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Sep 22, 2010

シンポジウム&展覧会「石子順造と丸石神」

研究所主催のシンポジウム及び展覧会「石子順造と丸石神」を 椹木野衣、本阿弥清、中沢新一の企画にて、開催します。

シンポジウム 日時:10月16日(土曜)14時30分〜17時(開場14時) 会場:四谷ひろば講堂 地図はこちら 定員:300名(先着順・申込不要) 入場料:一般1,000円 友の会会員500円 (シンポジウムの入場券にて、以下の展覧会もご覧いただけます) 出演:椹木野衣(美術批評家、IAA所員)    本阿弥清(都市環境デザイナー/現代美術研究、IAA特別研究員)    中沢新一(人類学者、IAA所長)

また、10月16日(土曜)〜30日(土曜)の会期にて、展覧会を同時に開催します。 会場:四谷ひろば CCAAアートプラザ 開館時間:10時〜18時(入館は17時30分まで) 観覧料:一般500円、中学生以下無料

石子順造(北冬書房提供)

《現代》を切りひらく「丸石神」の声 石子順造を知っていますか?日本を代表する美術批評家で、カストリ雑誌や劇画などの庶民的なマンガ芸術をいち早く評価し、大衆文化に息づく無意識のデザインに愛情を注いだ石子順造。かれは「キッチュ」という言葉で、とてつもなく古い時代から受け継がれた人間の感性と、《現代》という未曽有の時代の交点にあらわれる未来の美学を表現しました。「丸石神」はその石子が最後に到達し、仲間たちの協力を得て精力的に調査した、日本列島の「古層の神」の名前です。 その石子の仲間たちが21世紀に集結し、写真と立体の作品による丸石神の展覧会をおこないます。いまや世界から高く評価される日本のマンガ芸術。庶民の美学からデザインのDNAを受け継ぐ新しいかたちの郊外文化。いまやかつての役割を終え、新しい時代の岐路に立つ現代アートの数々。その光景の先には、石子と仲間たちが愛情を注いだ野生的で、かわいらしい風貌の道祖神=「丸石神」の姿が見えています。会場は東京・四谷に位置するCCAAアートプラザ。かつて小学校の教室だったギャラリーの片隅で、《現代》を切りひらく「丸石の神々」の声にそっと耳を傾けてみてください。

展覧会では、遠山孝之撮影による丸石神の写真と、美術家小池一誠の石による作品を展示します。

小池一誠作品

2010/09/22 20:00 | イベント開催!,シンポジウム開催 | Permalink | Trackback

Oct 27, 2009

シンポジウム「アヌーナ アイルランドを語り、歌う」

研究所と音楽イベント制作を行う株式会社プランクトンとの共催にて、 シンポジウム「アヌーナ アイルランドを語り、歌う」を開催します。

中世のケルト音楽を掘り起こし、現在に甦らせる男女混声グループ「アヌーナ」。 創設者であるダブリンの作曲家マイケル・マクグリンが、ケルト芸術文化研究の鶴岡真弓所員と アイルランドの心を語り、また混声コーラスを披露します。

日時 2009年12月9日(水曜日) 18時〜20時(開場17時) 場所 四谷ひろば講堂(東京都新宿区四谷4-20)    地図はこちらです 主催 多摩美術大学芸術人類学研究所 株式会社プランクトン 協力 くくのち学舎 NPO法人市民の芸術活動推進委員会(CCAA) 入場料 一般2,000円 芸術人類学研究所友の会会員・CCAA会員 1,000円     入場料は当日会場受付でお支払下さい 定員 200名 事前予約制 下記インターネット、またはQRコードで予約を受け付けます。     事前予約をされた方は、専用優待席にご案内します。    当日入場も可能です(一般席へのご案内となります) 申込受付 https://pro.form-mailer.jp/fms/0e39339b5014 プログラム 18時〜19時30分 シンポジウム(90分)         出演:マイケル・マクグリン(アヌーナ)鶴岡真弓(芸術人類学研究所所員)       19時30分〜20時         アカペラによるミニコンサート       *開場17時より、会場でアヌーナのビデオ上映を行います。 お問合せ先 多摩美術大学芸術人類学研究所 担当:金子       E-mail:iaa_info@tamabi.ac.jp

鶴岡真弓所員からのコメント;

 アヌーナは教会聖歌隊のたんなる再現ではない。「ケルトの思想」のように、ヨーロッパ古層のさまざまな知性とスピリットが、いかに溶け合ってきたかを、複雑で多重な人間の声によって実現している。多数の息によって、あらゆる意味での混声、融合、協同、共感を私たちに送り届けている。  日本のように「あらゆるものを接続してきた文化の島」でこそ、彼らの息吹は最も深く聴かれるにふさわしい。

2009/10/27 20:50 | イベント開催!,シンポジウム開催 | Permalink | Trackback