係、NGO。人権、環境問題。 各国民族交流、オーガニック&沖縄料理屋などなど年間100〜140本コンサート、 我ったーネット(寿[kotobuki]ネットワーク)を広げ日々全国横断中。  ※2006年末これまでの活動の集大成になる寿[kotobuki]魂ヒストリーブック発表。 2010年は活動25周年を迎える。またナビィはバリダンス活動や執筆、 トークライヴ等、ヨシミツはソロ活動、詩集制作や三線演奏など個々の活動も広がってる。

★三上敏視(みかみとしみ) 音楽家、神楽・伝承音楽研究家。 1953年 愛知県半田市生まれ、武蔵野育ち。 93年に別冊宝島EX「アイヌの本」を企画編集。 95年より奉納即興演奏グループである細野晴臣&環太平洋モンゴロイドユニットに参加。 日本のルーツミュージックとネイティブカルチャーを探していて里神楽に出会い、 その多彩さと深さに衝撃を受け、これを広く知ってもらいたいと 01年9月に別冊太陽『お神楽』としてまとめる。 その後も辺境の神楽を中心にフィールドワークを続け、 09年10月に単行本『神楽と出会う本』(アルテスパブリッシング)を出版、 初の神楽ガイドブックとして各方面から注目を集める。 神楽の国内外公演のコーディネイトも多い。 映像を使って神楽を紹介する「神楽ビデオジョッキー」の活動も全国各地で行っている。 現在は神楽太鼓の繊細で呪術的な響きを大切にしたモダンルーツ音楽を 中心に多様な音楽を制作、ライブ活動も奉納演奏からソロ、ユニット活 動まで多岐にわたる。また気功音楽家として『気舞』『香功』などの作 品もあり、気功・ヨガ愛好者にBGMとしてひろく使われている。 多摩美術大学美術学部非常勤講師、 同大芸術人類学研究所(中沢新一所長)特別研究員。

2012/01/05 18:01 | お知らせ | Permalink | Trackback

Dec 27, 2011

『世界最古の洞窟壁画3D 忘れられた夢の記憶』

ヴェルナー・ヘルツォーク監督によるドキュメンタリー3D映画、 『世界最古の洞窟壁画3D 忘れられた夢の記憶』が公開されます。

オフィシャルサイト 『3DSMAGZINE.COM』

3万2千年前に描かれたショーヴェ洞窟の壁画は、 見るものに圧倒的な質感と全感覚的な刺激を伴って迫ってきます。

「旧石器時代人の描いた洞窟絵画は、三次元+スピリットでできた四次元絵画だ。 3Dがこの映画ではじめて四次元に接触した」 中沢新一(人類学者)

2011/12/27 16:35 | お知らせ,中沢新一 | Permalink | Trackback