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Oct 30, 2012

記事掲載のお知らせ

10月14日に鶴岡真弓所長と安藤礼二所員が登壇した、静岡市の「三保松原講演会」の記事が静岡新聞に掲載されました。

■ 静岡新聞10/30掲載記事「普遍的価値『文化』化を 富士山構成資産の三保松原」

2012/10/30 14:18 | お知らせ,鶴岡真弓,安藤礼二 | Permalink | Trackback

Oct 01, 2012

鶴岡真弓、安藤礼二「三保松原」講演会

鶴岡真弓所長と安藤礼二所員による講演会のお知らせです。
「富士山の借景都市」である静岡市清水区で、富士山世界文化遺産推薦記念事業の一つとして、「三保松原」を主題とした講演会が開催されます。

■日時:2012年10月14日(日) 13時〜16時

■場所:羽衣ホテル
    静岡市清水区三保1282-1
    電話054-334-1234

■内容:
◇鶴岡真弓「羽衣伝説と天女の衣」
三保松原に伝わる羽衣伝説は、ユーロ=アジア世界の神話とアートに現れる「生命の衣」と響き合っています。
「生命の衣」の導きを探りながら、今日求められている再生の祈りと思想についてお話しします。(鶴岡真弓 談)

◇安藤礼二「三保松原と三島由紀夫」
三島由紀夫の文字通り最後の作品となった『豊饒の海』四部作の最終巻『天人五衰』。三島は、醜悪な現実と甘美な夢を一致させる物語の重要な舞台として、三保松原を選びました。
三島にとって、物語が生まれる始まりの場所にして同時に物語が終わる終焉の場所だったのが三保松原であったと思います。(安藤礼二 談)

■入場無料(要予約 80名)

■お申込方法:
講演会の入場希望者は、往復はがきに1) 希望する講演会名 2) 住所 3) 氏名 4) 年齢 5) 参加人数 を記入し郵送してください。応募者多数の場合は抽選

■宛先・お問い合わせ:
静岡市清水区役所 まちづくり振興課 地域振興担当
電話 054-354-2022
FAX 054-351-4470

2012/10/01 15:35 | お知らせ,鶴岡真弓,安藤礼二 | Permalink | Trackback

Sep 12, 2012

「祝祭の書物 表現のゼロをめぐって」刊行記念トークセッション『批評とは何か』 安藤 礼二 × 佐々木 敦

安藤礼二所員の新著『祝祭の書物 表現のゼロをめぐって』の刊行を記念し、佐々木敦氏とのトークセッションが行われます。

「祝祭の書物 表現のゼロをめぐって」(文藝春秋)刊行記念トークセッション
安藤 礼二 × 佐々木 敦『批評とは何か


■日時:2012年10月20日(土)19時30分 〜
■会場:ジュンク堂書店書店池袋本店 4階カフェにて
■定員 40名(お電話又はご来店にてお申し込み先着順)
■入場料 1000円 (ドリンク付)
■受付 お電話又はご来店(1Fサービスカウンター)にて先着順に受付。
お問い合わせ 池袋本店 TEL03-5956-6111

批評こそが新たな創造である―気鋭の文芸評論家・安藤礼二さんがマラルメの驚異的な書物『ディヴァガシオン』の「重大雑報」に由来する、まったく新たな批評の形を提示した近著『祝祭の書物』。三島由紀夫・大江健三郎・村上春樹というもっとも創造的な現代日本文学の起源に迫る果敢な試みもしています。 本書の刊行を記念し、同時期に「批評時空間」を連載していた『ニッポンの思想』『未知との遭遇』の著者・佐々木敦さんをゲストに迎え、批評の次なる姿をテーマにトークセッションを開催します。時評でも書評でも、論文でも創作でもなく、またいずれの要素も持たざるを得ない批評。二人の批評家がはじめてガチで向かい合う超絶バトル! 文学の現在をめぐる刺激的かつ創造的な一夜をどうぞお楽しみください。

◆講師紹介◆
安藤礼二(あんどう・れいじ)
1967年東京都生まれ。文芸評論家。多摩美術大学美術学部准教授、同芸術人類学研究所所員。2006年、『神々の闘争 折口信夫論』で芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。2009年、『光の曼陀羅 日本文学論』で大江健三郎賞、伊藤整文学賞受賞。主な著書に『霊獣―「死者の書」完結篇』『場所と産霊 近代日本思想史』『たそがれの国』など。編著に『折口信夫文芸論集』『折口信夫天皇論集』『折口信夫芸能論集』の三部作がある。
佐々木敦(ささき・あつし)
1964年生まれ。批評家。HEADZ主宰。映画、音楽、演劇、小説などさまざまな分野を横断する批評を多くの雑誌で行っている。早稲田大学、武蔵野美術大学非常勤講師。映画美学校批評家養成ギブス主任講師。主な著書に『「批評」とは何か?』『ニッポンの思想』『文学拡張マニュアル』『小説家の饒舌』『未知との遭遇』など。『批評時空間』が10月末に新潮社より刊行される。

■イベントに関するお問い合わせ、ご予約は下記へお願いいたします。
ジュンク堂書店池袋本店 TEL 03-5956-6111 東京都豊島区南池袋2-15-5

2012/09/12 12:09 | お知らせ,安藤礼二 | Permalink | Trackback

安藤礼二『祝祭の書物 表現のゼロをめぐって』

安藤礼二所員の新著が9月14日に発刊されます。

書名:『祝祭の書物 表現のゼロをめぐって』
著者:安藤礼二
出版社:文藝春秋
価格:2079円(税込)

「批評こそが新たな創造である
文学は今、危機に直面しているー
マラルメの時代からの問題に、あらゆるジャンルを超えて出ていく言葉で応える。
今ここから、表現の現在・過去・未来をつなぐ果敢な試みが始まる。
複数の表現者たちの諸著作を徹底的に分析し、従来とはまったく異なる、文学表現における一つの系譜を明らかにするー
ステファヌ・マラルメが残した驚異的な書物『ディヴァガシオン』の最後を飾る「重大雑報」に由来する、批評の新しい姿を本書は提示する。
巻末の「表現のゼロ地点へ」では三島由紀夫、大江健三郎、村上春樹という最も創造的な現代日本文学の起源について一つの解答を明確に指し示す。」(本書帯文より)

文藝春秋HP

2012/09/12 12:03 | お知らせ, 安藤礼二 | Permalink | Trackback

May 18, 2012

安藤礼二編『折口信夫芸能論集』

安藤礼二所員の最新編著のご紹介です。

■『折口信夫芸能論集』折口信夫著/安藤礼二編 2012年5月10日発行 講談社文芸文庫 定価1,470円

『文芸論集』『天皇論集』に続く編者安藤礼二によるオリジナル編集折口信夫第三弾は『芸能論集』。 折口による民俗学は芸能を根幹としており、その起源は、沖縄をはじめとした南の島々にあり、さらに信州などの山深い地で洗練され、能や歌舞伎、詩歌へとつながっていく――。 日本の英知・折口信夫の三部作、ここに堂々の完結。(本書カバーより)

マレビトという、折口信夫が創り上げた概念もまた、一年に一度、祝祭をもたらすために共同体を訪れる、神であるとともに人でもあるような存在を指す。一年で最も厳しい季節を迎え、世界がやせ衰え「死」に直面したとき、神であり人であるマレビトが訪れ、時間も空間も生まれ変わり、世界は豊穣な「生」を取り戻す。世界が死に、世界が再生される瞬間、激烈な力が発生し、解放される。(安藤礼二「解説」より)

2012/05/18 16:21 | 書籍紹介,安藤礼二 | Permalink | Trackback

Apr 13, 2012

安藤礼二 新連作評論「折口信夫の起源」

安藤礼二所員の連作評論、第一回が掲載されています。

■雑誌『群像』「折口信夫の起源」 安藤礼二/著 2012年5月号、2012年4月7日発売 定価950円

沈黙期の謎に迫る新資料発見!  新たな角度から折口信夫の全貌を照らす、安藤礼二による画期的論考の第1回です。 (講談社『群像』HPより)

次回は8月号に掲載予定です。

2012/04/13 16:39 | 安藤礼二 | Permalink | Trackback

Feb 08, 2012

第十四回折口信夫会 折口信夫の在り処

第十四回「折口信夫会」のご案内を申し上げます。  今回は、「折口信夫の在り処」をテーマとします。  著書『小林秀雄の昭和』(思潮社、2010・10)にて第二回鮎川信夫賞〈評論集部門〉受賞し新著『大審問官の政治学』を刊行した神山睦美氏と、安藤礼二氏の対談から、ドストエフスキーの「大審問官」と折口信夫の「マレビト」の重なり合いについて新たに捉えていきたいとの思いです。さらに、来年度の会においては、安藤氏の『折口信夫天皇論集』にも、本格的に向き合うことを試みる予定です。  また、藤井貞和氏の新著『折口信夫古典詩歌論集』が、1月に刊行されました。同書所収の古典詩歌論を軸に、藤井氏と長谷川政春氏の対談により、折口信夫の学問と創作の問題について探ります。  ご参加をお待ちいたしております。

◎日時 2月25日(土) 14時00分より (※参加申込は不要。直接お越し下さい)

◎会場 東京理科大学神楽坂キャンパス 2号館223教室 (東京都新宿区神楽坂1-3)       ▲前回と異なります。下記交通案内または地図のリンクをご参照下さい。 地図はこちら

◎テーマ「折口信夫の在り処」(司会 長谷川政春氏)  イ、神山睦美氏×安藤礼二氏 対談「マレビトと大審問官」  ロ、藤井貞和氏×長谷川政春氏 対談    「『折口信夫古典詩歌論集』をめぐって」

◎交通 飯田橋駅(JR総武線)西口、及び地下鉄各線B3出口から徒歩3分  1.神楽坂を少し上り、花屋と鰻屋「志満金」の間の路地に入るよう左折。  2.直進し、キャンパス内へ。会場(2号館)は右手の二つ目にある建物。

※次回(第十五回)は、5月後半の土曜日に開催(会場未定)。 ※折口信夫にご興味をお持ちの方等、お誘い下さい。

【参考文献―会の予習にお役立てください】  ★神山睦美氏   『大審問官の政治学』(響文社、2011・10)  ★安藤礼二氏   神山睦美+安藤礼二「(鮎川信夫賞インタビュー 2)    善悪の矛盾を受けとめる―小林秀雄と折口信夫―」(「現代詩手帖」2011・6月号)   『折口信夫天皇論集』(講談社(講談社文芸文庫)、2011・5) http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2901234&x=B  ★藤井貞和氏   『折口信夫古典詩歌論集』(岩波書店(岩波文庫)、2012・1) http://www.iwanami.co.jp/hensyu/bun/

【お知らせ】  会誌「折口信夫研究」創刊号(頒価1000円)を、刊行いたしました。  第十四回開催日に、会場にて販売・受付を予定いたしております。  「折口信夫研究」創刊号内容の詳細は、以下をご参照ください。 http://www2.tamabi.ac.jp/cgi-bin/iaa/article.php?id=440

本件問い合わせ先 折口信夫会連絡先:orikuchi★live.jp(★は@に変えてください)

2012/02/08 17:21 | お知らせ,折口信夫,安藤礼二 | Permalink | Trackback